自然が時間をかけて育てるから美味しく栄養豊富―アイヌネギ – 北海道ファンマガジン
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自然が時間をかけて育てるから美味しく栄養豊富―アイヌネギ

ギョウジャニンニクを御存知でしょうか。北海道ではまたの名を「キトピロ」「アイヌネギ」とも呼ぶネギの仲間です。長さは20cm~30cmにもなり、強いニンニクの臭いを発することで知られています。北海道はそのギョウジャニンニクの主産地の一つで、アイヌ語では「キト」「プクサ」と呼ばれてきました。

春になるとギョウジャニンニクは山菜採りの人たちに人気となります。ただそれを採るのは大変です。谷や沢など湿った斜面に成長するからです。腰に負担がかかるギョウジャニンニク採りですが、採ったギョウジャニンニクは生でも揚げても炒めても美味しく、醤油漬け、おひたし、ギョウザや卵焼きなどで美味しく頂けるのですから苦労の甲斐あったというものです。ニンニクよりもアリシンを豊富に含むなど体に良い食べ物なので、是非食べていただきたい山菜の一つです。

なお、ギョウジャニンニクは食べごろになるまでに4~5年もかかると言われています。自然が時間をかけて育てるのですね。山菜採りでギョウジャニンニクを採る際は、来年の分も残して採りましょう。山菜採りの鉄則ですよ。

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筆者について

三上いすず

三上いすず

栃木県から函館へ移住して5年目になるマンガ家。34歳にして、第一子出産。現在、育児と育自に奔走中。きわめて不器用なため、自分が感動体験をしたレポート漫画が中心。北海道の美しさ、函館の楽しさを伝えられる漫画家を目指している。