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■「動詞形容詞その他」〜北海道弁
○○さる
「書かさる」とは「書いてしまう」「書ける」といったような意味。「あ、このボールペンまだ書かさるわ〜(インクがないと思っていた)」「書かさらないわー(書くことができないよ)」といった用法でも使われることがある。応用で「書かさっちゃう」とは、「意思に反して」「わざとではない」「間違って」といったニュアンスがある。道産子はこの「書く」だけにとどまらず、「足ささる(足してしまう)」「押ささる(押してしまう)」「押ささらない(押しても無反応)」「打たさる(打ってしまう)」「見らさる(見てしまう)」なども使う。
はっちゃく
張り切ること。「はっちゃこいて・・・」と使うことが多い。
かじかむ
凍えてしまっている状態。主に「手」にのみ使われる。「手がかじかんだ〜」とは「手が凍えて(しびれて)感覚がない〜」ということ。寒い冬にしか使われない。
はんかくさい
「間が抜けている」「みっともない」というような意味。「おまえはんかくせぇな」と使う。「さ」あたりを強めに言う。
みったくない
「醜い」つまり「美しくない」というような意味。わかりやすく言えば「みっともない」となるだろうか。泣く子どもにしかりつけて「おまえみったくねぇぞ」と使う。
いいふりこく
かっこつけたり、おしゃれする、ぶりっこするという意味。「いいふりこいてー」など、いやみなどいい意味では使われない。
ぺったらこい
平たいこと。ぺっちゃんこみたいな。「ぺったらこー」と聞こえることもある。
ほろう
「雪ほろってから入りなさい」「雪ほろったかい?」というふうに使う。ついた雪をはらう、雪をはらい落とすこと。雪をはらい落とすといっても、屋根の上の雪をほろうなんて使うことはない。ささーっと積もった、服に軽く積もった少量のさらさらの雪に対して言う。このほろうというのは「う」も強く発音するが、「ほろう」単独で使うことはめったにない。「ほろって」が多い。「ろ」を専ら強く言う「ほろー」の「掘ろう」とはちょっと発音が違う。
おだつ
調子に乗ること。「おまえおだってんじゃねーぞ」という感じで。調子に乗ってんじゃねーぞということ。「だ」にアクセントが来る。
おっちゃんこ
「座る」という意味。当然大人に向かっては言わない(バカにしているとしか思えないから)。どちらかというと小さい子供やペットなどに「はい、ここ(に)おっちゃんこ」「おっちゃんこしてね」などと使う。「ちゃ」にアクセントが来る。
おもしい
面白い。「ろ」がない。「おもろいんでないかい?」という用法。
よしかかる
寄りかかること。主に壁に寄りかかる際に使う言葉。「よりかかる」よりも使う。
ちょす
触るとかいじるとか。ちょっと物を動かしてみたら「ちょすな!・・・とにかくじっとしとけ!」とかって怒られたり。他にも人をからかう意味でも使うことがある。
むりくり
「無理やり」ということ。「むりしゃり」とも使うようだがわたしは「むりくり」。
もちょこい、こしょばい
くすぐったいこと。こちょばす。「こしょばしてやれ〜」「こそばい」とも使われる。
まぶす
混ぜるということ。主に料理で使うことが多い。
ごまんと
たくさんあること。数え切れないくらい大量であること。「うわぁ^ごまんとあるべー」と使う。使う人は使うが使わない人は使わない。
ちゃんこい
小さいこと。ちゃんこい子だね〜と使うが、「めんこい」よりもはるかに使用頻度が少ない。
かまどかえす
「破産する」こと。
かまどもつ
結婚生活。「今度かまどもつことになりました〜」という報告はうれしいもの。
ちょべっと
ちょっと。ちょびっとという変化形。ほんの少し、ほんの少量というニュワンスになる。「ほんのちょべっと触っただけだ」と使う。
あっぺ
反対という意味。用法としては「左右反対」ということで「左右あっぺ」。
ごっぺがえした
失敗したという意味。あまり使うことはない。
あめる
腐るということ。みかんが腐ったというような場合に使う。
てっくりかえる
ひっくりかえること。冬の凍った道では転んでよくそういうことが起きるが、雪国ならではの言葉だ。
あっぱくさい
「簡単にできてしまう」こと。一般に使われなくなった。あることをする際に「こんなのちょろいもんでしょ?」といった言い換えもできる。
いっちょうまえ
一人前に・・・ということ。少し「なまいきな〜」という皮肉もこめられている言い方で「このぉ〜いっちょ(ぅ)まえにぃ〜」と言う。
ごもくそ
不平不満を言うこと。「ごもくそ言うんでない!」と起こられた記憶がある人も?
ごんぼほる・だはんこく
だだこねる様子。
たんぱら
短気なこと。
たいした
「いや〜たいした○○だ」と使う。人に使う「たいしたもんだ」ではなく、「たいそうなもの」という場合に使われる。
たごんだ
きれいになっていないごちゃごちゃした様子。布や線など。
まて
または「まてい」。丁寧に事を行っている様子。
こまい
細かいこと。今では「細かい」のほうが使う。
つっぱね
「すっぱね」とも言う。水などがはねること。主に車が泥水をはねていく様子につかわれる。雪解け時はそういう状況が多い。
すがもり
解けた氷や雪で雨漏りをしてしまっていること。暖かくなってきた雪解けの季節に解けている状況で使われる。
あたる
「配られる」という意味の言葉。特に学校でプリントを配るとき「全員あたりましたかぁ〜?」と聞かれるのが常。
あまされる
仲間はずれの意味。
しゃごむ
「しゃがむ」ということ。どちらかというと、「が」だろうが「ご」だろうがどっちでも使うという人のほうが多いかも?「が」と「ご」の中間の発音。
げれっぱ
最下位。ほかに「げっぱ」や「げれ」と使われる地域もある。でも今はほとんど使わない。
ねっぱる
ねばねば納豆など。ねばねばした物体そのものが数少ないが。
ふっつける
くっつけるということ。紙・布や木材などを接着する際にも使う。
えばる
「威張っている」ということ。「なにえばってんの?」というように使う。
はたく
「たたく」という意味。「布団をはたく」などで使う。「背中をはたく」は聞いたことがないが・・・。
けっぱる
がんばるということ。主に「けっぱれ!」つまりがんばれ!ということで使われることが多い。
かまかす
「かき混ぜる」ということ。「かまかして」などと使うほか、「かます」「かまして」などと使うこともある。
まかす
「こぼす」ということ。主に汁物・飲み物をこぼしてしまったときに「まかした」と使う。決して「負かした」ではない。
ひっぺがす
はがすという意味。くっついているものを引き剥がす際に使う。
















