独断と偏見で選ぶ気になった道内月間ニューストピックス。
暴風雪
2月23、24日は道内各地を暴風雪が襲った。風速は30.4mを記録した釧路市、29.3mを記録した苫小牧市、27.5mを記録した岩見沢市などが最大。網走管内大空町で72cmの降雪、札幌市でも1m近く積雪があった。強風+降雪のため吹き溜まりによる影響があった。これにより、胆振管内豊浦町で立ち往生した車から遺体が見つかり、1人の死亡が確認された。道央では主要幹線道路が使い物にならなくなり、交通網が寸断された。道内では道央自動車道を含め88路線・106区間で全面あるいは一部区間通行止めが発生した。たとえば岩見沢~新篠津間の道道では吹き溜まりの影響で通行中の車約50台が立ち往生し23日夜中から通行止めに。国道274号線では長沼町で100台以上が埋まり、最大15時間立ち往生。千歳市長都の市道でも約100台立ち往生。こうした道路では救急車も除雪車の先導でも通常の数倍以上の所要時間を要して現地に到着する事態のため、雪上車が活用された。23、24両日、新千歳空港では23日の136便欠航など、100便以上ずつ欠航、フェリーも欠航し、JR北海道では特急63本を含む673本が運休した。イベントがらみでは、胆振管内壮瞥町の第20回昭和新山国際雪合戦が急遽史上初の中止に。また、夕張市の国際学生映画祭でも影響が出た。北海道大学をはじめとする国公立大学入試は、当初25日からだったが延期された。
北海道産の雪だるまがブラジルへ旅行
2008年は日本ブラジル移民100周年である。それにちなみ、胆振管内安平町からブラジルサンパウロ・ブラジル北海道協会へ雪だるまを贈ろうというプロジェクトが進行していた。製作したのは雪ダルマプロジェクトチームで、1月16日・17日で製作した。18日に新千歳空港を旅立ち、2月10日までに無事現地に到着・公開された。スペックは雪だるま(大)が全長2m、重量1.3t、雪だるま(小)が全長45cm、重量4kg。空輸で送料合計約300万円とされる。
航空・交通のニュース相次ぐ
新千歳空港で、2月16日午前に航空機同士の衝突事故が発生する恐れがあったとして、取調べが行われた。着陸したばかりの日本航空2503がまだ滑走路上にいるのに、日本航空502が同じ滑走路で離陸しようとした。副操縦士が管制官の指示を離陸許可が出たものと誤解して離陸体制に入った。時速100km以上加速し500m進んだが、停止を命じられて事なきを得た。当時の気象は降雪があり滑走路一本での離着陸をしており、視界も悪かった。同じ新千歳空港ビルでは2月13日に工事中にガス管を破壊させ、ターミナルビル内の多くの店舗で営業ストップするというトラブルもあった。同日午後に全面復旧した。
JR江差線ではレール破断が判明した。2月20日午前に札苅駅~木古内駅間でレールの約2cmの破断が見つかったが、JR北海道では2007年12月に千歳線で2度あって以来3回目という頻度である。レール表面だけを修理し内部の傷を放置したことによる。