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深川特産の黒米を使った商品が続々誕生!黒米カステラや黒米おにぎりも

【深川市】 深川市で生産される黒米を使った黒米カステラ「クンネ:アマム」が誕生、2013年7月1日から道の駅ライスランドふかがわで販売を開始した。深川独自ブランドである北の黒米を使って生み出した商品の一つだ。2013年は道の駅ライスランドふかがわ10周年を迎えるにあたり、黒米を使った記念商品開発も積極的に行われており、他にも「黒米おにぎり」も期間限定で発売された。深川市では近年、黒米を使った商品が次々と生み出されており注目されている。

黒米カステラ「クンネ:アマム」

深川特産の黒米を使った商品が続々誕生!黒米カステラや黒米おにぎりも 深川産黒米使用商品を一つご紹介しよう。黒米カステラ「クンネ:アマム」は、道の駅ライスランドふかがわの10周年を記念して開発された商品の一つ。製造は市内のケーキ店「ボーダ」が担当。とはいえまず気になるのがこの名称。ローマ字では「Kunne:Amamu」と表記する。この商品名はアイヌ語由来で、「クンネ」つまり「黒」、そして「アマム」つまり「米」を意味する。カステラに含まれる黒米をそのまま表す。

「クンネ:アマム」には、黒米品種「きたのむらさき」をふんだんに使用。甘さを抑えて少しリッチなバターカステラに仕上げている。バターの風味もしっかり感じられる。黒い紙製ボックスを開けると、一本の稲が貼り付けられている。カステラは黒米使用のイメージを崩さず黒っぽい色。12個にカットされて945円なので、一人で完食するのはきついかもしれないが、美味しくいただけるはずだ。

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深川市では黒米を地域資源と位置付け、ふかがわ地域資源活用会議による商品開発を行う。黒米カステラだけでなく、黒米生パスタ、黒米ラーメン、黒米ロールケーキ、黒米バーガー、黒米サブレ、黒米ドーナツ、黒米ソフト、黒米クレープ、黒米大福餅、黒米饅頭、黒米シフォンケーキなど、和洋ジャンル問わず様々な食品が生み出されてきた。市外での活躍も目立っており、一例として「黒米バーガー」は2011年の北海道ご当地バーガーグランプリでグランプリに輝き、その名を知らしめた。

黒米「きたのむらさき」は深川で誕生した

もともと黒米(くろごめ・こくまい)は、寒さに弱いことから基本的には道内では栽培されてこなかった。アントシアニンが豊富で美容にとてもよいとされる古代米である黒米を、北海道でも作れないかと研究を始めたのは、深川市にある拓殖大学北海道短期大学の石村教授だった。中国産黒米を試食した際に北海道でも作付することを決意し開発を進めたという。

研究では100種類を超す海外産の黒米を北海道のもち米と交配を繰り返した。10年以上の研究の結果、2001年、遂に東南アジア産黒米との掛け合わせで北海道の気候に適した「きたのむらさき」の開発に成功し品種登録された。2002年以降作付を開始、10年経過した2012年現在、深川市内で3戸が黒米を生産、76ヘクタールで約1200kgを供給する。今では深川市以外では上川や道南など米どころで黒米の生産がなされているが、まだまだ珍しいといったところ。

黒米品種は「きたのむらさき」だけではない。2008年には2004年以降約3年かけて開発した新品種「芽生さくらむらさき」が誕生。こちらは「きたのむらさき」のもち米とは異なりうるち米で、粒が大きめで収量もアップしている。

前述の通り、黒米にはアントシアニンやビタミンが豊富に含まれ、健康・美容にも良いと言われている。黒米関連商品は道の駅ライスランドふかがわ、JR深川駅深川物産館、まあぶ's キッチンなどで販売されている。深川市で開発された黒米を使った黒米料理・スイーツを、是非深川市内で味わっていただきたい。

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