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急成長中のまちのはなし


 札幌市はもちろん、北海道の主要都市は自立できています。ひとつの目安となるのは大型店があるかないかで、北海道の都市で言えばポスフール(旧サティ)やダイエー、ホーマック、TSUTAYAなどがあるかがひとつの目安。たいてい市は自立していて、周辺町村からの流入で潤っています。

 でもそうでもない市もあります。歌志内市・芦別市・赤平市・砂川市では近くの主要都市である滝川市や旭川市への流出が止まらないようです。大きな買い物するなら隣町で・・・ということです。

 しかしその一方で、町でありながらも近くに市がなく、周辺町村の核として商業的に発展しているところもあります。後志市庁舎のある倶知安町、岩内港の岩内町、古くから栄えた江差町、日高の中心的存在の静内町や浦河町、空港のある根釧台地の中標津町などです。

ベッドタウンとして成長したまち!

 札幌市の周辺は市だらけです。隣町の江別市は人口が増加していますし、石狩市や北広島市は比較的最近、平成に入って町から市へ昇格したばかり。札幌市の都市圏は拡大を続けているといえます。こういったベッドタウンは札幌周辺だけではないようです。

 たとえば道南の函館市近郊でもそういったことが起きています。函館市市街地の海側はもうほとんど埋まっている状況だから、地形から考えても平野部の北へ、西へ、内陸側へ延びるしかない・・・。ということで北の七飯町、西の北斗市上磯はベッドタウンとして急発展。北斗市七重浜においては函館市と隣接、大型商業施設も進出しています。

 帯広市周辺でも同じことが起きています。市街地のすぐ北を流れる十勝川を越えればすぐ音更町。音更町木野地区が始まりますが、ここも大型商業施設が進出してきている地域です。十勝川沿いにニュータウン建設が進みました。音更町は人口4.2万人で、北海道の町の中ではトップの座に君臨。

 一方、同じく帯広市の市街地をすぐ東を流れる札内川を越えるとすぐ幕別町になります。幕別町札内地区が始まりますが、音更町木野と同じ現象が見られ、大型店が多い街です。逆の西側の芽室町もベッドタウンとして成長してきています。別の例では釧路市のとなりにある釧路町も成長してきました。釧路市と釧路町でひとつの市街地を形成している状況です(釧路町市役所のある市街地は別)。

廃線・閉山したまちまちは痛手過ぎる!

 炭鉱の町として知られているのは南空知地区でしょう。夕張市、赤平市、歌志内市といった市は有名どころ。いずれも人口減少に歯止めがきかない状況です。上記の3市に共通しているのは山間部に市街地があるということ。炭鉱なんですから当然ですね。そういうふうに炭鉱の発達ととも鉄道が敷かれ、まちができてきた・・・。しかしいまや炭鉱は閉山、鉄道も廃線。

 歌志内市に関してみれば全国一少ない人口の市といわれるほど落ち込みました。同じ炭鉱がらみでも、炭鉱鉄道輸送の拠点ともなった岩見沢市は、一時の北海道最大の鉄道拠点から衰退したとはいえ、空知の中心としてがんばっています。また札幌市の通勤通学圏であることも幸いしたでしょうか。こうした国道沿いに立地した市、美唄市や砂川市は比較的衝撃は少なかったところです。
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最終更新日:  2008/07/04 18:21
この記事が属するカテゴリ:地理
タグ: 地理 経済
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