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北海道の国内・海外事務所はいくつあるの?

 2011年12月15日、北海道の上海事務所が中国上海市内に開設された。花園飯店にて高橋知事らが出席してテープカットや記念式典が行われた。中国に単独の北海道事務所が開設されるのは初のことだが、道の事務所はこれがはじめてではない。日本国内、海外にも設置されてきた。いくつあるのだろうか。

 道外に設置する北海道の事務所は、道外の方に北海道への理解を深めてもらう目的で情報提供を行ったり様々な分野で支援を行ったりしている。

 国内に目を向けてみると、「北海道東京事務所」(東京都千代田区永田町)が挙げられる。行政課や観光・企業誘致推進室があり、国会や中央省庁など関係機関と連絡・調整を行ったり、道税関連のこと、企業誘致や物産・観光振興なども行う。首都圏における北海道の総合的な窓口として機能している。

 北海道東京事務所には「大阪支所」(大阪府大阪市北区梅田)と「名古屋支所」(愛知県名古屋市中区栄)の2つの支所が存在する。大阪支所は以前は大阪事務所であったが、2006年4月以降東京事務所に編入されている。

国内の出先機関についてはこちらも参照。
※なお、2011年8月に、北海道東京事務所がヒューリックにより新築することが発表された。2013年9月ごろ竣工予定で、敷地面積約1400m2、地上7階地下1階建て、延べ面積は約6700m2のオフィスビルになる。

海外の北海道事務所

 では、国外はどうなのだろうか。2011年12月現在、国外には
・ロシア「北海道サハリン事務所」
・韓国「北東北三県・北海道ソウル事務」
・中国「北海道上海事務所」
の3つがある。

 ここには挙げられていないが、1997年2月17日に「北海道シンガポール事務所」が設立されている。しかし、残念ながらこの事務所は2008年3月末日をもって閉鎖された。

 現在開設されている海外事務所で最も古いのはサハリン事務所(ユジノサハリンスク)で、2001年1月に設立されている。2002年11月19日には北東北三県と共同のソウル事務所も開設。2010年1月には中国では3カ所目となる拠点、「北海道北京デスク」が開設された。そして2011年12月15日開設の中国上海事務所で、道の海外事務所は3カ所目となった。

 海外事務所でも国内の北海道事務所と同じようなことを行う。たとえば上海事務所の場合、道職員1名が常駐し、北海道と中国のパイプをつなぐ。道内企業がその国に進出する際に支援を行い、観光情報の提供・宣伝・観光客を誘致したり、文化スポーツ等交流支援、北海道特産品をその国で広めるように努める。

 このように海外の事務所は、北海道への関心が高くPRしやすい国や、道内企業が進出する機会が多い国に設置されてきたことが分かる。

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編集部

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