独断と偏見で選ぶ気になった道内月間ニューストピックス。
卒業式当日の悲劇、踏切衝突脱線事故
道内各地でも高校の卒業式が行われる3月1日。その早朝に悲劇は起こった。8:20ころ、網走管内美幌町のJR石北線でトレーラーが踏切内で立ち往生。それに網走発北見行1両編成普通列車が衝突。乗客のうち約半数の31人が北見市内の高校に通う高校生で、もちろん卒業式のために通学途中だった。死者はいなかったものの、けがや重軽傷は、1時間半後に救出された運転士を含めて51人にのぼった。トレーラーの運転手は現行犯逮捕、卒業式は開始が遅くなった。
洞爺湖サミット開催最有力
3月7日、北海道知事は洞爺湖サミット誘致を正式に表明した。サミット(主要国首脳会議)は参加国の持ち回り制で開催しており、日本は過去に東京3回、沖縄1回開催したが、2008年度の洞爺湖サミットが現実になれば道内初のサミットとなる。2008年サミットは日本開催が決定しており、すでに関西3府県(大阪府・京都府・兵庫県)、瀬戸内2県(岡山県・香川県)、開港都市(横浜市・新潟市)の3候補が立候補しているが、2001年の事件以来、警備のしやすさの観点から地方都市や保養地・郊外で開催するようになっており、洞爺湖サミットは最も現実的で最有力候補といえる。道としても誘致活動のキーワードとして「コンパクト・サミット」「リトリート(隠れ家のような所)」を用いる予定。温暖化など環境問題と経済、北方領土問題を扱うに適している。会場として洞爺湖を一望する高台に位置する高級ホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」が予定されている。
積丹岳で雪崩・4人死亡
3月18日午後に、後志管内積丹町の積丹岳9合目南斜面付近で、スノーモービルビデオ撮影などを目的にスノーモービルで登山をしていた一行22人のうち、カメラマン2人スノーボーダー3人の5人を除く17人17台を、幅100m長さ400m規模の雪崩が襲った。スノーモービル17台のうち14台が巻き込まれ、4人の男性が死亡(うち3人は当初行方不明、19日午前に遺体収容)、重傷1人という大惨事となった。
道内コープ統合完了
3月21日、生活協同組合コープさっぽろとコープ十勝が合併(十勝を吸収合併)し、道内の生活協同組合コープが1つになった。全国ではコープこうべに次ぐ日本第2位の事業高を誇る生協になった。道内では、札幌の食品スーパー道内最大手、アークスとほぼ同じ事業高である。コープさっぽろは、2006年3月21日に苫小牧の道央市民生協、2006年6月21日には網走管内遠軽町のコープどうとうをも吸収合併しており、2002年と2005年にはすでに道内4大生協で事業提携を結んでいた。こうして、とんとん拍子に道内生協の合併は進み、道内が統一された。
道の駅100箇所達成
3月1日の国土交通省道の駅追加登録により、北海道内の道の駅が100箇所となった。100箇所目の大台に到達したのはもちろん全国都道府県ではじめてのこと。
道内初の国宝6月誕生
3月16日、函館市南茅部町著保内野遺跡(ちょぽないのいせき)から出土した縄文時代後期の土偶を国宝に指定すると答申。この土偶は国内最大級の土偶で41.5cm。国指定重要文化財。2007年6月に国宝に指定されれば、土偶の国宝として2番目、道内初の国宝が誕生する。
初の認定こども園誕生
3月9日に道が道内初の認定こども園を認定した。認定されたのは宗谷管内中頓別町町立保育所で、4月以降は保育所と幼稚園の両方の機能を持つ施設へ移行する。
国内最大級複合ダム完成
上川管内東神楽町に新設された重力式コンクリ-ト&フィル式の複合ダムとしては国内最大級の忠別ダムが3月10日竣工式挙行。正式運用は4月1日からだが、1630億円、1984年着手以来23年かけて計画が進められてきた(ダム本体は1994年~2004年建設)。ダム湖の名前は忠別湖。