2012年1月25日、北海道銘菓を凝">
 2012年1月25日、北海道銘菓を凝">一家に一冊! 銘菓を凝縮した「ほっかいどうお菓子グラフィティー」 – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
学ぶ

一家に一冊! 銘菓を凝縮した「ほっかいどうお菓子グラフィティー」

編集部
Written by 編集部

 2012年1月25日、北海道銘菓を凝縮した待望の本が発刊された。「ほっかいどうお菓子グラフィティー」である。北海道で生まれ愛されてきた郷土のお菓子をお菓子博士が紹介。読めばきっと、食べたくなるに違いない。(写真は本でも取り上げられている小樽市の「ぱんじゅう」)

 「ほっかいどうお菓子グラフィティー」は、赤平市生まれの"お菓子博士"塚田敏信氏が2012年1月25日に発刊した本である。歴史がないと言われる北海道であるが、明治時代の開拓以来地元で愛されてきた郷土銘菓が数多くある。それ以降昭和時代にかけて北海道で生まれたお菓子も多い。

一家に一冊! 銘菓を凝縮した「ほっかいどうお菓子グラフィティー」  そんな北海道内のお菓子を著者の独断と偏見で選んだ22市町村約60銘菓を収録している。それぞれの銘菓について丁寧に解説。誕生した経緯から、味の魅力、作り手の人柄までを徹底的に取材し各3~4ページを割いて紹介している。

 また、北海道独自のお菓子「きびだんご」「ぱんじゅう」といったお菓子のコラムも満載である。パッケージの歴史を図柄で並べ紹介するページもある。お菓子が好きな道民なら一家に一冊は欲しいところである。

 お菓子は時代順にまとめられており、「明治のお菓子」「大正のお菓子」「昭和前期(戦前)のお菓子」「昭和中期(戦後)のお菓子」「昭和後期(成長期)のお菓子」の5つの項目に分けられている。掲載されている北海道銘菓は以下の通り。

1.明治のお菓子:五勝手屋羊羹(江差町)、酒まんじゅう(小樽市)、えべつまんじゅう(江別市)、丸井榮餅(函館市)、煉瓦もち(江別市)、旭豆(旭川市)、トンネル餅(共和町)、大沼だんご(七飯町)、バナナ饅頭(池田町)、三色だんご(函館市)、月寒あんぱん(札幌市)、柳もち(札幌市)、澤の露(小樽市)

2.大正のお菓子:ウロコダンゴ(深川市)、湯の香ひょうたん飴(登別市)、大甞飴(栗山町)、バターせんべい(札幌市)、ビタミンカステーラ(旭川市)、日本一きびだんご(栗山町)、フルヤミルクキャラメル(札幌市)、どらやき(函館市)

3.昭和前期(戦前)のお菓子:金時羊羹(羽幌町)、ハッカ豆(北見市)、山親爺(札幌市)、栗まんじゅう(栗山町)、塊炭飴(赤平市)、壺もなか(旭川市)、薄荷羊羹(北見市)、花園だんご(小樽市)、炭礦飴(赤平市)、美園アイスモナカ(小樽市)

4.昭和中期(戦後)のお菓子:辨慶力餅(函館市)、バナナ焼(旭川市)、とうまん(札幌市)、バンビミルクキャラメル(小樽市)、雪太郎(札幌市)、よいとまけ(苫小牧市)、天狗まんじゅう(岩見沢市)、うにせんべい(室蘭市)、しおA字フライビスケット(札幌市)、高橋まんじゅう屋の大判焼き(帯広市)、ハッカ飴(北見市)、おやきの平中(札幌市)、クリームぜんざい(小樽市)、梅屋のシュークリーム(旭川市)、ほっちゃれ(北見市)

5.昭和後期(成長期)のお菓子:オランダせんべい(根室市)、やきだんご(函館市)、天狗堂宝船のきびだんご(函館市)、ホワイトチョコレート(帯広市)、三方六(帯広市)、にしんパイ(留萌市)、ホワイトごま餅(札幌市)、沖縄まんじゅう(札幌市)、白い恋人(札幌市)、草太郎(室蘭市)、大黒屋の温泉まんじゅう(札幌市)、元祖みそまんじゅう(留寿都村)


一家に一冊! 銘菓を凝縮した「ほっかいどうお菓子グラフィティー」  この本は時系列で誕生順に掲載されている。最も古い部類と言われる江差町の五勝手屋羊羹に始まり、昭和後期の柳月の三方六、札幌市の石屋製菓・白い恋人等、現代全国的に人気の洋風菓子までを取り上げている。

 このような情報により、あの有名な銘菓が、ある銘菓よりも先に誕生していた、といったことが分かるのである。また、どの地域が栄えていたかということも分かる。大正時代や昭和時代前期になれば、空知の炭鉱地域で銘菓が多く誕生している。

 北海道の銘菓は歴史を学ぶのにも役立つ。まさにこんな本を待っていた!というほどの内容である。道民もお菓子が好きな人も必読である。1冊1470円、240ページ、札幌市の亜瑠西社から発刊され、道内の書店やAMAZONなどで販売されている。

筆者について

編集部

編集部

北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。