羊ヶ丘展望台

紹介とアクセス
少年よ、大志を抱け!という明言を語ったクラーク博士の像がシンボルの札幌市、いや北海道の代表的観光名所。札幌市街地を見下ろし、一番近いところには札幌ドーム「HIROBA」が見える。すぐそばで羊たちが草をはむ。なだらかな丘の上にある羊ヶ丘展望台は、見所がいっぱいである。この羊ヶ丘展望台近辺は札幌市街地でありながら牧歌的風景を楽しめる唯一の場所である。近くの道路にはポプラ並木もあり、札幌らしい風景でもある。この一帯はもともと農林水産省の北海道農業試験場(旧月寒種羊場)であり、現在でも宅地化がなされず自然が残され続けている。現在の名称は、独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構「北海道農業研究センター」。
羊ヶ丘展望台は1959年、この農業試験場の一角にオープンした観光施設が前身である。開設当初はクラーク博士の銅像などはなかったが、次第に増えてきた。展望台内各施設は密集しており、長く歩いていくことはない。2007年8月9日には来場者数通算2500万人に到達した、今や大人気スポットである。
羊ヶ丘展望台入口は、道道82号線の急カーブからすぐ入場ゲートが見えるのでわかりやすい。自家用車であろうと路線バスであろうとゲートで入場料を払う。少し丘を登ると、駐車場に到着する。道道からは展望台を見ることはできない。入場ゲートの道道をはさんだ向かい側には中央バスの福住3条9丁目バス停広場がある。
他にも、夏の7月には、2003年に第1回開催して以来毎年開催している「羊ヶ丘夏祭り」もある。3日間開かれ、産直販売、ミニビアガーデン、お子様向けのイベントもある。ラベンダー畑もあるため、7月に調整していく計画を立てたいもの。また、春のGWには、羊の毛刈りの実演も行われる。
丘の上のクラーク像
シンボル的存在のクラーク博士の像「丘の上のクラーク」は、北海道大学創設100年とアメリカ建国200年祭にあわせて1976年に建立された像。いまや札幌市になくてはならない観光資源となった。茶色の銅像は、右手を水平に伸ばしたポーズをしており、連日押し寄せる観光客は、その前で同じポーズをして記念撮影をしたりする。台座の上部には、「Boys Be Ambitios」と書かれている。また、100円を払えば、1枚の大志の誓いという用紙に、夢や希望などを書いて保管してもらえる。100円はその保管料となる。書いた用紙は、銅像台座にある投函口に入れるが、札幌観光協会が永久保存し、将来再訪したときに係員が当時書いた大志の誓い用紙を見せてくれることになっている。書くことは、名前と在住都道府県などと、訪問日(天候含む)、一言。さらに、2005年7月25日には「クラーク博士説明碑」も建立された。
クラーク博士の銅像のそばには、1991年6月6日につくられた「裕次郎記念碑」もある。「恋の町札幌」の譜面と歌詞の碑の上両端には、故石原裕次郎と作曲家の故浜口庫之助の小さな像がひょこっと顔を出している。
「北海道日本ハムファイターズ誕生記念碑」もある。これは2004年6月4日に登場し、日本ハムファイターズが札幌移転後初の開幕戦にベンチ入りした選手28名、監督、コーチ9名、合計37名の手形及びサインのレリーフが並ぶレンガ造りの記念碑。
ショップとウェディングパレス
ここでは、羊ヶ丘展望台園内の雪まつり資料館などの諸施設をも扱う。展望台にはほかに、おしゃれな赤い屋根の三階建てレストラン「羊ヶ丘レストハウス」(夏季10:00-20:00・冬季10:00-17:00・ラストオーダーは30分前)、アイスクリームなどを販売するテイクアウトコーナーと軽食場所、土産等の売店がある「オーストリア館」(夏季8:20-19:30・冬季9:00-17:00)がある。オーストリア館内1階には、おもしろ写真館( http://www.kankou.ne.jp/omoshiro/ )があり、記念写真をそのまま切手に使える そのまんま切手などが販売されているので、記念にいかが。きれいに整備されたシンメトリー状の庭を正面にもつ、白い建物で赤い屋根が特徴の「ウェディングパレス」もある。羊ヶ丘展望台の諸施設の中でも特に大きな建物である。1階や2階は特に観覧する必要がないが、3階の屋上も自由に行くことができ、札幌の山々も眺望できる。ここもオススメの場所である。
雪まつり資料館
「雪まつり資料館」。夏季(5~9月)8:00-20:00、冬季(10~4月)9:00-17:00。ここもせっかく入場したのだから行っておきたい施設。羊ヶ丘展望台入場料を払っていれば(というか払わないと行けないのだが)無料で入場できる。1950年からスタートしたさっぽろ雪まつりの歴史を見ることができる、2階建ての旧結婚式場を用いた、白い外観の資料館。クラーク博士像付近にあり、そんなに広い場所ではないが、第1回からの写真・ポスター・パンフレット類はもちろん、木材と粘土で精巧に作られた雪像模型、雪まつりグッズ販売、教会のようなつくりの2階にはビデオ上映もあり、雪まつりが大好きな方なら絶対行っておきたい。
雪まつり資料館なので、雪まつり資料だけかと思いきや、1972年の第11回冬季オリンピック札幌大会の関係資料も展示されているから必見である。全600もの資料が満載である。資料館に向かって左となりには、旧北一条教会をモデルにしたクラークチャペルもあり、ここではミニ結婚式やミニコンサートが行われることがある。
羊ヶ丘温泉ほっと足湯
足湯もある。2005年12月10日オープンの「羊ヶ丘温泉ほっと足湯」で、夏季は9:00-19:00、冬季は10:00-16:00に、無料で利用できる。小さな建物の中にあり、最大12名が足湯に入ることができる。エコ事業でできており、北海道のほたての貝殻の抗菌作用を利用した循環濾過沸かし湯(40度)、カラマツやとど松を利用したユニット(2×1m)である。ここの足湯の特徴は、道内各地の温泉地の実際の温泉を持ってきているということ。2007年6月から月別に定期的に入れ替えている(各月中旬に2度目の入れ替えがある)。タオルを忘れてもタオル自販機があるので便利。
| 定番度 | ★★★★★ |
| オススメ度 | ★★★★ |
| 住所 | 札幌市豊平区羊ヶ丘1番地 |
| アクセス | 札幌駅から中央バス[89]で、または福住駅から中央バス [福84]で終点の羊ヶ丘展望台下車(10分)。札幌駅前発着のバスは、 一部が羊ヶ丘展望台入口にある福住3条9丁目バス停発着となる。 また、札幌駅前発着のバス路線は冬季運休があるので注意が必要。 中央バスで羊ヶ丘展望台へ入場するときは、展望台入口のゲート で一旦停止後、係員が乗り込んできて、入場料を徴収するシステ ムである。 |
| 訪問最適時期 | 通年。 |
| 営業日/時間 | 年中無休、10~4月(冬季)9:00-17:00、夏季8:00-20:00。 |
| 滞在時間(目安) | 1時間~。 |
| 必要経費 | 大人500円、小中学生300円、小学生未満や身体障害者手帳・札幌市敬老手帳などお持ちであれば無料、30名以上で団体割引あり。 |
| 駐車場 | 150台収容、バス15台。 |
| 公式サイト | 羊ヶ丘展望台 |




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