独断と偏見で選ぶ気になった道内月間ニューストピックス。
悪党会社ミートホープの牛ミンチ偽装事件
苫小牧市にあるミートホープが、社長や工場長が容認する会社ぐるみで、牛ミンチに豚肉を混入して出荷していたことが6月20日判明。食品衛生法違反の疑いで苫小牧保健所がすぐに立ち入り検査を行った。道警は不正競争防止法違反の疑いや詐欺罪適用の可能性、道は日本農林規格法違反の疑いで事情を聞いている。コープさっぽろが販売しているほか全国でも流通している「COOP牛肉コロッケ」という商品が該当する。加ト吉や生協、スーパーやコンビニではミートホープの原材料を用いた商品の出荷・販売を停止した。ここまでの疑いをまとめてみると以下のようポンポンと出てきた(一部重複あり)。
・「COOP牛肉コロッケ」の牛ミンチ肉偽装
・このミンチに牛以外の鶏・豚・ラム・鴨などを混入
・製品に水を加えて増量していた疑惑
・豚挽き肉原材料に肩ロースや豚の心臓、加熱調理された焼き豚などを使っていた疑惑
・しかも血液を使って着色していた疑惑
・ミンチにパンを混ぜていた疑惑
・鳥インフルエンザ流行時に中国産カモ肉が暴落したので混入してみた疑惑
・鹿肉ジャーキーに羊肉を使用
・苫小牧市・恵庭市・千歳市の学校給食に提供している鶏肉をブラジル産なのに国産と偽っていた疑惑
・牛サガリが一部オーストラリア産やニュージーランド産なのに国産と偽装
・他社の国産鶏肉袋を複製し販売した
・冷凍食品などで賞味期限改ざんの疑惑
・加ト吉から横流しされた冷凍コロッケを賞味期限改ざんの上販売
・売れ残り商品を回収し再利用販売
・古い商品のにおいを処理して流通
・虚偽証明書発行
・食肉の解凍に雨水使用の疑い
北海道加ト吉(赤平市)ではこの流れで工場長が解任された。社長が「消費者も悪い」と発言しており、波紋を呼んでいる。一番の被害者である消費者への予想外の発言に怒りはとまらない。ミートホープ(HOPE=希望)とつける資格がある会社とは到底思えない。社長に逆らえずしたがっていたという従業員(6月25日事業休止に伴い全員解雇)がかわいそうである。さらに、勇気を奮って内部告発した人もいたが、農水省北海道農政事務所をはじめとする行政の見て見ぬふり(放置・無視)という”罪”も大きい。見てて大人として恥ずかしいし、みっともない行為なので、いいかげん責任の擦り付け合いはやめたほうがいい。
詳細コーナー
道内プロスポーツ絶好調
日本ハムファイターズが球団史上初となる14連勝を達成した。2006シーズンの6月から7月にかけて記録した過去最高の11連勝を塗り替えるかと期待されていた6月5日の札幌ドーム・広島戦で2-0と見事に勝利し球団史上初の12連勝。翌日の広島戦でも4-1と勝利し球団史上初の13連勝と、記録をさらに更新。さらに8日のヤクルト戦でも2-0(コールド)で勝利し球団史上初の14連勝を記録した。交流戦では6月23日に日本ハムの初優勝が決定した。
一方、サッカーJ2コンサドーレ札幌も絶好調で、J2リーグ首位をキープ。2位との勝ち点差を約10に広げている。7年ぶりの5連勝を飾った後の2日の試合では、こちらも2-0で勝利、6連勝に連勝も伸ばした。10日にはサガン鳥栖との試合で藤田選手のコンサのJリーグ通算500ゴール目となる記念ゴールをあげて1-0、7連勝。しかし、8連勝がかかったアウェイ愛媛戦では、試合終了までに実質9人VS12人の試合となり、唐紙学志という主審経験6試合目の非常にレベルの低い審判に負けた。どれだけひどい試合だったかは
J\'sGoal!のこちらのページを参照されたし。北海道フットボールクラブがこの件に関して意見書を提出した。とはいえ、ここまで外国人選手の活躍もあり、J1昇格にもこれまで以上に期待がかかる。
全日本3連覇達成の女子アイスホッケーの強豪チーム、釧路市の旧六花亭ベアーズがスポンサー撤退という問題に直面したが、4日、加森観光がメーンスポンサーに決定した。新チーム名称は「加森観光ベアーズ」。
道内初の国宝誕生
国宝ゼロの都道府県のひとつとして知られてきた北海道だが、文化審議会が2007年3月に国宝指定を求めて答申していた中空土偶「茅空(カックウ)」が、2007年6月8日、国宝に指定された。これにより道内の国宝は1となる。この中空土偶は1975年8月24日に函館市の旧南茅部町字尾札部の著保内野(ちょぼないの)遺跡でほぼ完全な姿で発見されたもの。小坂アエさんが農作業中に偶然見つけたという。縄文時代後期のものとみられ、全長約41.5cm、幅約20cm、重量1745gで、中空土偶(空洞の土偶)として現存国内最大。1979年6月6日に国指定重要文化財となった。南茅部町が函館市と合併したため、現在函館市が所有している。
ポスフールVS名寄市
ポスフールと名寄市が対決している。ポスフールとしては名寄市内徳田地区への出店、2008年4月のオープンを希望しているが、名寄市としては、市内中心部の商店街への影響を懸念しており、出店をなんとしても阻止しようと躍起になっている。建設予定地への大型商業施設進出に規制をかける市特別用途地区建築条例案を5月31日に提案、6月20日に市議会特別委員会で可決、6月21日定例市議会で賛成多数で可決。ただ、名寄市からすでに農地開発行為許可を受けているポスフールは出店強行の方針で、条例施行される1ヵ月後の7月21日前に着工する可能性もあり、緊迫した状況だ。
コムスン問題は道内でも
訪問介護の大手企業コムスンが事業所指定打ち切り処分となったが、道内でも影響が出ている。特に地域で唯一の訪問介護となっていた場所では衝撃的な事件である。利尻島の利尻富士町では2005年12月から訪問介護をコムスンに全面委託しており、町民の不安は大きい。
北見市内断水
6月23日、北見市内北見や端野地区で断水、5万9千戸に影響が出、北見史上最大の断水被害となった。広郷浄水場は常呂川から取水しているが、その水が豪雨でにごり、それが浄水場に流入してしまったためと思われる。市では対策本部を設置し、市内19箇所での給水を行った。臨時休校もあったが、25日完全復旧。
北方領土にロシア外相が史上初の視察
4月ロシア連邦第一副首相北方領土択捉島視察に引き続き、ロシア連邦外相として初めて、3日に北方領土に訪問があった。国後島・色丹島・歯舞諸島水晶島を視察。