美人店長こだわりの地元食材メニューで満腹に!苫小牧「AngeraEst」

苫小牧市内で3店舗を展開するおしゃれなカフェ&スイーツのお店「Angera」グループでも美人店長のお店として評判の「AngeraEst」。地元食材にこだわったおすすめの人気メニューがあるということで、実際に伺い、お味やボリュームなどもチェックしてきました。

北海道の野菜や食材の味の濃さに感動したのがきっかけです

まるでヨーロッパの映画に出てきそうなおしゃれな外観に、美人の店長さんと、我々おじさんにはちょっと敷居が高い印象の「AngeraEst」さん。しかし、「お酒が大好きなんですよ」という店長の三浦さんが手にしているのは、海外産のワインではなく、日本酒「美苫」です。苫小牧の日本酒「美苫」は、北海道・厚真町産の酒造好適米である「彗星(すいせい)」と、おいしいことで有名な「苫小牧の水道水」を使い醸造された、地元でも多くの方に愛される1本です。

さて、おしゃれなカフェで「地酒」、地元の食材にこだわるようになった経緯を伺いました。

▼どこからみてもイタリアンといったイメージのおしゃれな外観

「ワインだけでなく、焼酎や日本酒も大好きなんです。そして、なによりも埼玉出身の私は、北海道の野菜や食材の味の濃さに感動しました」。「地元、北海道の食材から受けた感動を、道外の方はもちろん、道内の方とも共有したい」と思って、店長になる前から地元の生産者さんたちとコミュニケーションをとるようにしていたのですが、店長になってからは、さらに積極的にメニューに地元・北海道の食材を取り入れるようにしているといいます。

そんな地元食材を使ったメニューは、お客様にも好評だといいます。そのなかでもおすすめのメニューを実際にいただいてみました。

▼地元苫小牧のブランド豚「B1とんちゃん」のポークジンジャー丼

ランチはもちろん、ディナーでも人気だという「B1とんちゃんポークジンジャー丼」(1,190円)には、スープも付いてきます。なによりのこだわりは豚肉。苫小牧市のなかでも植苗地区の数軒の酪農家しか育てていないブランド豚「B1とんちゃん」に店長の三浦さんがほれ込んでの地元食材メニューです。

「B1とんちゃん」は名前のとおりビタミンB1が豊富で、低脂肪、高タンパクで脂身にも臭みがなく、しっかりとした肉質が楽しめて、食べ応えも抜群。道の駅ウトナイ湖にある生産者直営店から特別なルートで仕入れているそうです。

そんな「B1とんちゃん」を生姜焼きにして、どんぶりご飯の上にたっぷりとのせてあるのですから、おいしくないはずがありません。あっという間に完食させていただきました。濃いめの味付けで、ご飯がとても進みます。

▼おひとり様にもうれしいカウンター席。スタッフとの会話も弾む

日本一、いえ世界一のハスカップを使ったパンケーキも

▼道産の小麦と米粉を使ったボリューム満点のパンケーキ

ハスカップの作付け面積日本一で知られる北海道・厚真町の日本で唯一のハスカップマイスター・山口農園の山口さんが育てたハスカップを使ったスイーツメニューも充実しています。「日本一、いえきっと世界一だと私は思っています」と店長の三浦さん。「ハスカップパフェ」(980円)に「ハスカップワッフル」(1,390円)、「ハスカップソーダ」(600円)、「ハスカップパンケーキ」(1,390円)などがあり、今回は「ハスカップパンケーキ」を試食させていただきました。

「道産の小麦と道産米粉でもちもちとした食感に仕上げたパンケーキに、山口農園さんの大粒のハスカップを使ってパンケーキ用に甘さと酸味のバランスを調整した、手作りのオリジナルハスカップソースをたっぷりかけてあります。いっしょにご提供しているヨーグルトアイスクリームとの相性も抜群なので、ぜひお試しください」と三浦さんはいいます。

▼おしゃれで広々とした店内。一角では道内ハンドメイド雑貨なども販売されている

もちもちとしっかりとした食べ応えのパンケーキは、小麦粉や米粉の香りもよく、甘酸っぱいハスカップソースとの組み合わせも抜群です。しかし、思った以上にボリュームがあり、すでに「B1とんちゃんポークジンジャー丼」を平らげている私にはちょっと多すぎるかと思いました。

そこでパンケーキの横に添えられたヨーグルトアイスクリームの出番です。パンケーキの上にのせて、ソースとからめると、さらにさっぱりといただけました。とはいえ、スイーツのパンケーキも十分主食として通用するボリュームがあるので、ガッツリと満腹です。それでも最後はおいしいコーヒーをいただきながら、ゆったりとした時間を楽しみました。

▼大きなテーブルや個室風に仕切られた席もあるのでとても便利

今後も地元食材のメニューを増やしていきたいという三浦店長

おしゃれな見た目で「少し敷居が高いかな〜」と感じる「AngeraEst」ですが、美人店長の三浦さん同様、おしゃれだけど飾らない気さくなお店で、気が付くとおじさんひとりでもつい長居をしてしまいます。

北海道の食材に魅せられたという三浦さんは「道の駅ウトナイ湖のB1とんちゃんや山口農園さんのハスカップ、苫小牧の地酒『美苫』のように顔の見える人たちが扱う食材を使って、少しずつでも地元食材のメニューを増やしていきたいです」といいます。

居心地もよく、食べ物のボリュームも満点、しかもおしゃれな「AngeraEst」で一度地元食材メニューに挑戦してみてはどうでしょうか。

カフェ&バー スイーツ 雑貨 AngeraEst(アンジェラエスト)
所在地:苫小牧市拓勇東町4丁目18-37
営業時間:11時〜22時、日曜・月曜のみ11時〜21時
定休日:不定休
電話:0144-55-5988
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