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憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました!

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました! 【札幌市】 最近、「お家カフェ」が人気だそうです。その名の通り、自宅で本格的な珈琲を入れてカフェ気分を味わう、というもの。今では音楽ショップに行けば「家カフェ」というタイトルのCDまであったり、雑貨店に行けば「家カフェスタイルセット」なるグッズもあります。

私も珈琲が大好きで、カフェも大好きなので是非「家カフェ」をやってみたいなぁ……と思っていたところ、東急ハンズさんのイベントで「フレンチプレスの淹れ方教室」の案内を発見! 説明を見ると、フレンチプレスとは珈琲の抽出器具の事で、粉にお湯を注ぐだけというカンタンかつテクニック不要との事。それなのに、豆本来の旨み成分が凝縮されるのだそう。「これは家カフェの準備に最適、行かなきゃ!」と即断しました。

珈琲の講義、そして飲み比べを体験!

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました! 3/1当日、体験モデル・尾崎さんと共に伺ったのは、札幌市中央区の電車通り沿いにある東急ハンズ札幌店さん。イベント担当の販売促進・吉田さんに会場の7Fイベントスペースに案内してもらいました。既に本日の講師である「横井珈琲」オーナーである横井力さん、そして一般の体験申込の方々が集まっており、まもなくスタートというベストタイミングでした。

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました!

まずは横井さんから珈琲の講義です。珈琲豆の原産地の説明や裏話、フレンチプレスという器具の説明・お手入れの方法や珈琲豆の選び方などを、ユーモアを交えて楽しくお話しされていました。

次に、実際にフレンチプレスで淹れた珈琲とペーパードリップで淹れた場合との「飲み比べ」を皆で体験。また横井さんから「フレンチプレスで淹れた珈琲は牛乳とも相性が良いんですよ」というお話があり、実際に牛乳を足したバージョンも試飲していました。

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参加者の皆さんは、それぞれの味を口の中でじっくりと味わって、その違いを理解しようと真剣でした。

フレンチプレスの淹れ方を体験!

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました!

飲み比べ終了後は、フレンチプレスの淹れ方を体験する時間です。ちなみに使う粉ですが「粗挽き」が最適だそうです。理由として、飲んだ時の粉っぽさ防止とメッシュ部分の目詰まり防止とのこと。

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まず粉をいれ、お湯を注ぎます。抽出時間は4分と決まっているので、注ぎスタートと同時にタイマーをセットします。ブランジャー(押し下げプレスをする器具)をセットして、4分経過したらゆっくり押し下げます。最後にグラスに珈琲を注いで完成です。

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今回は、横井さんが用意してくれたボダムのダブルウォールグラスで試飲する事ができました。このグラスは二重構造で外気の温度変化に影響を受けないので、温かい珈琲がずっと楽しめる、というメリットがあるそうです。

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皆さん、とても美味しそうに自分で淹れた珈琲を味わっていました。勿論、体験モデルの尾崎さんも大満足の様子。最後は横井さんと記念撮影となりました。

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横井さんが語る珈琲のこだわり、フレンチプレスの魅力

教室終了後、横井さんに珈琲にまつわる事について、お話を聞かせて頂きました。

1. 珈琲との出会い、そして店舗「横井珈琲」について

高校三年生の秋頃、友達につられて喫茶店で飲んだのがはじまりです。自宅でも自分でドリップをはじめたのもその頃で、いわゆる「オタク化」したのは社会人になってすぐの頃となります。友人のお店を退社後や休日を使って「4年3ヶ月と10日」お手伝いしました。ちなみ、そのお店は宮の森にあった今はなき「珈琲屋羅賀丸」です。

その後、珈琲の抽出よりも焙煎に興味がわき、10年間その思いが変わらなかったため、独立開業を志すも、半端ない周囲の反対がありました。親の説得と準備に7年を費やし、1996年2月ついに会社を登記しました。当初は配達のみの営業でしたが、同年11月7日、自宅一階を改装して店舗を構えるようになり、現在創業して18年です。

2. 生産地のこだわりについて

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました! 高品質のコーヒー豆を生産者と共に作り上げていく関係を志してコーヒーの勉強を真剣にはじめたのが1999年頃でした。念願叶ってはじめての買付がザンビアで残り物の100俵。とても感慨深い想い出となっています。

その後、渡米しSCAA(アメリカのコーヒーカンファレンス)との出会いと共に、国内における事実上のスペシャルティコーヒーの取り組みのスタートとも云うべき、ITCグルメコーヒープロジェクトのテストマーケティングを経験させていただくチャンスに恵まれました。ここで現在取り扱っているスペシャルティコーヒーと云われるコーヒー豆と出会ったのです。時に1999年10月でした。

生産地から直接珈琲を買うこととはどういうことか、何をどう働きかけ、自分は何をなすべきかということを含めたヴィジョンが明確になったのが、2008年はじめて訪れた、ホンジュラス西部の小さな村、カングアルで出会った素晴らしい生産者でした。暮らしの様子、素晴らしい珈琲との出会いが私の原点となっています。彼らの暮らしの充実がコーヒーの品質に直結することも経験しました。少しずつ時間をかけて築いてきた関係性は私の宝です。

憧れの家カフェへの道―「フレンチプレスの淹れ方教室」に行ってきました! 3. 淹れ方教室で心がけていること、伝えたいこと、大切にしていることについて

「点てる愉しさ、飲む愉しさ、淹れて差し上げる愉しさ」を心がけています。 コーヒーを点てることは決して難しいことではない、ということを知ってもらいたいです。コーヒーを点てる行為のみならず、おしいさを通してよろこびや感動、そして、生産現場における様々な取り組みをお伝えすることです。

4. フレンチプレスの魅力について

コーヒーのおいしさに込められる魅力(風味)が凝縮されたコーヒーオイルを液体に移し替える効率的かつ簡単な方法がフレンチプレスの魅力だと思っています。
(以上)

時間にして約1時間でしたが、全くの未経験でもカンタンに本格的な珈琲を自分で淹れられる方法を教えてもらえました。横井さんが、分かりやすく且つ楽しい空気を作ってくれるので、一人で参加してもきっと大丈夫です。

まだフレンチプレス未体験の方、家カフェがすぐに実現できる「フレンチプレス淹れ方教室」に是非足を運んでみて実際に体感してほしいと思います。

横井珈琲
横井珈琲さんはコーヒー豆販売専門店で本格的カフェ営業を行っていませんが、コーヒー豆を購入した方にはエスプレッソドリンク(エスプレッソ、カプチーノ、アメリカーノ:テイクアウト不可)をサービスドリンクとしてご提供しています。立ち席ですが、ガトー・ド・ノポロさんの焼き菓子やショコラもお楽しみいただけます。

横井力さんプロフィール
1960年5月生まれ。高校卒業後、会社員生活を17年経験し、独立開業し創業18年。 2007年よりカップ・オブ・エクセレンスの国際審査員を努める。Japan Roasters' Networkのメンバーでもある。
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取材協力
東急ハンズ札幌店(イベント情報ページ)。随時更新されますので定期的にご覧ください。
〒060-0061 北海道札幌市中央区南一条西6-4-1
TEL:011-218-6111(代)
税込2,000円以上の買物で指定駐車場を90分まで無料サービス

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筆者について

マーヴェリック

マーヴェリック

アラフィフ世代の「カメライター」。出版編集プロダクション法人経営者でもあり、関わった書籍は30冊、雑誌/新聞は50誌を超える。写真家としてもフランスのギャラリーと専属アーティスト契約をしている。長年東京のメディア業界で活動していたが、5年前に故郷である札幌に戻り、北海道の魅力再発見に取り組む「観光特産士」の顔も持つ。【Sクラス認定ライター】