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知る人ぞ知る珍名「冷蔵庫」バス停、その由来とは?

編集部
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今は名称が変わってしまいましたが、かつて「冷蔵庫」というバス停が道内にありました。ご存知でしょうか。道内珍名バス停の一つでした。果たしてその名称の由来とは?

「次は冷蔵庫に止まります」。これは冗談でも何でもなく、その昔、バスの車内で流れたアナウンスです。「冷蔵庫」バス停留所。そんな名称のバス停が道内にあり、江別市上江別の「排水機」バス停などとともに珍名バス停としてマニアの間では知られていました。

知る人ぞ知る珍名「冷蔵庫」バス停、その由来とは? 「冷蔵庫」バス停の場所は、留萌市街地の留萌駅裏、留萌川河口付近の川沿い。留萌市船場町1丁目にそのバス停はありました。[地図] いつからいつまで使用されていたか正確には不明ですが、国鉄羽幌線代替バスの運行を開始した1987年3月以降、現在の「船場町第2」に改称されています。この記事の写真の撮影者によると、1993年に撮影されたものですので、少なくともこの時期までは使用されていたようです。「冷蔵庫」バス停は現在の「船場町第2」バス停の前身ということになります。

※2015年8月24日追記:2015年9月末日の運行をもってこの「船場町第2」バス停も廃止されることになりました。

しかし、なぜ「冷蔵庫」バス停と呼ばれていたのでしょうか。冷蔵庫がいっぱい置かれていたのでしょうか。冷蔵庫をたくさん製造していたのでしょうか。バス停が冷蔵庫なのでしょうか。いずれにせよ、何か冷蔵庫に関連することがあったはずです。

沿岸バス株式会社によれば、「冷蔵庫」と命名したのは、この地域に水産食品加工会社の冷蔵庫施設が多く存在していたからだと言います。現在の国道232号線が留萌川を渡る橋のたもと付近にあたる場所です。この周辺には現在、井原水産株式会社本社工場など水産加工会社の工場が稼働しています。船場町二丁目のほうには、水産物卸売の吉田水産株式会社・冷凍冷蔵庫も。このように、留萌川と留萌港に挟まれた船場町には、水揚げされた魚介類を冷蔵しておく水産加工会社の「冷蔵庫」がひしめいていたのです。

現在、「冷蔵庫」バス停改め「船場町第2」バス停は、沿岸バス豊富留萌線等3系統10往復が発着し、主に留萌市元町から船場町の間に住んでいる住民が利用するバス停の一つとなっています。

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