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赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

札幌市を代表する建造物のひとつ、赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)。季節ごとにさまざまな表情を見せてくれる堂々たる姿で、国内外から毎年60万人もの人が訪れる、まさに道内有数の観光スポットです。

赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

その赤れんが庁舎が改修されるということで、改修前に八角塔から突き出ているバルコニーに上らせてもらえないか、お願いしてみました。果たして、結果は?

赤れんが庁舎が改修される前に叶えたい

▼建物のシンボル的存在、八角塔
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

赤れんが庁舎は1888(明治21)年に建てられ、以来、現在の新庁舎ができるまで、実に80年の長きにわたって道政を支えてきました。1968(昭和43)年に復原工事が行われたものの、近年は劣化が著しく進行しているといいます。そこで今年2018年は「北海道」と命名されてから150年目の節目を迎えるということもあり、大規模な改修が行われることとなったのです。

▼八角塔の前に突き出たバルコニー
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

改修工事が実施される前に、八角塔の前から突き出しているバルコニーに上ってみたいと、北海道ファンマガジンは考えました。あの上から見る風景は、どんなに素晴らしいだろう、と。何しろ赤れんが庁舎のてっぺんに位置し、まさにシンボルとも言うべき存在の八角塔。創建当時は新聞記事で「其の高きことインカラ山(藻岩山)と比較すべく思はる故、景色も亦佳絶なり」と称されたほどです。

バルコニーから見る景色は想像以上!

▼建物の真上にはためく北海道旗
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

さて、バルコニーに上りたいと打診してみたところ、なんと許可が下りました。「景色も亦佳絶なり」と言わしめたほどの眺めは、一体どんなものなのでしょう。

ちなみにバルコニーのある八角塔に続く通路は、一般に公開されていません。どこから上がれるのかも、秘密にされています。そんな秘密の場所から八角塔へと上っていくワクワク感。次第に胸がドキドキしてきます。まぁ、急な階段を上っていくので、日頃の運動不足が祟っただけかもしれませんが。

▼八角塔の窓から梯子で降りる
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

とうとう、バルコニーに出る窓まで辿り着きました。窓は意外と高い位置にあり、小さな梯子を使って、いざバルコニーに降り立ちます。そこに広がっていたのは、言うまでもなく絶景!

▼もう、言葉は不要ですね
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

自然豊かな赤れんが庁舎の敷地が真下に広がり、行き交う人々は小さく見えます。東門からは北3条広場が、真っ直ぐに伸びていきます。この日、吹く風はまだまだ冷たかったのですが、上から見る札幌市街の風景に明治から脈々と続いてきた歴史を思い、なんだか感慨深くなってしまいます。

▼左手には現在の新庁舎が
赤れんが庁舎の屋上にバルコニーがあるのをご存知?上がってきました!

想像以上に素晴らしい絶景に、なんだか心まで晴れ晴れとしたような気がします。赤れんが庁舎は今後、2019年に改修工事に着工し、2022年にリニューアルが完成する予定です。

ここで朗報が! もしかすると、リニューアル後はこの八角塔のバルコニーに上れるようになるかもしれないというのです。そうなると、誰もがあの景色を楽しむことができるようになります。少し気が早いかもしれませんが、今から心待ちにしたいものですね。

【動画】赤れんが庁舎のバルコニーに上ってみた(出演:庄内沙希)

取材協力
北海道総務部総務課
所在地:北海道札幌市中央区北3条西6丁目
電話:011-231-4111
公式サイト

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】