襟裳岬・風の館

| 定番度 | ★★★ |
| オススメ度 | ★★★ |
| 住所 | 日高管内えりも町えりも岬・東洋 [地図リンク] |
| アクセス | JR日高本線終着の様似駅から、または広尾からJRバスで襟裳岬へ1時間。 |
| 訪問最適時期 | 冬以外。 |
| 営業日/時間 | 通年。(風の館は営業日・営業時間あり・後述) |
| 滞在時間(目安) | 1時間~2時間。 |
| 必要経費 | 無料。(風の館は500円・後述) |
| 駐車場 | 無料(約200台)。 |
| 公式サイト | http://www9.ocn.ne.jp/~kaze/ |
襟裳岬はえりも町にある北海道の中央部南部の南側に突き出す形の有名な岬である。南北に縦貫する日高山脈の南端にあたり、ちょうど山脈が太平洋の海に落ち込むような場所に位置する。また、ここは風も強いことで有名であり、長年の強風と太平洋の波に寄って削られたことでも地形は形成された。
したがって、えりも岬をはじめ十勝方面へ向う黄金道路なども断崖絶壁なのである。さらに、かつてえりも砂漠と呼ばれた時期があり、クロマツやカシワを植樹、30年間で現在の海岸風景を作り出したとされている。
日高山脈襟裳国定公園内に位置する。ここでは観光スポットしての襟裳岬と施設を紹介する。
襟裳岬について
アイヌ語の「エンルム(突き出た頭)」が由来とされる襟裳岬は、高さ60mの断崖絶壁であり、その上に展望地がある。さらに1889年6月25日に初めて点灯された高さ14mの襟裳岬灯台が海抜73mに位置する。太平洋沿岸で夏には霧が多く発生するため霧笛も装備されている。
1996年10月稼動開始のデンマークMICON社製、高さ35mのえりも風力発電機も近くにある。歌碑もあり、1971年建立島倉千代子氏の曲「襟裳岬」、1997年建立の森進一氏のレコード大賞受賞曲「襟裳岬」の2つがある。この森進一氏の襟裳岬でこの岬が全国的に有名にもなった。
アクセス方法
襟裳岬へは国道336号線を走る。札幌・苫小牧・浦河方面からだと、えりも町市街地を過ぎるとすぐ、国道336号線が内陸方向にカーブするところに交差点があるので、右折し道道34号線襟裳公園線をひたすら走る。黄金道路・十勝方面からだと、庶野から左折し海沿いを百人浜方面へ走る。襟裳岬の駐車場は広く無料である。
駐車場わきには土産店・売店などがあるので、帰りに見てみるのもいい。駐車場からは岬方面に向って、3つの入口があるように見える。左側は襟裳岬展望台へ通じる近道で、真ん中は後述の「風の館」(後述)への入口、右側のスロープは、襟裳岬灯台や歌碑、展望台へも通じる道である。
駐車場から展望台まで5~10分歩く。強風のため肌寒く感じるのではおうもの一枚用意されたい。展望台からはさらに先に、波打ち際近くまで下ってもいける散策路がある。急なため、注意が必要。また、途中、漁師の家があるので、迷惑にならないように。
襟裳岬の先に続く岩礁エリアは、国内最大・そして南限のゼニガタアザラシ生息地。約400頭が生息している。特に夏(7月から9月初旬)の毛換りだと多くのゼニガタアザラシを観察できるのでオススメであるし、5月~6月には親子アザラシも観察できる。たまにラッコも見られるかもしれない。襟裳岬展望台には望遠鏡が用意されているので、岩礁にいる多数のゼニガタアザラシを観察してみよう。
風の館
日本一風が強いところともいわれる。風速10m以上の風がある日が年に290日もあるとされている。そのため襟裳岬へいかれる際、スカートは控えたほうが良い。岬には、風という特色を生かして、約1997年5月に「風の館」がオープンした。約15億円をかけた同館は、丘陵部に一部地中埋め込みの形でたっており、風が作る空気の渦である「カルマン渦」に模したイメージで作られている。1997年には「北海道赤レンガ建築賞」受賞した。
館内には、風に関する各種資料の展示をはじめ、風速25mの強風体験コーナー、風のシアター、アザラシ資料、えりも町の情報もある。巨大なガラス張りの館内展望台に行けば、外で強風の中散策するよりも落ち着いて襟裳岬全景を見ることができる。濃霧などのときには、巨大スクリーンに早代わりもする。駐車場から正面玄関へ行き入ることができるほか、展望台側からも螺旋階段で降りて入っていくことができる。
ちなみに、風の館は観光客入り込み減少から、2006年からは12月~翌年2月まで休館となっている(元日・初日の出の5時~8時までを除く)。開館時間は5月~9月は8:30~18:00、3月・4月・10月・11月は9:00~17:00まで。入場料大人500円、小中高生は300円、幼児は無料。団体割引もある。
【MISSION!(指令)】今日の風は風速何メートルか、近くの人と協議し合う。


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