北海道に観覧車はいくつある？一番大きい観覧車は？

　今回は北海道の遊びスポットについて。遊園地といえば観覧車ですね。
ゆっくり、のんびりだけど、てっぺんからの展望はなかなかのもの。カッ
プルにとっては格好のデート場所に。

　北海道にはいったいいくつの観覧車があるのでしょうか。ぱっと言える
人はほとんどいません。実際、道内には15箇所以上も観覧車があります。
大きさも楽しさも風景もまったく違います。

ウィングベイ小樽は大人気だよね！

　最近の例では、小樽市の大型複合商業施設ウィングベイ小樽に併設され
ているレインボークルーザーがあります。ゴンドラ数は36、所要時間12分。
すぐ下が海で、小樽の町並みを見ることができます。夜になると様々な色
の電灯が点滅し、美しい夜景の一部をなします。小樽つながりでは、小樽
水族館にも小型の観覧車があります。

　水族館や動物園にもたくさんあって、たとえば札幌市の円山動物園キッ
ズランドに小型の観覧車があるほか、手稲区のテイネオリンピアには、札
幌市で最も大きい、そして北海道内で最も高いところ(標高約600m)にあり
ます。ゴンドラ数は32ありますが、所要時間は7分ほど。中心部には、道内初のビル屋上観覧車「ノリア
」(商業施設「NORBESA(ノルベサ)」)も2006年春に誕生しました。

　札幌市外では、
旭川市の旭山動物園のプレイランド(ゴンドラ数16)、帯広市のおびひろ動
物園(ゴンドラ数16)、釧路市の釧路動物園(ゴンドラ数18)、登別市の登別
マリンパーク(ゴンドラ数20)、室蘭市の室蘭水族館(ゴンドラ数10)。

道東で一番でかい観覧車！最北の観覧車！

　遊園地には観覧車が欠かせません。遊園地の代表例は留寿都村のルスツ
リゾートにある観覧車。ゴンドラ数16で所要時間5分という短さ。十勝圏の
広尾町のシーサイドパークという遊園地にはワンダーホイールと名づけら
れた小型観覧車があります。

　十勝といえばもうひとつ、ワインで有名な池
田町のワイン城隣接のキャスルランドいけだの大観覧車。ゴンドラ数32で、
高さ53m、頂上は標高約100mにもなるという大きさで、道東では最大級、
道内でも小樽市の観覧車に次ぐ3番目の大きさ。でもこれ、実は企業所有で
はなく個人所有だとか。名前はガリバー。

　旭川市には旭山動物園の観覧車よりも大きい、ゴンドラ数30の観覧車が
あります。サンタプレゼントパークにある観覧車。オホーツク圏では一つ
しかなくて、湧別町の佐呂間湖に面する(見下ろす)ファミリー愛ランドYOU
にゴンドラ数20の小型観覧車があります。ここは道の駅でもあり日本最北
の観覧車として知られているほか、乗客が居ないと運転しないことでも知られています。

北海道一でかい観覧車とは？

　空知管内の遊園地といえば
やっぱり岩見沢市の遊園地、三井グリーンランド。これが実は北海道最大
の大観覧車。その直径は85m、ゴンドラ数48もあり、岩見沢市のシンボル的
存在となっています。その姿は隣町の江別市からも見えるほどの巨大さ。

※補足:新十津川町の幹線国道を走っていると丘の上にミニ観覧車が見える
のですが、これは現在稼動していません。かつてはむしむしランドという
遊園地があったのですが倒産してしまいました。けっこう気になる存在で
した。
※夕張市の石炭の歴史村アドベンチャーファミリーには、
ゴンドラ数36の観覧車がありましたが、財政再建団体になった後閉鎖、2008年に解体されました。

　こうしてみてみると、北海道は実は観覧車王国だったんですね。
(その他札幌市内で建物の上に観覧車、函館市で緑の島に国内最大級の観覧車などプランがあるようです)

北海道の観覧車リスト