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屋台村発祥地

編集部
Written by 編集部

 全国的に広まった「屋台村」。小さな屋台のような飲食店舗が集結した 施設のことで、帯広市が発祥です。

屋台村発祥地
函館市屋台村

帯広市「北の屋台」

 2001年7月29日。帯広市中心部に「北の屋台」がオープンしました。 2004年までに売上と来客数が増加し続け、固定客もついているという事情 から、全国から注目されることになりました。ちなみに道内ではそれ以前 に室蘭市に「むろらん屋台村」がオープンしていましたが、成功事例とな ったという意味で、帯広市が発祥地といえるでしょう。

 そもそもなぜ屋台村なのでしょうか。それは、「寂れた中心部」という 近年の都市が抱える問題でした(ドーナッツ化現象)。その中心部の商店街 活性化のため、そして大型チェーン店で見られる商売ではなくて、商売の 原点に返って人とのコミュニケーションを取り入れるため、市民有志によ って「屋台」を生かした計画がなされたわけです。

 「北の屋台」の場合、530m2の駐車場を利用して10m2×20区画(最大20店 舗入れるということ)が設置されました。いきぬき通りと名づけられた道 の両脇に店が並びます。通常の屋台ですと、いくつもの法律に引っかかっ て営業できない業種もでてきますが、飲食店営業許可を得た北の屋台は、 どんな食べ物も屋台で楽しめるというのも特徴の一つでしょう。定期的な 店舗の入れ替えもあるので、いろいろな味を楽しめます。

道内にもまだまだある屋台村!

屋台村発祥地
小樽市出抜小路

 帯広でオープンした約9ヵ月後の2002年4月、旭川市で「まんだら横丁」 が開業しました。5店舗ほどのこじんまりとしたところです。釧路市では フィッシャーマンズワーフMOOに、約10店舗が入る「港の屋台」が2004年 6月にオープンしています。

※蛇足:屋台村ではありませんが、同じ釧路市には「赤ちょうちん横丁」 もあり、1952年に引き揚げ者が路上でリヤカー式屋台で営業したのが始ま りとされています。その16年後に現在地に移転されています。

 小樽市には「おたる屋台村レンガ横丁」が2004年7月にオープン、また、 あの石屋製菓が運営する「小樽出抜小路」も小樽運河向かいに2005年4月 26日にオープンしました。概観は古き良き時代の歴史的な建造物になって います。

 函館市には、2005年10月23日オープン当初東北以北最大(当然道内最大) の屋台村「大門横丁 函館 ひかりの屋台」がオープンしました。当時史上 最大の店舗数(26店舗)となりました。ここは第三セクターが運営しています。

 屋台村は企業だったり商店街が運営していることが多いのですが、北見 市「北見じまん村」は商工会議所青年部が企画して、市民から資金を集め て設立された運営会社が運営しています。木造平屋建2棟に4店舗、2006年 7月にオープンしました。

 登別市には「ほろべつ屋台村」が2006年10月オープン。木造二階建の一 階85m2を使い最大7店舗が入る私有屋台村。2007年4月28日全面オープンの 稚内市・副港市場には「波止場横丁」があり、ロシア料理が特徴的です。

 2007年2月には札幌市中央区二条市場に「のれん横丁」がオープンして、 レトロな施設が連日にぎわっています。2006年7月7日には美唄市に「美唄 屋台村」がオープンして、約10店舗が入居しています。

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