"> ">セイコーマートは道内最大のコンビニ – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
学ぶ

セイコーマートは道内最大のコンビニ

 北海道のコンビニエンスストアはけっこう普及しています。どこの集落に行ってもたいてい何かしらコンビニがある状況です。でもでも、田舎であればそのコンビニを逃すと次の集落まで距離が長いので、用を足すなら早め早めでお願いします(笑)。北海道の主なコンビニでは冬に灯油ポリタンクを購入することが出来ます。

 また「おにぎり温めますか」はよく聞かれる決まり文句。おにぎりだけではなく、弁当、ブリトーといった温めれそうなものもそう聞かれます。基本的に99%聞かれ……。で、道産子はそれが普通と思っています。温めれそうにないパンは、基本的に温めますかなんて質問しないものの、特異な客によっては、これ温めて と言う場合もあります。パン、ブリトーなど、袋がかぶっているものに穴をあらかじめ開けるための竹串もレンジの横においてあります。

 店員はまずおにぎりか弁当がないかどうかをチェック。あればレジでぴっぴっっとする前に温めるか質問し、レンジで温めをはじめまいます。その間に他の商品をぴっぴっとするわけですが、買い物袋はアイス専用、温めた弁当専用、とそれぞれ袋をわけて持ち帰ることになります。

 また、寒い日にぴったりなのがおでん、フランク、ホット飲み物、○○まん。セブンイレブンでは標準メニューなのですが、寒い夜には食べて暖まりたいメニューのひとつです。

北海道を代表するコンビニ「セイコーマート」!!

 で、そのコンビニ。北海道のコンビニ事情を語る上で「セイコーマート」(略称セイコマ)という名前を出さないわけにはいかないですね。なぜなら北海道を代表するコンビニエンスストアだからです。北海道各地でオレンジ色のコンビニを見かけます。もちろんメジャーなセブンイレブンやローソンもサークルKサンクスもファミリーマートもあります。

 どれも見た感じは店舗数があるけれども、道民に愛されているのはやはりセイコーマートということになります。道内のセブンイレブン店舗数は約820店舗、ローソン店舗数は約500店舗、セイコーマートは約870店舗(いずれも2005年現在)だから、店舗数だけを見ればセイコーマートが道内最大手ということになるでしょうか。

 24時間営業の店舗はごくわずかで、深夜営業をしているお店は少ないため、深夜はセブンイレブンなどのほうが便利ということになります。その影響もあってか、道内のコンビニ業界における売上高第1位はセブンイレブンです。

 日本全体でみるとセイコーマートは業界第9位の店舗数(2006年6月現在)。2006年には、セイコーマート親会社の株式会社丸ヨ西尾(セイコーフレッシュフーズ)とファミリーマートとのエリアフランチャイズの合弁会社「北海道ファミリーマート」を設立し、ファミリーマートも北海道初上陸を果たしましたが、まだまだ店舗数は数少ないのが現状。

セイコーマートを生み出した「丸ヨ西尾」は創業者西尾氏にちなむ。1895年創業の老舗。2007年には創業者の娘婿が社長解任、すぐ後には長男も退任、創業家が社長を務めることはなくなった。2009年4月1日には、老舗社名を変更し「セイコーフレッシュフーズ」とした。

 セイコーマートは北海道だけではなく、埼玉県、茨城県にも100数店舗出店しています。本社は札幌市の中央区中島公園北端を走る道路沿いにあります(1階に店舗もある)。札幌の配送センターは、札幌市東部白石区の流通センターにあります(そこにも店舗がある)。面白いところでは、札幌第1合同庁舎地下1F(札幌市北区)や札幌第3合同庁舎内(札幌市中央区)、札幌全日空ホテル内など札幌や旭川、函館の一部のホテル内にも店舗があります。

 セイコーマートはフランチャイズ店ばかり。店名がほとんど個人名や屋号の店名になっています。レジカウンターが斜め(つまり入って右側(又は左)に45度ほど折れ曲がるカウンター)になっていること、ワインが売っていて酒屋さんというイメージがあるのも特徴。

セイコーマートはポイントカードや格安プライベートブランド(PB)飲料を投入したが、セブンイレブンジャパンは対抗してポイントカードは2003年から、PB飲料は2002年から道内限定で追随した。セブンイレブンはPB飲料について2006年から全国展開を開始。よって道内はコンビニエンスストアPB飲料普及発祥の地である。

オレンジ色といえばセイコーマート!

セイコーマートは道内最大のコンビニ  トラックも真っ白のボディに片隅に大きくオレンジのまるに、白抜きの伝説の鳥「フェニックス」の模様をかたどっているようです。永続性への願いを込めデザインされたロゴマークということで、Seicomartという英字表記ではちょうど o の部分にそのロゴが来るマークです。

 セイコーマートのイメージカラーは常にオレンジ色。道内を巡っていてオレンジ色を見かけたらまずセイコーマートだと確信(!)します。でも2005年6月オープンの層雲峡のお店は茶色です。理由は大雪山国立公園ゆえに景観に配慮しているのだとか。目立ちませんが、こんなセイコーマートもあるんです。

セイコーマートは道内最大のコンビニ  また、「セイコーマートクラブカード」、ようはバーコードつきメンバーズカードもあります。右の写真です。同じ色でオレンジ色のカードで、フェニックスマークがででんとあります。裏側にバーコードがあって、レジの会計のときにピッとやってもらいます。するとポイントがたまる仕組み。店内にある端末でポイントを景品に引き換えることが可能です。

 写真のようにミニ(穴付き)のものもくっついてきますが、同じく裏にバーコードがありますので、大小どちらでも使えるんです。ちなみに、セイコーマートクラブカード制度がスタートしたすぐあと、セブンイレブンも負けじと北海道地区にてメンバーズカードを導入しています。

 また、携帯電話への会員無料メールマガジン配信(ポイント残高がわかったり新製品情報があるマガジンで便利)を開始したほか、2006年9月には、コンビニでの本格導入としては全国で初めて、非接触ICカード決済「クイックペイ」をJCBと共同で導入(札幌圏札幌市江別市石狩市北広島市311店)。2005年から試験的に導入したところ好評だったためで、携帯電話やICカードで支払いの簡略化が可能に。

実は日本初!?

セイコーマートは道内最大のコンビニ  実は始まりは1971年8月で、なんと日本初の本格的なコンビニエンスストアとして誕生したもの。札幌市北区に1号店がオープンしました。株式会社化は1974年のこと。名前の由来は創業者の故・西尾長光氏の西と光からとった名前で、現在は本州も含めて店舗数1000を越えます。

 根室市のタイエー(ダイエーではない・4店舗)もつながりがあるお店。また道内各地に100店舗展開している緑色のコンビニエンスストア「スパー」も関連会社なので、セイコーマートのトラックが来るし、お客はセイコーマートのメンバーズカードが使えます。

 2004年には、函館市及び近郊の有力コンビニエンスストア「ハセガワストア」(15店舗)を傘下に収めたため、事実上北海道どこでもある(といったら無理があるかもしれないが、でも利尻島や礼文島にもある)セイコーマート系列優勢という構図が完成しました。

 セイコーマートでは1995年より独自オリジナル商品開発を行っています。seicofresh、seicomart、hotchef など という名前が表記されているものがそれです。第1号はバニラアイスクリームでした。最もメジャーなのは黄緑色のパッケージで有名なseicofresh牛乳でしょうか。その他にも角食など様々な商品が生まれました。

 セイコーマートのテレビCMも北海道ならでは。セイコーマート♪のメロディーはセイ・コー・マー・トと順に下がっていく。ということで北海道に行ったらまずセイコーマートへGO!

筆者について

編集部

編集部

北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。