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ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

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北洋銀行は、今年8月20日をもって創立100周年を迎えます。そこで北海道ファンマガジン編集部では、北洋銀行100年の歩みをさまざまな角度から皆さまにご紹介。1回目の今回は、発祥の地小樽から、営業区域を道内全域に拡大していった北洋銀行の歴史を振り返ります。

小樽ではじまり国内第2位の無尽会社に成長

1917年(大正6年)8月20日に小樽で庶民金融機関をめざして設立された北海道無尽株式会社が北洋銀行のはじまりです(翌年、小樽無尽株式会社に商号変更)。「無尽(むじん)」とは、毎月会員が掛金を出し合って互いに融通し合うことが基本で、「貯蓄」と「融資」の2つの顔を持つのが特徴でした。

▼1935年10月に新築された小樽無尽株式会社本店(小樽市花園4丁目1-1)は市民有志の手で残され、小樽市指定歴史的建造物として現存する
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

小樽無尽株式会社は、1931年に滝川無尽、1940年に北海産業無尽、1944年に道内無尽4社(拓殖・日之出・北日本・東和)と合併し、国内第2位の無尽会社「北洋無尽株式会社」へと発展していきました。

▼1945年頃「北洋」の文字がはじめて商号に入った頃に使用された抽選器
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北洋相互銀行から北洋銀行へ

▼1949年当時の本店(札幌市中央区南1条西3-8)
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

本店を小樽市から札幌市に移した後の1951年、相互銀行業の免許を取得して「株式会社北洋相互銀行」に商号変更し、一般銀行と同様に預金、貸付業務を行えるようになったのです。

▼「洋ちゃん」貯金箱
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設立50周年を目前にした1965年には「洋ちゃん」貯金箱が登場。窓口では特大貯金箱がお客さまをお出迎えし、パンフレットや通帳にも掲載されました。札幌オリンピックや日本昔話、海外旅行などの各シリーズを展開し、約30種類のスタイルで大活躍したので、懐かしく思う方もいらっしゃることでしょう。

▼「+1」をデザインしたシンボルロゴマークは1985年に誕生した
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

マークカラーがオリジナルの北洋ブルーになり、シンボルロゴマークが「地域No.1銀行を目指して内外に新たな付加価値をもたらす銀行」という意味を込めて「+1(プラス・ワン)」になったのも相互銀行時代のことでした。

1989年には普通銀行に転換して、商号を現在の「株式会社北洋銀行」に変更。北海道と地域の皆さまの発展を目指し、北海道の位置する北太平洋の時代にふさわしい担い手になることを示すため、英文表示は「North Pacific Bank,Ltd.」としました。

▼1989年にデビューした「ダッカドゥ」
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この年の6月には、二代目マスコット・キャラクターとして「ダッカドゥ」が新登場。帽子をかぶり、リュックを背負った可愛いアヒルの女の子で、きんちゃく、カレンダーなどたくさんのPR品が用意されました。

その後北洋銀行は、1998年に北海道拓殖銀行(拓銀)の道内の営業を譲り受けたのち、2001年には札幌銀行と共同で持株会社、株式会社札幌北洋ホールディングスを設立。札幌北洋グループの資金量は約6兆円となり、2001年3月末の時点で地域銀行第5位となりました(札幌銀行とは2008年に合併)。

▼おなじみのキャラクター「ほっくーと仲間たち」が登場したのは2002年
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

▼2010年に完成した北洋大通センター(札幌市中央区大通西3-7)
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

こうして迎えた創立100周年は、新たなステップへのスタート台。これからも北海道とともに、道民の皆さまとともに、明日に向かって歩み続けていきます。

▼北洋銀行創立100周年記念マークは、北海道に暮らす人々とのふれ合いや融合をイメージ
ルーツは小樽。無尽会社を設立―創立100周年を迎える北洋銀行の歩み

創立100周年記念事業を行います!

北洋銀行が創立100周年を迎えるにあたり、お客さまや地域の皆さまへ感謝の気持ちをお伝えするため、記念事業を行う予定です。札幌交響楽団を道内主要都市にお呼びしてクラシックコンサートを無料開催するほか、今年の創立記念日には北海道日本ハムファイターズのサンクスマッチを予定しています。

北洋銀行100周年記念事業

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