
| 定番度 | ★★★★ |
| オススメ度 | ★★★★★ |
| 住所 | 北海道渡島管内松前町字松城 [地図リンク] |
| アクセス | JR木古内駅からバスで1時間半乗り松城バス停下車徒歩5分、
函館から車で国道228号線で約2時間。 |
| 訪問最適時期 | 春。 |
| 営業日/時間 | 通年。 |
| 滞在時間(目安) | 2時間~。 |
| 必要経費 | 無料。 |
| 駐車場 | 無料1000台あり(ただし祭り開催時は有料500円)。 |
| 公式サイト | |
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渡島管内松前町中心部にある松前公園。日本最北、道内唯一の日
本式城郭の福山城(松前城)がある公園である。松前城のほか、松前藩主松
前家墓所、桜見本園、松前城北部の5つの寺院がある寺町が含まれている。
ここでは松前公園のうち、松前城北部に位置する寺町エリアを中心に紹介
する(松前城・松前藩主松前家墓所は別記)。
松前公園は4月下旬から5月下旬にかけて、道内で最も早い桜の名所とし
て名高い。また、道内随一の桜の名所でもある。約1万本が咲き誇るここ
の桜は、250種類と種類が豊富であり、花びらの数が多い(5枚以上)品種が
多いのが特徴。また桜の季節が1ヶ月間と、長いことでも知られる。松前
が桜の名所として有名なのは、「花守」という人がいて、鎌倉兼助氏の植
樹・増殖活動、浅利政俊氏の100種類に及ぶ松前オリジナル品種開発など
の努力があったからだと言われている。
松前公園のおおよその桜開花時期
特別な桜:
・冬桜(4月上旬及び12月ころの年2回咲く)
早咲(4月下旬~5月上旬):
・オオヤマザクラ
・ソメイヨシノ(松前城入口脇の桜前線本道上陸標準木など)
・南殿(なでん)(光善寺血脈桜など、松前で最も多く見られる松前早咲)
中咲(5月上旬~5月中旬):
・雨宿(あまやどり=白色)(松前城界隈など)
・糸括(いとくくり=手まり状が特徴)
・御衣黄(ぎょいこう=黄色の花弁が特徴)
遅咲(5月中旬~5月下旬):
・一葉(いちよう)
・関山(かんざん=花弁10枚、紅色が特徴)
・普賢象(ふげんぞう)
ビュースポット:第2公園・勝軍山
ビュースポットとしては、特に、松前城北部の丘の上にある「
第2公園」(松
前城から約1km)から見る風景は、絵葉書やスポット紹介の写真として活用
されてきた。”ピンク色の桜の海”と青い海に浮かんでいるかのよ
うに見える松前城の景色であり、晴れていれば遠くの津軽半島も見える。
松前城からは少し距離があるがここはぜひとも言っておきたいオススメス
ポットである。
さらに先(山手)の
勝軍山(しょうぐんざん)に登ってみると、別の視点から海と松前公園の桜を楽しむことができる。ここは松前八景のひとつであり、松前城から徒歩で20分北に行くと登山口にたどりつくが、そこから約1時間登山し山頂につく。
桜の名所であり、他にも桜のビュースポットはある。松前城近くでも、
城と桜をあわせて撮影するのもいい。一度見ておきたいのは、松前城入口
脇にある
「桜前線 本道上陸標準木」のソメイヨシノ。ほかに、黄色の花弁
が特徴の
「御衣黄(ぎょいこう)」、黄緑色の
「普賢象(ふげんぞう)」、
「鬱金(うこん)」「静香」「白鵬」などのオリジナル品種があり、すべて
見られるのはここだけだ。そのため、松前町は独自に桜の品種別開花予想
を出している。
松前三大名木
2004年に松前城と共に北海道遺産に選定された寺町付近も桜がたくさん
咲いている。
「松前三大名木」とも言われる3つのスポットは覚えておこう。
1つは松前を代表する桜
「血脈桜」で「けちみゃくざくら」と読む(打ち間
違いではない)。これは
光善寺境内にあり、樹齢は280年といわれる。ヤエ
ザクラの
「南殿(なでん)」という品種の原木であり、江戸時代に本州から
持ち込まれたという。伐採しようとした住職の夢の中で桜の精の娘があら
われて伐採しないよう求めたため伐採を止めたという伝説がある。
樹木の
周りには丸く低い柵がめぐらされており、案内板もある。2つに分かれた幹
の周囲は5.5m、全体は東西で17m、高さは8mに及ぶ。1973年に
道指定記念保
護樹林となった。咲き始めは白だが次第にピンク色になるという。ちなみ
に光善寺は1575年に建立されたが、2001年に本堂が新築された。
松前三大名木の2つ目は、
松前城北東の石垣にある
「雨宿(あまやどり)」
という品種で、国内最大級である。これはピンク色ではなく白色なのが特
徴。また、香りが強い。樹齢は約70年とされる。
3つ目の名木は
龍雲院の庭の
「蝦夷霞桜(えぞかすみざくら)」。寺院本
堂と桜という風情あふれる風景を見られる。この木に限っては当時北大教
授で植物分類学者だった館脇操博士が命名した。龍雲院は1625年に開院さ
れ、江戸時代の建築そのまま残されている貴重な建築物。1842年建築の本
堂と庫裏は1992年に
国指定重要文化財となった。ここで見ておきたいのは
桜のほかに
シロバナタンポポである。東北・北海道地方では滅多に見られ
ない白い花を咲かせるタンポポで、北海道では非常に稀である。
桜見本園・桜資料館
松前三大名木だけではない。松前城と第2公園とを結ぶ約1kmの道路のほ
ぼ中間地点にある
「桜見本園」(教育植物園が前身、1965年オープン)では、
約140種500本が植栽されている。この中には浅利政俊氏が生み出した松前
生まれの約100種類の新品種も含まれている。桜の種の保存と展示をかね
ており、しかも一般に無料開放という画期的なスポットである。
道指定学
術自然保護地区(1973年~)である。
さらに山手の第2公園近くには
「新桜
見本園」をはじめ、ボタン園、バラ園もある。桜見本園の近くには1973年オープンの
「桜資料館」もある。桜湯を出してくれるこの資料館には、桜の種類がわかる展示物が陳列されているほか、書籍、絵画、桜の皮を使った工芸品を取り扱う。桜資料館の入場料は150円。冬季休業で9:30~16:30まで。
寺町
寺町には、桜の名木が所在し隣り合う寺院である
「光善寺」「龍雲院」
のほか、松前神社の裏手にある
「法源寺」(奥尻由来で1490年移転・本堂
は戊辰戦争で焼失・山門は1993年国指定重要文化財)、松前藩主松前家墓
所手前にある
「法幢寺」(1834年再建の御霊屋(みたまや)には松前藩歴代
藩主位牌安置)、桜見本園近くにある
「阿吽寺(あうんじ)」(1443年来道・
本尊の不動明王立像は平安後期作)の合計5寺院がある。小京都と呼ばれて
いた松前独特の歴史的風景がココにある。
松前公園の駐車場は専用駐車場があり1500台収容可能だが、桜の観光シーズンには
混み合う。特にゴールデンウィーク時の昼時は混雑するので注意が必要。
また、松前さくらまつり開催時には有料駐車場となる(500円)。4月下旬か
ら1ヶ月間は夜になるとライトアップされ夜桜を楽しめる(18:00~22:00)。
松前城のあるところから、寺町や第2公園までは細いルートになっている。
【MISSION!(指令)】桜見本園にある桜の種類は実際に何種類あるのか全部チェックする。




