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知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた

知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた 【札幌市】 秋も深まり、札幌は既に冬の足音が聞こえているような寒さ。そんな2013年11月、私は今年の「教養の秋」体験をまだしていないことに遅まきながら気付いたのである。そこで「教養 講座 札幌 歴史」といったキーワードを早速ググッてみたところ、ありました。 「敗軍の将 輝く 榎本武揚の"生きざま"を見る」 という歴史好きの私には興味深い教養講座が!

すぐに受講申込を済ませた私。取材でいくつもりはなかったが、ふと「これは行ってみたシリーズに入るじゃないかっ」と気付き、ずうずうしくも当日、講師である望田武司氏へ講座前の楽屋に御挨拶に伺った。

望田氏は、長年NHKで報道記者をしていらした方で、定年後に奥様の実家である札幌に移住されたそう。今回の榎本武揚の研究・資料収集は7~8年前から始め、その成果をメール連載として友人知人に8ヶ月に亘り送っていたとのこと。今まで知られていない榎本武揚の業績・生き様が書かれたその内容の充実から「勿体無いから形にしたら」との声があがり、今月遂に書籍「敗軍の将 輝く」となって発売された。

▼著書と望田氏、受講入口
知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた 知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた

知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた 10分ほど著書のお話や榎本武揚について会話させて頂いた後は、いよいよ実際の教養講座を受講。

2時間を越える熱のこもった講義で、受講生たちも時折「ほーっ」という感嘆の声や笑い声、拍手など、今まで知らなかった歴史のエピソードなどを聞きながら盛り上がり、とても満足げであった。

知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた 私はこういった教養講座は初めてであったが、何か大学時代に戻ったような、あの頃の「何でも知りたい」という感覚がリアルによみがえってくるような、不思議な時間感覚を体感できた。その感覚は、大正時代に建てられたという札幌資料館の歴史ある建物、その空気、匂い・・そういった部分も学校の中にいるような感覚、でもあったのだ。

知られざる榎本武揚の歴史に感嘆の声―札幌市資料館の教養講座に行ってみた やっぱり知らないことを新たに知るのはいくつになっても楽しいことである。そう実感した貴重な1日であった。 ちなみに札幌資料館では、この教養講座を年6回開催しており、毎回先着50名が受講できるという。皆様も是非、懐かしい感覚が蘇る歴史建造物の中で「教養」体験をしてみてはいかがかな。

札幌市資料館
札幌市中央区大通西13丁目

筆者について

マーヴェリック

マーヴェリック

アラフィフ世代の「カメライター」。出版編集プロダクション法人経営者でもあり、関わった書籍は30冊、雑誌/新聞は50誌を超える。写真家としてもフランスのギャラリーと専属アーティスト契約をしている。長年東京のメディア業界で活動していたが、5年前に故郷である札幌に戻り、北海道の魅力再発見に取り組む「観光特産士」の顔も持つ。【Sクラス認定ライター】