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「蝦夷の三絶」ってなんだぁ?

 北海道にはうま~いもんがいっぱいあるのですが、中でも古くから北海 道のうまい絶品の食とされていた三品があります。それが「蝦夷の三絶」 と呼ばれたもの。要するに「北海道三大味覚(三大絶品)」のことです。

 今ではすっかり聞かれなくなったし、その三品でさえわからないという 現状です。でもそういうのがあったということがわかっただけでも、一つ 北海道の歴史を学んだことになりますので。。。

蝦夷の三絶てなに?まず1つ目!

 「蝦夷の三絶」。そう呼んでいたのは江戸・明治時代のころから。当時 は大変珍重されていたそうです。その三品とはいずれも海・水の中の食べ 物で、内地(道外)から来た人に、北海道が誇る食べ物として紹介していた そうです。

 1つ目は道北から「天塩川(てしおがわ)のしじみ貝」。現在も天塩町の 特産品であり、大きさも全国有数だとか(シジミのうちヤマトシジミ)。天 塩川だけでなくパンケ沼でも(というかこちらがメイン)天然シジミが漁獲 されています。

 天塩町は全国に名の知れたシジミ王国です。しじみ祭りを開催するほど で、また、シジミが入ったシジミせんべいもあるのです。が、天塩町産の 天然シジミが減少傾向にあるというのも、これまた事実。

三品のうちあと2つは?

 2つ目は道東から「十勝(とかち)の鮒」。鮒はフナですね。記録があま りないので、詳しいことはわかりませんが、十勝川で釣れるフナが絶品 だったとのことです。

 3つ目は同じく道東から「厚岸(あっけし)の牡蠣」。あのカキですね。 アイヌの時代から食べられており、厚岸の歴史は牡蠣の歴史ともいうこと ができます。かつては牡蠣缶詰工場もあったほどです。そして現在でも厚 岸といえば牡蠣(かきえもん)で有名です。

 以上「蝦夷の三絶」の三品の中で、現在も全国的に名が通っているのは 「厚岸の牡蠣」、そして「天塩のシジミ」。十勝のフナに至っては、残念 だけど、道内の人でも特に若い人だったら、ほとんどの人がそんな名産品 があったことすら知らない・・・でしょうか。現在はほぼ見かけません。

 その後、日本海を中心にニシンブームがおき、北海道の海産物の代表と してニシンが名乗りをあげました。現在では、鮭やカニ、帆立など新鮮で うまい海産物が勢ぞろいしていますし、ジンギスカンや郷土料理もあり、 「北海道三大味覚」を選定するのは至難の業です。
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