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北海道冬生活リポート > このページ
■これが雪の妖精「ユキムシ」!
雪の妖精ユキムシ?なんだそりゃ?と思っているあなた。ぜひともこのページを読んでください。そして知ってください。ちなみに、写真に撮ることができない、というか小さすぎてうまく写せなかったので、写真はありません・・・^^ユキムシ、つまり「雪虫」は北海道民にとってはなじみの深い「妖精」です。雪の季節ととても関係が深いものといえます。私はここで「妖精」と書きました。そう、雪の知らせを伝える妖精なのです。
北海道民はこのユキムシの発生で、雪の降る季節を知ります。そして冬の季節の到来を改めて実感するのです。北海道民の生活にとって、このユキムシは当たり前のものとみなされ、また、邪魔者扱いされてしまっているのも事実です。しかしその一方で、そのロマンチックさが非常に親しまれている「冬の風物詩」といえます。
ゆきむしってなに?
さて、このユキムシ、いったいなんだべ?といいますと、はっきりいって「虫」です。おなかのところに白い綿のようなふわふわをつけて飛んでいます。実はこれ、アブラムシの仲間です。タマワタムシ科に属するアブラムシはすべて「ユキムシ」と呼ばれます。中でも大きい一般的な種類は「トドノネオオワタムシ」と呼ばれます。大きな白いふわふわをつけて優雅に飛行しているようにも見えます。そんなムシですが、北海道民はワタムシともアブラムシとも言いません。ユキムシという愛称で親しまれています。
ユキムシと呼ぶのは一時期、つまり飛んでいるときだけ。トドマツの木からヤチダモの木に移動飛行する時。トドマツにいるのは6月から10月まで。根っこの液で生活します。そして幾世代も生まれるようですが、最後の世代のものが、「ユキムシ」となって、ヤチダモの木に移動します。卵からかえるとトドマツに移動〜。そういうサイクルを繰り返しています。
ちなみに・・・ユキムシにも幾つか種類があって、白いふわふわがない、あるいは少ないように見えるものもあります。たとえば「ケヤキフシアブラムシ」は、市街地で多く見られるもの。目指す樹木も違って、ササからケヤキの木に移動していきます。まぁ言うなれば普通の小さい黒い虫ですが。
実はかわいそうな存在
最初に北海道の冬を経験した人は、ユキムシの到来を「あー!雪だ!」と大喜びしますが、初雪前であれば「雪」ではなく「ユキムシ」の可能性もあります。本当に雪のように、ふわふわと飛び回ります。それも大量に。これでは雪と思われても不思議ではありません。でも、よく見てください。黒い点がついているのがわかるでしょう。白いふわふわをつけているとはいえ、これは雪ではなくまぎれもなく虫です。しかし、このユキムシ、実はかわいそうな一面もあるのです。ヤチダモの木に移動している最中に、どこか別の場所に付着してしまい、べた〜と白いふわふわがついてしまうと、そこでそのユキムシの生涯は終わりです。たとえば、車の窓ガラスにべたっとくっついてしまってもそこでおしまいです。もっとも、その前にワイパーが作動してしまう場合もあるでしょうか。とにかく哀れです。
ユキムシ大量発生中に自転車で走行する場合は特に注意してください。まだ雪が降ってないから安心とばかりに思いっきり自転車を走らせると、あるときふと服を見るとユキムシがたくさんくっついているときがあります。普通に手でほろおう(はらおう)とするとつぶれます。白い妖精がつぶれて服に白い筋となって残ります。また、鼻で大きく息をしないで下さい。口をあけながら運転しないで下さい。口の中に入ります。食べたい人は別ですが(笑)。
ユキムシと上手に付き合う方法(笑)・・・それはゆっくり歩くこと。普通に歩いたり自転車、バイクなど速いスピードでは、ユキムシが大量についてしまうことになります。ゆっくり歩いても、いくらか着くかもしれませんが、でも数は減らせます。服についてしまったら、はやめにふーっと吹いてあげるといいかと。
「冬北海道」!流氷、荒れる海、白鳥など、北海道の冬を写真に収めました。













