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初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

石簾マサ
Written by 石簾マサ

北海道ファンマガジンでは、札幌市交通局にご協力をいただき、札幌市営地下鉄のあれこれをお聞きしてきました。(札幌市営地下鉄特集はこちら)  まだ、いろいろお聞きしたいこと、知りたいこともあるのですが、まずは基本から。ということで、今回は札幌市の地下鉄の歴史についてちょっとだけ学んでみたいと思います。

▼地下鉄開通時の様子(写真提供:札幌市交通局)
初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

地下鉄が誕生した全国4番目の都市

▼馬鉄(写真提供:札幌市交通局)
初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

1909(明治42)年に札幌の町を馬車鉄道が走りました。それが札幌の公共交通輸送のはじまりです。馬車鉄道は、1918(大正7)年に民営の路面電車に切り替わりました。この路面電車を受け継いで、1927(昭和2)年に市営交通は発足しました。市営交通には、バスや路面電車の歴史も含まれますが、今回は地下鉄だけに絞って紹介します。

▼1971年に開業した地下鉄南北線(写真提供:札幌市交通局)
初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

1971(昭和46)年、東京、大阪、名古屋に次いで、全国の都市の中では4番目に札幌で地下鉄が誕生しました。世界ではじめて本格的なゴムタイヤによる中央案内軌条方式を採用し、コンピューター管理方式を導入するなど、新しい技術が随所に盛り込まれた地下鉄でした。

車両も含む札幌市営地下鉄の歴史を表にしてみました。

札幌市営地下鉄の歴史

1971(昭和46)年12月南北線開業(北24条~真駒内間)
1976(昭和51)年6月東西線開業(琴似~白石間)
1978(昭和53)年3月南北線延長部開業(北24条~麻生間)
1978(昭和53)年11月南北線に3000形車両登場
1982(昭和57)年3月東西線延長部開業(白石~新さっぽろ間)
1988(昭和63)年12月東豊線開業(栄町~豊水すすきの間)
1994(平成6)年10月東豊線延長部開業(豊水すすきの~福住間)
1998(平成10)年8月東西線に8000形車両登場
1999(平成11)年2月東西線延長部開業(琴似~宮の沢間)
1999(平成11)年6月南北線2000形車両営業運転終了
2008(平成20)年8月東西線6000形車両営業運転終了
2009(平成21)年11月南北線5000形(6次車)車両運行
2012(平成24)年3月南北線3000形車両営業運転終了
2015(平成27)年5月東豊線9000形車両運行開始
2016(平成28)年6月東豊線7000形車両営業運転終了

ここで簡単に車両についても知っておきましょう。

南北線の車両

2000形

初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

南北線開業時に使用を開始した札幌の地下鉄最初の営業車両です。1970(昭和45)年から1978(昭和53)年までの間に160両が製造されました。当初は2両編成を1000形、4両編成を2000形と区別していましたが、後に2000形に統一されました。1999(平成11)年に営業運転を終了しました。

3000形

初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる
(写真提供:札幌市交通局)

南北線の2代目車両です。1978(昭和53)年から1990(平成2)年までの間に40両が製造されました。2012(平成24)年に営業運転を終了しました。

5000形

初代から現役まで!札幌市営地下鉄で活躍してきた車両の変遷をたどる

南北線の3代目車両で、現在(2017年)活躍中です。1995(平成7)年から2011(平成23)年までの間に120両が製造されています。

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】