コーンたっぷり「十勝芽室コーン日本一アイス」誕生へ

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 芽室町の十勝芽室コーン炒飯地域活性化協議会が開発する「十勝芽室コーン日本一アイス」が2011年7月17日のデビューに向けて着々と作業が進められています。どんなアイスになるのか、興味津津の編集部が取材しました。

 芽室町のご当地料理の一つが「十勝芽室コーン炒飯」。芽室産のスイートコーンをたっぷり使って、コーンバターを味付けに使い、スイートコーンを使ったスープを付けるなど、細かい10のルールを設定し、2008年7月17日に誕生しました。そして3年後の2011年7月17日(予定)、コーンを使った新しいご当地グルメが誕生します。

 そもそもなぜコーンにこだわるのか。実は芽室町は、スイートコーンにおいて日本一の収穫と作付面積を誇っています。とうもろこしのまち芽室を全国に発信すべく、コーンを使ったご当地グルメを考案してきたわけです。

 2008年発売の「コーン炒飯」は芽室町内だけで販売するのが基本で、芽室町に足を運んでもらうために開発されました。しかし今回の新グルメはお土産品として、また、町外にも販路を見出して十勝芽室を全国に発信するためにと、開発されてきました。

 その芽室グルメ第二弾となるのは「十勝芽室コーン日本一アイス」。その名の通り芽室町のスイートコーンを使ったアイスです。コーンアイス計画は以前から構想があり、2010年1月の第1回開発会議をもって本格的にスタート。アイスの形態としては、棒アイス、ジェラード、ソフトクリーム、お米入りアイスなどが検討されてきましたが、最終的にカップアイスに落ち着きました。

 アイスの特徴としては、コーンパウダーを使った黄色いスイートコーン味のアイスの上に、食品加工技術研究センターで開発されたコーングラッセ(コーンの糖蜜漬)の粒をトッピングしています。甘いコーングラッセとアイスの絶妙なバランスが、十勝芽室の広大な農村風景をイメージさせます。牛乳も芽室町産、しかも搾りたてにこだわっています。

 このように、牛乳もコーンも地元産ということで、1.地産地消を意識したアイスであり、2.日本一のコーンを使っている、というのが、他のアイスとは異なる点。カップアイスを製造するのは、芽室町の手作りアイスクリームの店「アイス屋」(みるく組)です。

 以下は予定ですが、全国発売は2011年7月17日。内容量は90mlで、希望小売価格は250~280円になる見通し。十勝管内では、芽室町内、帯広駅やとかち帯広空港、十勝川温泉、首都圏ではどさんこプラザ等を検討しており、今後販路拡大する予定。この夏、芽室から全国デビューするコーンアイス、ご期待ください。