
北海道限定の炭酸飲料といえば、代表的なのは言うまでもなく
ガラナ
ですが、忘れてはならない人気炭酸飲料の代表格の一つに、
「リボンナポ
リン」もあります。よく「リボンナポリン」の原料には虫が入っている、
と噂されますが、本当はどうなのでしょうか。今回は「北海道限定リボン
ナポリン」の秘密に迫ります。
リボンナポリンって?
リボンナポリンは、サッポロホールディングスの
サッポロ飲料株式会社
が販売する
北海道限定炭酸飲料です。サイダーなのですが、色はオレンジ
色。サイズはペットボトル500mlと1.5Lのほか缶入りのものもあります。
パッケージは
「Ribbon NAPOLIN」と、オレンジ色に白抜きの文字で書か
れています。シャンパン・オレンジをイメージしているようで、なるほど
炭酸は強めです(オレンジ味はしませんがオレンジ風味です)。道民に根強く支持され続ける、
"不滅(?)の炭酸飲料"です。

一方、似たような製品に
「リボンシトロン」があります。こちらのほう
はサッポロビール(当時の大日本麦酒)が発売し、現在でも全国販売されて
いるロングセラーのレモン風味サイダーで、中身の色は透明です。
「シトロン(現在のリボンシトロン)」は1909年発売、「リボンナポリン」
は1911年発売です。リボンシトロンは、発売当時「シトロン」でしたが、
後に「リボン」を冠されるようになりました。
※補足:リボンという名称は社内募集で決定された。当時の流行であった
リボンをつけ、高級イメージを作り出そうとした。
リボンナポリンといえばオレンジ!
ナポリン。色が同じ事から
ナポリタンと勘違いしてしまったり、ギャグ
でそう言ってみたり。でもそれ正解です。命名の由来は、色が似通ったオ
レンジ色という理由でナポリタンから、さらにそれを縮めて「ナポリン」
となったようです。
「リボンナポリン」の主な原材料名は、
糖類、ラック色素、酸味料、香
料、食塩です。甘い飲み物なのですが、炭酸飲料としては珍しく食塩も使
われていることがわかります。道民は塩分補給として愛飲してきました。
"虫"が使われている?という噂の真相!
道民の間では、ナポリンには虫のエキスが入っているとよく噂されます。
サッポロ飲料公式回答によると、鮮やかなオレンジ色の色素には
「コチニ
ール色素」が使われています。コチニール色素とはなんぞや?というと、
特定のサボテンに寄生している、
中南米原産のカイガラムシ科エンジムシ
から抽出し、製造した天然色素。
ぎくっ!?・・・とお思いでしょうか。しかしコチニール色素という色素
は、FAO(国連食品農業機関)及びWHO(世界保健機関)にて高い安全性が認め
られ、各国で使用が許可されている色素です。
現在では清涼飲料水、菓子類、ハムやソーセージといった食品、口紅、
衣服などで幅広く使われているものなのでご安心を。インカ帝国時代から
使用されているという歴史もあります。ラック色素は、厳密には違います
が同じようなものです。
※補足:もうひとつの北海道限定品。2005年春にはリボンシトロン及び
ナポリンの
ファイターズ応援ボトルが発売されています。こちらももちろ
ん北海道限定。
道内ではスーパー、コンビニなどいたるところでガラナと同様よく見か
ける炭酸飲料「リボンナポリン」。北海道民だけの経験ですので、いっぱ
い飲みましょう。