
| 定番度 | ★★★ |
| オススメ度 | ★★★★ |
| 住所 | 美唄市西美唄町大曲3区 [地図リンク] |
| アクセス | 岩見沢方面から国道12号線で美唄市峰延市街地、T字路交差点(看板あり)左折し道道月形峰延線を約13km先を看板にしたがって右折。 |
| 訪問最適時期 | 春4月中旬~5月上旬、秋9月下旬~10月中旬。 |
| 営業日/時間 | 通年(水鳥・湿地センターは9:00~17:00、定休日あり後述)。 |
| 滞在時間(目安) | 30分~。 |
| 必要経費 | なし。 |
| 駐車場 | 無料あり。 |
| 公式サイト | 美唄市公式サイト内 |
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宮島沼(みやじまぬま)は美唄市西端にある淡水湖である。そのすぐ西側500mには南北に石狩川が通っており、その石狩川の氾濫による洪水、雨水などの原因によって形成されたと考えられている、石狩泥炭地帯にある湖沼である。面積約30ヘクタール、周囲2.7km、水深は最大2.4m、平均で86cm。沼の水は雨と雪、石狩川から人工的に引き込まれた水によって維持されており、周辺水稲農家の灌漑用水としての活用もある。沼の名前は、明治時代の開墾者、宮島佐次郎氏の名前に由来する。
マガンの国内最大・最北の中継地
この宮島沼は全国的に有名な
渡り鳥の中継地として知られる。やってくるのは、多い順から、マガン(東アジア生息個体の約半数の6万羽が飛来)、コハクチョウ、オナガガモ、オオハクチョウなどである。
宮島沼といえば
マガンである。
国内最大の中継地でありながら、国内最北の中継地でもある。ほとんどのマガンが宮島沼を経由することが分かる。
マガンはロシア極東のアナドゥイリ低地以南をふるさとにしており、秋には越冬のためにカムチャッカ半島を経由して約4000kmの長旅をして日本に渡りをしてくる。
主なマガンにとって最終的な越冬地は東北の伊豆沼だが、秋(9月下旬~10月中旬)になると中継地として宮島沼に大量に押し寄せる。春の雪が解ける頃(4月下旬~5月上旬)になると今度は故郷に戻っていくが、宮島沼を出発すると一気にオホーツク海を越えてカムチャッカに向うので、宮島沼周辺でたくさん食べてエネルギーを蓄える。これを毎年繰り返している。
マガンたちは滞在する3週間の間、朝早く(マガンは日の出前)に宿泊地である宮島沼から飛び立って周辺の田んぼへえさをとりに出かける。日没頃になるとねぐらである宮島沼に帰ってくる。したがって、渡り鳥が中継地としてやってくる時期でも、昼間よりは日の出や日没前後をねらって行くと、渡り鳥たちがひしめくすごい光景を見られる。昼間でも鳥たちはいて、中には人の近くにやってくる人懐こいものもいる。
ラムサール条約登録湿地、水鳥・湿地センター
水鳥たちにとって非常に重要な宮島沼は、2002年11月18日、国内13番目の
ラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)登録地となった。沼は自然の状態が保たれている。北側は雑木林になっていて、南側が主な観察場所となる。
駐車場は沼の南東に無舗装で無料完備。2007年3月29日には環境学習施設
「宮島沼水鳥・湿地センター」が環境省により開設された(美唄市が運営)。道産カラマツ材などを利用して2億円で建設された木造平屋建て328.5m2の同館は、野鳥観察や研究の拠点として活用されている。寒いときでも定点カメラを備えた館内から宮島沼を見ることができる。向って右手には宮島沼の動物や植物を紹介するパネル展示・紹介ビデオ・図書コーナー・手作り展示コーナーもある。宮島沼自然観察ニュースで最新情報を知ることも可能だ。入館は無料で、9:00~17:00(ピーク時延長あり)、休館日は年末年始と月曜日(月曜日が祝日の場合次の平日)となっている。
宮島沼はラムサール条約登録湿地で野鳥が訪れることもあり、マナーを守るべき。犬などのペットを連れて行くことは禁止されている。禁煙、大声を出さない、ゴミを捨てない、えさをあげないなどの最低限のルールは守ろう。
宮島沼は郊外の田園地帯に位置しており、若干わかりにくい場所にある。札幌方面から国道275号線で行くと、空知管内月形町中心部の道道月形峰延線との交差点を右折し峰延方面へ向う。月形大橋を越えて最初の信号を左折、次の細い道を右折し少し行くと左手に宮島沼駐車場とセンターがある。さて、別のルート。札幌方面から国道12号線を通って行くとすると、美唄市峰延市街地手前のT字路(道道月形峰延線との交差点)を左折する(大きな宮島沼看板がある)。線路を越えて約13km進むと看板が右にあるので右折して農道のような道を進む。さらに次の看板を左折すると駐車場にたどり着く。
【MISSION!(指令)】よーく目をこらして鳥たちの着水と離水の瞬間を観察する。



