| 定番度 | ★ |
| オススメ度 | ★ |
| 住所 | 檜山管内上ノ国町字上ノ国 [地図リンク] |
| アクセス | 上ノ国町市街地から国道228号線で松前方面へ車で約3分国道沿い。 |
| 訪問最適時期 | 4~11月。 |
| 営業日/時間 | 4~11月(冬季は閉館)10:00~16:00、月曜閉館(祝日の場合翌日)。 |
| 滞在時間(目安) | 30分~。 |
| 必要経費 | 大人300円、小中高生100円。 |
| 駐車場 | 無料あり。 |
| 公式サイト |
上ノ国町市街地近くにある1992年1月21日国指定重要文化財の旧民家である。名前にある家印(ほしやまに)能登屋笹浪家は、初代笹浪久右衛門が能登出身で、代々上ノ国でニシン漁を中心とした漁業を行ってきた家系である。日本海側でよく見られるニシンで財を成し建築されたニシン御殿の先駆けとなったといわれている。
1857年に土台を替えて、1858年に屋根の葺き替えを行ったという文献資料があることから、1850年代にはすでにこの住宅が建っている。建築したのは五代目笹浪久右衛門であるとされる。彼は1838年に死去しているため、1800年代はじめの建築であると推測される。150年以上の歴史を持ち、民家としては道内に現存する最古の建築物ということができる。
建築の際、ヒバの材木を主に建材として使用している。1893年に現在の国道228号線道路拡張工事で表側が90cmほど狭められた。現在でも道路(歩道)ぎりぎりに建物が建っている。
ヒバ材を用いた割柾葺(わりまさぶき)の屋根には石が整然と並べられており、この「置き石屋根」も貴重である。また、冬季に「たば風」が海から吹き付けるため、正面軒先を低めに設置しているのも特徴的である。
内部は、正面入口を入ると奥へまっすぐ続く通路「通り庭」があり、入ってすぐの左手には「ミセ」、さらに左奥に接客用の「ザシキ」という部屋がある。左手奥には囲炉裏のある「イタマ」、その左奥に寝室2部屋がある。入口右手にあるのは使用人専用の「シテンドコ」2部屋と、奥にある「土間」である。
1990年に上ノ国町へ譲渡され、2002年補修工事、2003年に貴重な歴史資料として一般公開されている。2005年には、付近に立地する1848年9月建築の「米・文庫蔵」を上ノ国町歴史ガイダンス施設として一般公開しており、縄文・擦文時代の出土品をはじめ、アイヌの民具も展示している。
この「米・文庫蔵」は北の文庫蔵と南の米蔵の2部屋からなっており、桟瓦屋根を採用している。一方、この倉庫と隣接する土蔵は国指定重要文化財で、1885年建築である。
【MISSION!(指令)】