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道内スーパーグループと勢力

編集部
Written by 編集部

 2000年代、道内のスーパーマーケット市場では、驚くほどのスピードで、また規模で、再編が進みました。特に、「北海道流通三極」といわれる年商2億円超の三大スーパーグループ(イオン、アークス、コープ(生協))は、道内各地の地場スーパー・関連スーパーを次々と傘下におさめ、巨大化しています。ここでは、道内で展開するスーパー(生協・農協系含む)を紹介します。

アークス(CGC)グループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

アークス

札幌市、1961年、2180億円
以下アークスグループのスーパー事業会社の株式を所有する親会社。2002年ラルズとフクハラ経営統合により、前身の大丸スーパーから名称変更し、イオンに負けず劣らず道内のスーパーを吸収しつつある。アークスの前身大丸スーパー創業地は札幌市中央区南一三条西9丁目。

ラルズ

札幌市、1961年、1000億円
道央地区で約50店舗を展開。店舗名はラルズマート、ラルズプラザ、ラルズストア、ビッグハウス(以下写真)、フレッティ、スーパーアークス。2008年度にアークスに統合
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福原

帯広市、1958年、407億円
十勝・釧路地区で約40店舗を展開。店舗名はフクハラ、ビッグハウス、ぴあざフクハラ、ショッピングランドなど

ふじ(道北アークス)

旭川市、223億円
上川地区で約20店舗を展開。店舗名はスーパーチェーンふじ、ベストプライス、ウェスタンなど。

道南ラルズ

函館市、1998年、153億円
道南地区で約20店舗を展開。旧称ユニークショップつしま。店舗名はラルズマート、ビッグハウス

道東ラルズ

北見市、1959年、155億円
北網地区で約15店舗を展開。店舗名はラルズマート、フクハラ、ビッグハウス

道北ラルズ

旭川市、1990年、168億円
上川・中空知地区で約15店舗を展開。店舗名はラルズマート、ビッグハウス。2009年度までにアークスに統合を目指す

ホームストア

室蘭市、1952年、72億円
室蘭・登別地区で約7店舗を展開。店舗名はホームストア、スーパーアークス。2008年度にアークスに統合

東光ストア(旧札幌東急ストア)

札幌市、1972年、438億円
札幌市内と北広島市で約30店舗を展開。東急ストアの子会社であったが2009年暮れにアークス傘下に入った。

アークスグループ以外のCGCグループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

北雄ラッキー

札幌市、1971年、475億円
全道に約35店舗を展開。店舗名はラッキー

ホクノー

札幌市、1955年、49億円
札幌市内に約7店舗を展開

中央スーパー

留萌市、33億円
留萌管内に約8店舗を展開。2007年末にアークスグループのふじ(旭川市)と業務提携が発表された

イオングループ

グループ全体では2600億円、合計約100店舗を展開する。
※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

イオン北海道

札幌市、1978年、1800億円
全道に約30店舗を展開。ポスフール(以下写真)約20店舗とイオン直営店道内分(ジャスコ、スーパーセンター(以下写真))約10店舗を統合し、2007年8月21日に名称変更した。発足当時は北海道ニチイ、1996年にマイカル北海道になり、2001年にマイカルグループから離脱し2002年にサティ道内店舗分(以下写真3枚目)をポスフールに変更、2003年にイオングループ入りした。生協を除く道内スーパーでは2006年まで10年連続道内首位
道内スーパーグループと勢力
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マックスバリュー北海道

札幌市、1961年、826億円
全道に約50店舗を展開。前身は札幌フードセンターで、2000年に北海道ジャスコ(イオンのジャスコとは別物)と札幌フードセンターを合併、2006年に空知のりょーゆー(菱栄商事、滝川市、1974年、107億円)の数店舗をジョイ(以下写真)に統合、2008年にはそのジョイ(札幌市、2004年、約20店舗)を合併
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コープ(生協)グループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

コープさっぽろ

道内スーパーグループと勢力 札幌市、1965年、2300億円
約100店舗を全道に展開。宗谷市民生協・釧路市民生協、道央市民生協、真駒内団地生協、中央市民生協、函館市民生協、旭川市民生協、小樽市民生協、道央市民生協(苫小牧、18店舗)、コープどうとう(遠軽、7店舗)、コープ十勝(帯広、2店舗)を次々に統合し、2007年3月までに生協全道統一を完了した。
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ホクレン(農協)グループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

ホクレン商事

札幌市、1965年、718億円
全道に約80店舗を展開。2008年4月にエーコープ旭川(旭川市、167億円)、エーコープ道東(帯広市、69億円)、エーコープ道央(苫小牧市、31億円)の農協系道央以外の3社を統合。ちなみに、それ以外のエーコープが約170店舗(合計500億円)ある
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セルコグループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

豊月

本店芦別市、本部苫小牧市、156億円
苫小牧市~北広島市など道央で約10店舗を展開。店舗名はフードD

いちまる

帯広市、1955年、129億円
十勝で約10店舗を展開、ダイイチと資本提携

志賀綜合食料品店

室蘭市、1950年、113億円
室蘭、登別、苫小牧で約10店舗を展開

東武

根室管内中標津町、1969年、94億円
根室管内に2店舗を展開
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生鮮市場グループ

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

産直生鮮市場

札幌市、1986年、116億円
札幌市と近郊で約10店舗を展開

北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテール

札幌市、1999年、113億円
道央で約7店舗を展開。店舗名はFRESHジェイアール生鮮市場

篠原商店

網走市、49億円
網走地区で2店舗を展開。店舗名はBASIC

マルコシ・シガール

根室市、24億円

こしん商店

稚内市、12億円
店舗名はニューマートこしん

その他の地場スーパー

※年間売上高は2006年、店舗数は2005一部2007年。

カウボーイ

札幌市、1973年、278億円
道内各地に約13店舗を展開

ダイイチ

帯広市、1958年、252億円
十勝、上川、札幌を中心に約22店舗を展開。2013年イトーヨーカ堂傘下に

旭川電気軌道

旭川市、1968年スーパー事業参入、124億円
2007年8月からセルコグループに加盟していた。店舗名は旭友スーパー。解体。

魚長

函館市、1971年、210億円
函館地区に約17店舗を展開。店舗名はスーパー魚長

津司

札幌市、74億円
道央で店舗を展開

テキサス

帯広市、1984年、63億円
十勝・釧路地区に約20店舗を展開。店舗名は3DAYSテキサス、BIGテキサス

グルメシティ北海道

函館市、1990年、143億円
函館、岩内、八雲、伊達、日高に店舗を展開。函館ダイエーとして発足。2006年現在の名称になる

丸しめ志賀商店

後志管内余市町、123億円
後志管内、札幌市、小樽市に約10店舗を展開。店舗名はスーパーチェーンシガ。2007年10月にCGCグループからの離脱が発表された

テーオー小笠原

函館市、1955年
道南に数店舗を展開。店舗名はテーオーストア

グリーンキャロット(破産)

釧路市、1999年、44億円
釧路市内最大のスーパーだったが、負債総額7億円で2006年10月2日破産手続き開始決定、釧路3店舗、札幌2店舗、北見2店舗合計7店舗

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