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ホームセンターといえばホーマック

 いまや北海道中、大都市や市、最近では大きな町など、いたるところに見られる赤い大型ホームセンター「ホーマック」。英語表記は「Home Amenity Center」で、頭文字などをとって「HomAC」→「Homac」としています。「ほ、ほ、ホーマック♪」というオリジナルイメージソング「出会いの歓び」(作詞SHOW・作曲外山和彦)は有名で、CMや店内でも流れており、耳について離れないという方続出中です(ホーマック公式サイトでフル視聴できます・着メロもあり)。

 道民にとってはお馴染みのホームセンターで、大工用品、資材売り場、ティッシュ・洗剤等家事用品、台所用品、カー用品、ペット用品、家具、電気製品、文房具、アウトドア用品、園芸用品まで本当に幅広い品揃えをしていて、これらを買いに行くときにたいてい真っ先に思い浮かぶのがホーマックであります。

ホームセンターといえばホーマック

ホーマックの会社について

 札幌市厚別区に本社を置き、道内全域に展開していますが、実は東北地方でも根付いているほか、関東地方にも少数ながら進出しています。全部で約160店舗(2006年8月現在)にもなります。かつては「石黒ホーマ」という店名でしたが、1995年8月に商号をホーマック株式会社と変更した後、順次現在の店名に変更されていきました。

ホームセンターといえばホーマック  ホーマックはもともと、釧路市が発祥地。1951年12月に株式会社石黒商店(後に石黒ホーマ株式会社)を設立し、1976年4月にホームセンターをはじめ、第1号店である「石黒ホーマ」を釧路市内に出店してはじまりました。当時は釧路に同業他店はない状況でしたので、欠品のないように在庫管理を徹底し、80年代からは国内業界ではじめてコンピュータ商品管理を導入し、現在の基礎を築きました。ただでさえ商品発注する先が遠い本州、そんな苦境を乗り越えてきたホーマックです。

 1998年には東京証券取引所市場第二部及び札幌証券取引所に上場、2000年には東京証券取引所市場第一部。2003年以降は新たな動きが発覚しました。同業会社である株式会社カーマ(愛知県刈谷市)、ダイキ株式会社(愛媛県松山市)との3社業務資本提携経営統合、共同仕入れ会社DCM Japan設立、及び共同持ち株会社「DCM Japanホールディングス(本社東京都)」の設立発表。

 ホーマック(北海道)はホームセンター業界6位、カーマ(愛知県)は8位、ダイキ(愛媛県)が10位(2005業界売上高ランキング)。これら3社の経営統合・持ち株会社移行・3社子会社化で2006年9月1日、DCM Japanが誕生し、1位のカインズ(群馬県)や2位コーナン商事(大阪府)、3位コメリ(新潟県)を一気に抜き去り、ホームセンター業界第1位(国内最大)に踊り出ることに。九州や沖縄を除きほぼ全国にDCグループ店舗がある状況になりました。ちなみに函館市に本社を置くホームセンター株式会社ツルヤもグループ会社。

ホーマックの中身について

 駐車場は大変広くなっており、最近のホーマック新店は店内の高さが高く、面積も広くなって、パワーアップしています。道内のたいていの店舗のつくりとしては、入口(自動ドア)は正面に左右2箇所あり、また玄関フードのようなつくりで、店内との間にはもう一つ自動ドアがあります。玄関フードのようなところにはアウトドア用品や園芸用品、春だと自転車、冬前だと冬囲いや除雪道具などが陳列されます(これらは外に陳列されることもあり)。

ホームセンターといえばホーマック

 店内では、入口と入口の間にレジがずらりと勢ぞろいしています。入口横には「サービスカウンター」があり、わからないことはここで聞けますし、鍵を作ることもできます。「お花・植物コーナー」もあります(旧ホーマグリーン、1956年釧路植物園として設立、2006年2月に吸収合併)。店内配置としてはたいてい、文房具や台所用品など日用品関連は店内中央、大工用品、ペット関連、カー用品、電気関連などは左右、家具類は奥になっています。

 営業時間は基本的に9:30~20:00または21:00までですが、店舗により異なります。道内の市では美唄市・三笠市・歌志内市・赤平市・芦別市・夕張市・根室市・北広島市を除く全市にあるほか、栗山町、八雲町、美幌町、倶知安町、余市町、共和町、新ひだか町、音更町、幕別町、中標津町、釧路町の各町にもあります。ホーマックあるなしで、町の大きさや活気のほどをだいたいはかることができます。

 1990年代にはイオングループと提携しています。そのためイオンクレジットサービスのクレジットカードも使えるようになっています。その他のサービスとしては、ホーマックと書かれた無料軽トラック貸し出しサービスもあり、大きな買い物をしたときには大変助かります。企画として、暮らしの必需品に適用されるオリジナルブランドの「快適上手」があり、品質・価格・デザイン基準を満たしたオリジナル商品です。

スーパーデポ、Ben&Lee(ベンリー)!

ホームセンターといえばホーマック

 ホーマックをさらに巨大化させた新業態が「スーパーデポ」。巨大倉庫と言われるお店で、売り場面積や取扱商品数がホーマックよりも多くなっているものです。ホーマックの下に「SUPERDEPO」と書かれており、道内では札幌、旭川、函館、釧路といった大都市にあります。

 さらに新業態が2005年11月にスタートしています。「Ben&Lee」(ベンアンドリー:通称ベンリー)で、小樽市に第1号店、続いて岩見沢市や旭川市にオープンしています。「バラエティストア」という業種で、ホームセンター(日用雑貨)、コンビニ(食品)、ドラッグストア(化粧品健康食品)の3つが合体した、何でもやさん、便利屋さんという言葉がピッタリのお店。アメリカンスタイルですが、日本では初めての登場。

ホーマック株式会社公式サイト
→ DCM Japan ホールディングス公式サイト

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