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十勝出身の音楽グループ「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)

十勝出身の音楽グループ「DREAMS COME TRUE」(ドリカム)DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)は、通称、DCTやドリカムと呼ばれることが多い、ご存知、日本の音楽界を牽引してきた日本を代表する2人組の音楽グループです。2000年代にブレイクした人気歌手の中には、このドリカムの影響で歌手になろうと決めた例も多いようです。ボーカルを務める吉田美和さん(1965年5月6日生まれ)は十勝管内池田町の出身。歌姫と呼ばれることもあり、その歌声には定評があります。

ドリカムの歴史

ベースでリーダーを務める中村正人さん(1958年生まれ)と、ボーカルの吉田さんと、旧メンバーでキーボード担当西川隆宏さん(1964年生まれ)の3人で1988年に結成した「CHA-CHA & AUDREY\'s Project(チャチャ・アンド・オードリーズ・プロジェクト)」が前身です。デビュー時に「DREAMS COME TRUE」表記となりました。西川さんも十勝管内の音更町出身で、吉田さんとは帯広市内の別々の高校でしたが、高校時代にまずこの2人が出会います。中村さんと初めて会ったとき、後にドリカム3rdシングルとなる「うれしはずかし朝帰り」をアカペラで歌ったというエピソードがあり、これをきっかけにドリカムの前身がスタートしました。2002年3月21日、西川さんがコンサートツアー中でありながら突然脱退・独立し、ファンに衝撃を与えました。同年10月に逮捕され、これもまた衝撃的なニュースとなりました。2002年7月には2人でDCT recordsを設立し、インディーズアーティストが所属するようになりました。ちなみにドリカムにおいて、作曲と編曲の多くは中村さんが、作詞の多くは吉田さんが担当しています。補足情報:大和総研による調査では、テレビタレントイメージ調査の数値と東証株価指数を2002年以降比較してみると、ドリカム人気が上昇すると株価が上昇する確率が85%、人気が下降するときに株価下落する確率も66%ということで、ほかに類を見ないほどの相関関係を示していたことを突き止めています(2007年6月道新)。ドリカムはすごい。

ドリカムの有名な歌

ドリカムのデビューは1989年3月21日でした。1stシングル「あなたに会いたくて」と、1stアルバム「DREAMS COME TRUE」をリリースしてのデビュー。その後、数々の名曲をリリースしていきます。ドリカムの爆発的人気の発端となったのが、1990年2月10日リリースの5thシングルで、40万枚以上の売り上げを記録した、ドラマ「卒業」主題歌の「笑顔の行方」。これが大ヒットし、その年の第41回NHK紅白歌合戦に初出場することになりました(ドリカム出場回数はこれまで総計10回以上)。このカップリングにはこれまた人気を誇る「未来予想図II」を収録、後に映画化も実現。ほかにもヒット曲とされるものは多く、特にミリオンヒットとなったのは、「うれしい! たのしい! 大好き!」(1989年・3rdシングルC/W)、「決戦は金曜日」(1992年・11thシングル)、「go for it!」(1993年・13thシングル)、「サンキュ.」(1995年・17thシングル)、「晴れたらいいね」(1992年・12thシングル)、「朝がまた来る」(1999年・24thシングル)。そして、240万枚以上を記録したドリカムの一番の代表曲「LOVE LOVE LOVE/嵐が来る」(1995年7月24日・18thシングル)は、1995年年間オリコンシングルチャート1位、歴代でも10位となったすごい曲です。最近では「いつのまに」(2001年・31thシングル)、「何度でも」(2005年・37thシングル)、「やさしいキスをして」(2004年・33thシングル)。アルバムは2ndアルバムにはミリオンヒットを記録。以降1990年代のアルバムでは100万枚、200万枚のアルバムが多く、5thアルバム「The Swinging Star」(1992年)にいたっては300万枚以上の売り上げとなり、これは日本初となる記録でした。

ドリカムには初のベストアルバムがなぜか2つあります。1つ目のものは1997年10月1日にリリースされました(BEST OF DREAMS COME TRUE)。しかし、これはドリカムメンバーの同意を得ていない勝手なリリースだったため、正確には初ベストとはいえません。その後協議し、このアルバムを廃盤とし、代わりに「DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL"」を2000年2月14日にリリースすることで決着をみました。これが初ベストとして正解です。この真実の初ベストでもそうですが、ドリカムはファンの声や意見を大切にし組み入れるという考えが随所に見られます。この初ベストでは、ファン投票を行い、上位32曲を2枚組みに収めました。1991年に始まった4年に1度のライブ「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」でも、ファン投票によって曲目を決定しています。

ドリカム主な用語集

ドリカムは歴史もあり、ソロ活動や別の音楽ユニットを含めいろいろな活動を行ってきています。ここにそれらをまとめます。特に吉田さん関連を中心に。
史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND: 1991年に始まった4年に1度の伝説のライブ。演奏曲は投票などによって決定される、ファン参加型のコンサートである。2003年には全国7箇所14公演を行って30万人を動員。1991年(ビデオ)/1995年(DVD)/1999年/2003年(DVD) ドリカム編成: ELT(Every Little Thing)、globeのような女性ボーカル1人、演奏2人で構成される音楽グループのこと。ドリカムが結成当時このような編成を行っており、1990年代にそれに見習った形が多くなりました。 DCT garden IKEDA: 十勝管内池田町ワイン城のふもとにある国内唯一のドリカム博物館のこと。詳細はこちら 。 Dancing Stage featuring DREAMS COME TRUE: ドリドリダンスレボリューション。つまり、コナミのDance Dance Revolution(DDR)のひとつの作品。一方、beatmania featuring DREAMS COME TRUEもある。 DCT entertainment: 株式会社ディーシーティーエンタテインメント。ドリカムの所属事務所。ドリカムや吉田さんソロのほか、SAL(2002年7月~2003年活動休止)、NAOMI YOSHIMURA(2003年7月~)、LOVE(2007年3月~)、AM60が所属。 DCT records: 2人が2002年7月に設立したインディーズレコード会社。DCT entertainment所属アーティストのレーベル。中村さんと吉田さんがエグゼクティブプロデューサーを努めている。販売はユニバーサルミュージック。 CHA-CHA & AUDREY\'s PROJECT: チャチャアンドオードリーズプロジェクト。1998年結成当時の名称。 D.C.T.BAND: ドリカムのライブで演奏するバックバンド。 The Dynamites: 同じくドリカムのライブで演奏する。 池田町立池田小学校: 吉田さんの母校。 池田町立池田中学校: 吉田さんの母校。 北海道帯広柏葉高等学校: 吉田さんの母校。 アマレット: amoretto。2004年12月に公開された、中村さんと吉田さんによる自主制作映画。FUNK THE PEANUTS: ふぁんく・ざ・ぴーなっつ。略称ファンピー。1995年7月24日「恋の罠しかけましょ~FUNK THE PEANUTSのテーマ~」でデビューした、RIN(FUN・P1号)とMIWA(FUN・P2号)による音楽ユニット。RINとは浦嶋りんこのこと、MIWAとは吉田さんのことと思われる。吉田美和・中村正人プロデュースで結成し、オリコン売り上げチャートは最高2位(2ndシングル)。 観音崎すみれ: 上述の自主制作映画に登場する人物(吉田さんの役)で、かつFUNK THE PEANUTSで作詩担当の人。ほかにも他アーティストへ提供する際に用いられる。実際は吉田さんでペンネームと思われる。 アンドレ中村とオホーツクボーイズ: 1991年、中村さんのラジオ「中村正人のNORU SORU」の中で結成された、ボーカル担当のアンドレ中村と、岡・リーナを筆頭に5人のバックバンド擁するによる音楽ユニット。アンドレ中村は本名アンドレ・ダ・ルセーニョで実際は中村さんと思われる。岡リーナのほうは吉田さんと思われる。ニハエル・マージョは西川さんと思われる。 海音寺潮二郎: アンドレ中村とオホーツクボーイズの作曲者。実際は中村さんと思われる。プロフェッサー・ナカムラ: アンドレ中村とオホーツクボーイズの編曲者。実際は中村さんと思われる。 DCTgarden.com: ドリカムオフィシャルサイト。 ドリブログ: ドリカムオフィシャルブログ。毎日連続更新記録を更新中。

miwa yoshida(ソロ活動)

DCT Records所属のアーティストとして miwa yoshida がいますが、ドリカム吉田さんのソロとしての活動ということになります。1995年12月18日にソロアルバム「beauty and harmony」(つまり美と和)リリース。一時中断を経て、2003年5月6日の「beauty and harmony 2」(びーはーつー)とシングル「涙の万華鏡」同時リリースをもってソロ活動が復活しました。

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