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えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

2018年4月23日、恵庭市にある「えこりん村」のヒツジ2頭に、出向辞令が出されました。出向先は、小樽市の「おたる水族館」。なぜヒツジが水族館に? そして気になる仕事内容とは? ヒツジたちの1日に密着取材してみました。

これは立派な「お仕事」なのだ!

▼えこりん村
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

まずは朝からえこりん村へ。えこりん村は牧場や庭園や畑などがある、広大なエコロジーテーマガーデンです。ヒツジの他にもアルパカや豚などが暮らしています。さて、お目当てのヒツジはどこにいるのでしょう。

▼牧場の奥にヒツジたちのおうちが
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

ヒツジたちが暮らす場所は、みどりの牧場の奥にあります。覗いてみると、いましたいました。ちゃんと2頭並んで出向辞令を受けています。

▼出向辞令を受けるヒツジたち
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

読み上げているのは、飼育担当の渡邊美沙さん。出向辞令には「期間中は出向先の指示に従い黙々(もぐもぐ)と草刈り業務に励むこと」「好き嫌いせずに硬い草も食べること。でもムリはしないこと」などと書かれています。そう、ヒツジたちに任された仕事は、おたる水族館での草刈り業務なのでした。

▼きちんとした辞令に思わず笑みが
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

実はこの2頭のヒツジがこうして夏の間だけおたる水族館に出向するのは、今年で3年目です。名前はありませんが、出向先のおたる水族館では「赤」「青」と呼ばれているそうです。去年は無事に任務を終え、丸々と太って帰ってきたといいます。

えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

▼「がんばってね」と飼育員さんたちに見送られ
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

ヒツジはどちらもメスで、年齢は共に10歳。人間なら、中年と呼ばれる世代です。今回の出向にあたって、1週間前にはサマーセーター(夏仕様のサマーカット)に衣替えも済ませました。準備万端で、おたる水族館の車に乗って出発です。

ベテランの2頭は初日から余裕綽々

▼荷台に乗って運ばれるヒツジたち
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

車でゆっくりのんびり走ること1時間強。丘の上に、おたる水族館の建物が見えてきました。ヒツジは2頭とも3年目とあって落ち着いたものです。

▼出向先のおたる水族館
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

いよいよおたる水族館に到着です。勤務時間は17時まで。夜勤、時間外労働はなし。水族館の職員が草刈り作業を行えない場所で、青草をしっかり食べて草を刈るのが仕事です。そういえば、例の出向辞令には「休憩時間は潮風に吹かれながらのんびり過ごすこと」とも記されていました。海沿いに建つ水族館ならではですね。

▼職員さんたちとも顔なじみ!?
えこりん村のヒツジ2頭がおたる水族館へ出向辞令!その理由とは?

到着して、ヒツジたちはさっそく草刈り業務に取り掛かりました。いつもは朝晩、干し草をそれぞれ1kgずつ食べるヒツジたち。新鮮な青草は、さぞかしおいしく感じられることでしょう。出向期間は10月末日まで。それまでは淡々と、粛々と、黙々(もぐもぐ)と、作業が続けられます。

ヒツジたちが作業しているのは、有料エリアである施設の外側。勤務時間中なら、誰でもその仕事ぶりを見ることができます。おたる水族館に行ったら、ぜひヒツジたちの姿を探してみてください。仕事熱心なその姿に、きっと労働意欲を掻き立てられますよ。

【動画】恵庭市えこりん村から小樽市おたる水族館へ。移動の一日を追いました

取材協力

えこりん村
所在地:北海道恵庭市牧場277-4
電話:0123-34-7800
公式サイト
Facebookページ
おたる水族館
所在地:北海道小樽市祝津3丁目303
電話:0134-33-1400
公式サイト
Facebookページ

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】