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■日本一短いロープウェー廃止・・・

 日本一短いロープウェーをご存知ですか?それは北海道にありました。「ありました」と今から書くのは、そのロープウェーが本年度(本年度から始まる営業)を持って廃止となってしまうからです。場所は稚内市です。つまり、日本最北のロープウェーでもあるということですよね。地図はこちら(ポイントを示したところがロープウェーの起点山麓駅)。

 稚内市市街地や稚内港を見下ろすような丘に位置する「稚内公園ロープウェー」で、その長さはわずか130.69mです。100m徒競走の距離と比べてみるとわかりやすいでしょうか。本当に短いロープウェーですね。時間にして1分半程度といいますから。これが2006年春にはなくなってしまいます。

▼稚内公園ロープウェーデータ
路線:山麓駅(北門神社)〜山頂駅(稚内公園)
運行開始:1975年7月27日(こどもの国へのため建設)
運行終了:2006年3月31日(利用者減・老朽化のため廃止)
長さ:130.69m(日本最短・日本最北)
高さ:71m
所要時間:1分半
運行間隔:10分
運行期間:4月いっぱい、11月いっぱい、年末年始は運休
台数:2台「タロ号」「ジロ号」
定員:15名
ボディー:下半分が赤色で上半分がクリーム
運賃:大人180円(タダシ往復なら240円)
    小人90円(タダシ往復なら120円)
運営:稚内市

 名前がタロ号とジロ号(南極物語より)ということや、ボディーが小さくて赤くて、日本最短で・・・そんなミニマムでかわいらしい印象をも併せ持つ稚内公園ロープウェー。本当に15人も乗れるのかというほどの小ささ。ぜひ最後の思い出に、乗っておきませんか?

 実は、稚内公園ロープウェー廃止の影響をかなり受ける施設があります。それは日本最北の稚内公園スキー場です。どう影響を受けるかというと、ロープウェーが無くなればお客がほぼゼロになるという影響。冬季間はスキー場まで通じる道路が使えないために、スキー場利用客はロープウェーを使ってスキー場まで行っていました。その唯一の交通手段がなくなるということは?

 稚内公園スキー場も2006年3月に廃止(スキーシーズン終了とともに閉鎖)と決まりました。こちらは日本最北のスキー場として1968年にオープンしました。リフト設置以降利用客が減少しつつあったようで、利用客は市内小中学校・高校のスキー授業で・・・というパターンが多かったようです。来シーズン以降は、1991年オープンの「こまどりスキー場」が日本最北スキー場となります。

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2005/11/29(18:29)

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