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 道内の建築物に贈られる「北海道赤レンガ建築賞">建築物に贈られる「北海道赤レンガ建築賞」って何? – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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建築物に贈られる「北海道赤レンガ建築賞」って何?

編集部
Written by 編集部

 道内の建築物に贈られる「北海道赤レンガ建築賞」をご存じだろうか。毎年1回12月ごろに発表される栄誉ある賞であり、受賞の話題は地元ニュースでも報じられることがある。たとえば2011年12月には、道南では10年ぶりの受賞となる「箱館奉行所」が建築賞を受賞して話題になった。道赤レンガ建築賞とは実際いったいどのような賞なのであろうか。

 2011年度の「北海道赤レンガ建築賞」は函館市の「箱館奉行所」、「北海道赤レンガ建築奨励賞」には帯広市の「トテッポ工房」が選出された。建築賞と建築奨励賞の2つがあることが分かる。

 では「北海道赤レンガ建築賞」とは何なのであろうか。公式情報によると、「建築文化の向上や、地域に根ざしたまちづくりの促進を図ることを目的として」実施してきたものである。

 公式の実施要項には「創造性豊かな建築物等を表彰することにより、北海道における建築創造活動を促進し、健全な地域文化の発展と、広く建築文化に対する意識の高揚を進め、もって、地域に根ざしたまちづくりの促進を図ること」と記されている。

「岩見沢複合駅舎」(岩見沢市) 第22回受賞
建築物に贈られる「北海道赤レンガ建築賞」って何?
厚岸味覚ターミナル・コンキリエ(厚岸町) 第7回受賞

 一方の建築奨励賞のほうは、1994年から始まった。厚岸町の道の駅「コンキリエ」(第7回)、苫小牧市「イコロの森」(第22回)などが受賞している。回によっては2作品が受賞していることもある。

北海道赤レンガ建築奨励賞受賞作品一覧


第7回(1994) 鹿追町民ホール・神田日勝記念館(鹿追町)
       厚岸味覚ターミナル・コンキリエ(厚岸町)
第8回(1995) 夕張太ふれあい館+バスステーション(南幌町)
       あさひサンライズホール(士別市)
第9回(1996) ソメスサドル砂川工場(砂川市)
第10回(1997) 陸別保育所(陸別町)
第11回(1998) 六花亭釧路春採店(釧路市)
       根室市水産研究所(根室市)
第12回(1999) 北広島市芸術文化ホール・図書館(北広島市)
第13回(2000) 札幌メディアパーク・スピカ(札幌市)
第14回(2001) 上川町山手地区優良建築物等整備事業(上川町)
第15回(2002) 高橋建設社屋(帯広市)
第16回(2003) 由仁町立由仁保育園(由仁町)
第17回(2004) 精神障害者援護寮「ちゅに」(伊達市)
第18回(2005) 東学園こぐまの森プレイホール「ガリバー」(札幌市)
第19回(2006) レンガの館および一連施設(札幌市)
第20回(2007) 大成札幌ビル(札幌市)
第21回(2008) 小さな老人ホーム「風車」(札幌市)
第22回(2009) イコロの森(苫小牧市)
第23回(2010) 下川町環境共生型モデル住宅「美桑」(下川町)
第24回(2011) 十勝トテッポ工房(帯広市)

 知らない建築物も多いかもしれないが、どれも北海道を代表する創造性豊かな興味深い造りの建物である。北海道赤レンガ建築賞&建築奨励賞の魅力を少しでも感じていただければ幸いである。

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