味わう

お菓子王国02 十勝は銘菓ずらり

 まず北海道の銘菓を語る上で「六花亭」は欠かせないと思っています。なぜかって?北海道を代表する銘菓であるから、つまりおいし「すぎる」からです。それでいて安い!

 全国的にも名の知れた六花亭、読めない方のためにふりがなを書いておきますと「ろっかてい」となります。柳月のほうは「りゅうげつ」と読みます。北の自然菓柳月も六花亭よりはランクは落ちると思っていますが、それでもおいしいことに変わりはありません。
※写真は十勝いや北海道を代表する銘菓「マルセイバターサンド」

なぜ十勝銘菓はうまい?

 なぜこの十勝地域に全国に誇る銘菓が誕生したのか……その秘密の答えは広大な十勝平野の大規模畑作にあります。自然環境もよく、じゃがいも、小豆、大豆、ビート(てんさい)といった原材料となる作物が良質なのです。

 それだけでなく酪農地帯も充実しており、乳製品をはじめ、牛や豚、鶏肉の肉製品も良質です。良質だらけの十勝で、良質の食材を使ったお菓子、おいしくないはずがありません。

十勝銘菓ヒストリー

お菓子王国02 十勝は銘菓ずらり  この両者の歴史を少しだけ見てみましょう。いまやこの2つの銘菓はライバルのようですが、六花亭のほうが創業は早く、もとは函館出身。1860年に千秋庵(札幌)と六花亭の原点ともなった千秋庵総本家が創業しています。(千秋庵について詳細はこちら!)

 1933年には十勝に進出してきて、帯広千秋庵として現在の本店の場所で創業しました。これが六花亭としての事実上のスタートで、1977年には現在の六花亭製菓に社名変更しています。だからもとはあの札幌千秋庵の親戚ということにでもなるでしょうか。一方の柳月は48年に創業しています。当時、十勝には同業店が多かったために質を上げるために各店が勢力を尽くし差別化しました。

六花亭といえば?

 六花亭といえば「マルセイバターサンド」をあげる人が大半でしょう。クッキーにはさまれたバターとレーズンの絶妙な組み合わせは絶品です。一方柳月といえば「三方六(さんぽうろく)」です。マルセイバターサンドほど有名ではありませんがこちらもおすすめの一品。

 ほかにもたくさんおいしい、よだれものの銘菓が勢ぞろいです。少しずつ紹介させてくださいね。(※ちなみに六花亭本店でしか売っていない限定品もあります。本店にも行ってみることをおすすめします)

(※参考文献:帯広市史、各社ウェブサイト)

 北海道銘菓のたびはまだまだ続く!次ページは道内各地の銘菓をめぐります!

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