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■ししゃもは北海道にしかいない!?
秋の魚といえば?シャケ(鮭)?確かにそうですが、これも忘れてはいけ
ません。「シシャモ」ですよ。シシャモといえばどこを思い浮かべます?
鵡川町でしょうか。毎年秋の時期になると、新聞紙面でシシャモの話題を
取り上げます。北海道らしい海の幸シシャモ(柳葉魚)に迫ります。それ、本当にシシャモですか?
「シシャモ=鵡川」ですが、シシャモは世界に例がなく、北海道にしか いないって知っていましたか?もしかしたら食卓に上がるシシャモはシシ ャモではないかもしれません・・・よ。どういうことかというと、日本で出回っているシシャモの9割が実は輸入 に頼っているのです。しかもそれは、「カラフトシシャモ」という別の種 類の魚なのです。シシャモの漁獲量が少ないからということで代用品です。 残る約1割は北海道産のシシャモ(英名もShishamo)です。以下比較。
●シシャモ
サケ目キュウリウオ科シシャモ属
生息:北海道太平洋岸のみ。海に居るが秋に川に遡上する。
違い:体長12cmでうろこが大きく、カラフトシシャモより丸みあり。
シシャモ市場の1割程度。国産。
お値段:カラフトシシャモの5倍程度か以上。
●カラフトシシャモ
サケ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属
生息:オホーツク海からカナダ北欧など広範に及ぶ海に居る
違い:体長は大きくうろこがないくらい小さい。
シシャモ市場の9割程度。輸入。
お値段:1匹100円を切る。
サケ目キュウリウオ科シシャモ属
生息:北海道太平洋岸のみ。海に居るが秋に川に遡上する。
違い:体長12cmでうろこが大きく、カラフトシシャモより丸みあり。
シシャモ市場の1割程度。国産。
お値段:カラフトシシャモの5倍程度か以上。
●カラフトシシャモ
サケ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属
生息:オホーツク海からカナダ北欧など広範に及ぶ海に居る
違い:体長は大きくうろこがないくらい小さい。
シシャモ市場の9割程度。輸入。
お値段:1匹100円を切る。
シシャモ物語〜アイヌの人も大切にした!
本物のシシャモは北海道珍味です。アイヌの人たちにとっても昔から大 切な食糧でした。漢字で柳葉魚と書きますが、由来としては、アイヌの伝 説「鵡川に柳の葉っぱを流しススハム(柳の葉の魚)になった=神様がくれ た」ということからつけられています。大変珍しいアイヌ語由来の魚。伝説にもある鵡川とは鵡川町を流れる清流です。いわば鵡川町がシシャ モの聖地となっています。豊漁を祈る「シシャモカムイノミ」という儀式 もあります。
現在、シシャモが上る川は、主に以下の7河川だけと言われています。 いずれも太平洋岸ですね。
・胆振管内鵡川(鵡川町)
・日高管内沙流川(さる)(門別町)
・十勝管内十勝川(豊頃町)
・釧路管内茶路川(ちゃろ)庶路川(しょろ)(白糠町(しらぬか))
・釧路市阿寒川(あかん)釧路川
・日高管内沙流川(さる)(門別町)
・十勝管内十勝川(豊頃町)
・釧路管内茶路川(ちゃろ)庶路川(しょろ)(白糠町(しらぬか))
・釧路市阿寒川(あかん)釧路川
シシャモ物語〜シシャモが消えた!?
10月から11月という大変短い漁期です。その間、シシャモは産卵のため に河川を上っていきます。シシャモがとれる漁業地域での秋の風物詩とい えば「シシャモのすだれ干し」です。塩水につけた約10匹をヨシの茎に刺 して一日干すもの、それが集まってノレンのようになる光景は圧巻です。実はかつて、鵡川のシシャモが激減して危機的状況に陥った経緯があり ます。それも比較的最近の話で、乱獲の影響などが原因で1990年にほとん どいなくなってしまったのです。
さぁ大変とばかりに漁業関連者は自主禁漁に踏み切らざるをえませんで した。しかしその努力のかいあって、4年後にはシシャモ漁が復活すること ができ今にいたります、という、道内ではかなり有名なおはなし。
シシャモフィーバー鵡川町!
シシャモ寿司、ししゃも釜飯、ししゃも鍋、ししゃも酒、ししゃも最中、 ししゃもサブレ、ししゃも屶漬、ししゃもあれとぴあin 鵡川や鵡川ししゃ もファミリー駅伝大会というイベント、シシャモパーク、柳葉魚基金、し しゃも太鼓、むかわ柳葉魚を語る会に至るまで、鵡川町はシシャモ一色で す。町の魚にも指定されているほど(1995年)。あ、でも鵡川町だけじゃないですから。たとえば門別町は、ししゃも祭 りが開催されているししゃもの町です。ししゃも漁発祥地&加工販売日本 一とも言われます。
そして、驚くことにシシャモ水揚量で言うと、鵡川町はそれほどずば抜けて多いというわけでもありません。支庁別で言うとトップは全道の約半数(46%)を占める十勝支庁。釧路支庁(34%)とあわせても全道の水揚量の8割が道東ということになります。じゃ、なぜ日高管内や胆振管内鵡川町が有名か・・・。それはシシャモ加工工場が日高地方に集中していることがあげられます。
ということで秋は本当のシシャモを食べてみましょう。ぜひ。オスはあ ぶらがのっていておいしいと評判です。卵が必要なら(!)子持ちシシャモ つまりメスですがね。
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