
クリエイティブオフィスキューの社長、鈴井貴之氏の3作目となる監督作品(前2作はman-holeとriver)。北海道でロケが行われ、出演陣も北海道出身が多いこの作品。個人的には鈴井監督作品の3作品の中で最も見ていて面白い、そして入り込みやすく、笑いあり、感動あり、後味の良い映画に仕上がっていると思う。
タイトルの銀のエンゼルとはご存知森永のチョコボールのふたの内側にあるエンゼルマーク(5枚集めると景品と交換)。このエンゼルを実際に集めているのは山口もえ演じる小林明美という女性で、意外と重要な役。
物語は、田舎町のコンビニエンスストア(ローソン)を舞台に展開する。実際のローソンは網走管内斜里町の町外れにある(2007年7月末日を持って閉店した)。その店主・北島昇一(48・小日向=初主演)と進学に悩んでいる女子高生の娘・北島由希(18・佐藤)のすれ違いも描く。大泉洋はどこで出てくるかというと、コンビニに商品を搬送するトラック運転手・六ッ木晴男である。
ほかにも道東、オホーツクの風景が随所に登場する。道内出身の小日向文世、大泉洋のほか、高校の担任に安田顕、温かいバナナが好きな客に佐藤重幸、スナックにいる人に森崎博之、看護士に小橋亜樹といったCUE所属メンバーが出演する。アソシエイトプロデューサーに監督の奥さんが名前を連ねている。
撮影は寒い時期である2003年11月27日にスタートし19日間に及んだ。斜里町、清里町、小清水町、美幌町、旭川市、北見市がロケ地。駅のシーンには釧網本線止別駅をロケ地に使用。2004年2月に映画は完成し、同年10月に公開となった。
※2008年1月15日~2008年2月14日までYahoo!Japan動画で無料で鑑賞することができます。ぜひご覧ください。
映画名:銀のエンゼル
公開:2004年10月30日(北海道先行公開)2004年12月18日(全国)
監督:鈴井貴之
脚本:木田紀生
キャスト:小日向文世、大泉洋、佐藤めぐみ、浅田美代子、山口もえ、峯村リエ、村上ショージ
主題歌:GOING UNDER GROUND「トワイライト」「さえないブルー」
110分