
| 定番度 | ★★ |
| オススメ度 | ★★ |
| 住所 | 稚内市開運1丁目 [地図リンク] |
| アクセス | JR稚内駅から徒歩約7分。。 |
| 訪問最適時期 | 通年。 |
| 営業日/時間 | 通年。 |
| 滞在時間(目安) | 10分~。 |
| 必要経費 | 無料。 |
| 駐車場 | 特になし。 |
| 公式サイト | |
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稚内市稚内港北防波堤に半円ドーム型回廊がある。2001年には北海道遺
産に指定されており、いまや稚内市のシンボル的存在となった。フェリー
乗り場へ通じる道路の海側にある。駐車場は特にない。利礼ドームとも言
う。
細長い防波堤ドームは古代ギリシャ建築のような雰囲気である。海側は
丸い壁に覆われて、道路に面する側には合計72本の柱が立つ。1936年完成
だが、老朽化のためいったん取り壊し、線路も撤去し、1978年から3年がか
りで再現工事を行った。長さ約427m、高さは約14m、柱間約6m、柱から壁ま
で8mである。
ドーム建築エピソード
建設されたのは稚内から当時は日本領だった南樺太の大泊(現在のコルサ
コフ)までを結ぶ
稚泊連絡船(1923年5月1日開設)に関連するものであった。
当時北防波堤が高さ5.5mであり、高波が発生する稚内港では波が防波堤を
超えるという事態が発生していた。ここで船に乗り降りする乗船客が波で
海に落ちるという事故もたびたび発生していたという。
そこで、安全に乗降できるようにするため、考案されたのが北防波堤ド
ームというわけ。設計に携わったのは26歳だった
土谷実氏。北海道帝国大
学(北海道大学)工学部卒業後に稚内築港事務所勤務となっていた人物で、
当時としては画期的なコンクリート技術を導入、波の力を和らげるような
機能性も装備し、さらに外見が美しい防波堤を設計、建築した。1931年1月
に建築を決定、4月に着工、5年後の
1936年に完成した。
北防波堤ドームと稚内桟橋駅
さて、それまで、
稚内港駅(現在の稚内駅)から5~10分歩いて乗船する
という不便さがあった。ちなみに稚内港駅(現在の稚内駅)は1923年12月26日
に開業したが駅舎のみで、線路が敷設されたのは5年後の1928年12月26日。
したがって、1923年稚泊連絡船就航から稚内港駅(現在の稚内駅)に線路が
延びた1928年までは、稚内駅(現在の南稚内駅)から約1.5kmも距離があった。
1938年10月1日には稚内港駅から港まで引込み線の線路が延伸され、防波
堤ドーム先端に
稚内桟橋駅(仮乗降場)を開業(正式開業は1939年2月)し、北
防波堤ドームまで線路が続くようになった。こうして、列車を降りてドー
ム内を桟橋まで歩いていき、すぐに乗船できるよう改善された。岸壁のほう
には貨物専用の線路がしかれていた。
1945年8月24日4:00稚内着の連絡船をもって、運航が不可能となり、事実
上航路廃止、それに伴い稚内桟橋駅も廃止となる。1972年には稚内市によっ
て稚内桟橋の2階建て上屋を老朽化のため解体、埠頭公園が誕生した。C55型
蒸気機関車動輪や稚泊航路記念碑が置かれている。一方反対側の西側には
階段もあり、ドームを上から、ドームの屋根と海とテトラポットを同時に
眺めることができる。
【MISSION!(指令)】ドームの端から端まで全速力で走って何秒かかるか確かめてみる。

