"> ">道央自動車道(道央道)はなぜ「HOKKAIDO EXPWY」と表記する? – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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道央自動車道(道央道)はなぜ「HOKKAIDO EXPWY」と表記する?

道央自動車道「HOKKAIDO EXPRESSWAY」、道東自動車道は「DOTO EXPRESSWAY」、札樽自動車道は「SASSON EXPRESSWAY」、日高自動車道は「HIDAKA EXPRESSWAY」、深川留萌自動車道は「FUKAGAWA-RUMOI EXPRESSWAY」、旭川紋別自動車道は「ASAHIKAWA-MONBETSU EXPRESSWAY」。

これは、昭和61年10月の「道路標識、区画線及び道路表示に関する命令(標識令)」改正により表示されるようになった、道内の高速道路・高規格幹線道路のローマ字表記である。単純に「EXPWY」を付ければ良いだけなのだが、道央自動車道については、少し事情が異なることにお気づきだろうか。そう、道央自動車道は「DOUO EXPRESSWAY」ではなく「HOKKAIDO EXPWY」と表記されているのである。そう表記するなら道内の他の高速道路も「HOKKAIDO EXPWY」ではないだろうか。これは一体なぜなのだろうか。NEXCO東日本に聞いた。

「道央自動車道のローマ字表記を「HOKKAIDO EXPWY」とした当時の資料は残っていません」というのが担当者の直接の回答である。しかし、そうなった経緯について幾つか考えられるという。その理由を主に三つ示してくれた。

1.ローマ字の基本的ルール:ローマ字表記には、「長音にはバーを付さない」 「母音は重ねない」などの基本的なルールがある。道央自動車道の場合、ルールに基づきローマ字表記をすると「DO」となってしまったり、仮に母音を重ねたとしても「DOO」または「DOUO」などになってしまう。

2.判読しやすいかどうか:「DO」「DOO」「DOUO」では、判読しづらく、非常に分かりづらい標識になってしまう。

3.最重要幹線道路:北海道で初めて開通した高速道路で最重要幹線道路ということも考慮し、ローマ字表記を「HOKKAIDO」としたと思われる。

ローマ字の基本的ルールや、読みやすさ、北海道初の高速道路で重要幹線という位置づけから、道央自動車道のローマ字表記は「HOKKAIDO EXPWY」になったというのだ。実はこれ、日本語名とローマ字表記が異なるのは、日本の高速道路で唯一なのだそうだ。そういう経緯があって標識が付けられているということを意識しながら、次回道央自動車道を利用してみてはいかがだろうか。きっと、標識もよく考えられていることに気付くはずだ。

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