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札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

札幌は味噌ラーメン、と思われがちですが、とんでもない。もちろん味噌ラーメンの有名店も数多くあり、根強い人気を誇っていますが、札幌ラーメンは日々進化しているのです。中でも一時期ちょっとしたブームを巻き起こし、今やひとつのジャンルとして定着しつつあるのが、煮干し系ラーメンです。そこで今回は、北海道ファンマガジンが厳選した煮干しにこだわる札幌の名店をご紹介しましょう。

津軽で惚れ込んだ煮干しラーメンの味

▼暖簾にも煮干しが踊る
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

まず最初にご紹介するのが、札幌のラーメンファンが煮干し系と聞いて最初に思い浮かべるであろう有名店、北区の「煮干らぁめん なかじま」です。もともとは主婦だった店主の中島由美さんが、ご主人の脱サラを機に一念発起しました。

▼店内外は常に行列ができる
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

かつて津軽のラーメン店で食べた煮干しのラーメンを思い出し、煮干しに特化したラーメン店を出そうと決意します。「たぶん、100パーセント煮干しだけで出汁を取ったラーメンは、札幌で初めてだったと思います」と中島さん。ほとんど賭けのような気持ちでしたが、これが大ヒット。2010年7月2日のオープンからわずか半年ほどで注目されるようになり、やがて煮干しブームが訪れました。

▼数種類の煮干しをブレンドして使用
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

今もご主人とふたりで店を切り盛りしている中島さん。毎日60食限定で、たまに限定麺を販売する日はブログで発信しているのだとか。

▼すっきりと見た目も美しい「醤油らぁめん」(税込680円)
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

ラーメンの味は塩と醤油と味噌の3種類、サイドメニューはなく、潔いほどシンプルに煮干しにこだわった味を追求しています。この店があるからこそ、札幌にも煮干し系ラーメン文化が根付いたと言って過言ではないのかもしれません。

煮干らぁめん なかじま
所在地:北海道札幌市北区北35条西4丁目1-1 サトービル1F
問い合わせ先:なし 公式サイトの問い合わせフォームより
営業時間:11時~14時30分
定休日:木曜日、金曜日
公式サイト
Facebookページ

女性も学生も誰をも魅了する人気店

▼一見、ガツンと男くさいイメージだが……
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

看板には無骨な文字が躍り、なんだかパンチのある味を連想させる雰囲気。ところが一歩店内に入ってみると、ジャズが流れ、おひとり様にも入りやすいゆとりのあるカウンター席に、居心地の良さが漂います。2013年の春にオープンしたという「in EZO 本店」です。

▼女性客ひとりでもくつろげる雰囲気
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

現店長が東北に修行中、煮干し系ラーメンに出会い、このおいしさを札幌にも広めたいと思ったのがはじまりなのだそう。

▼このまま食べても十分おいしい煮干し
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

この店のラーメンは、煮干しスープを生かす麺が特徴的です。製麺所に特注したオリジナルで、超多加水、超極太の麺を手もみして出しています。

▼デカいチャーシュー、太いメンマも魅力の「特にぼ中華そば」(税込720円)
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

実はこのチャーシュー、他の店ではあまり使われていない特殊な部位を使用。秘伝のタレで長時間煮込んでおり、ラーメンと一緒にチャーシューごはんを注文するお客さんも多いのだとか。

▼チャーシューごはん(小・税込100円、大・税込190円)
札幌初のお店から元ボクサーのお店まで―札幌の煮干し系ラーメン店4選

また、今のようにブームになる前から油そばを出していたことでも有名なこの店。こちらもかなりの人気で、お腹を空かせた学生さんなど、にんにくを利かせてガッツリ食べてほしいところです。

in EZO 本店
所在地:北海道札幌市中央区南1条西7-1-5 南1西7ビル 1F
問い合わせ先:011-231-3999
営業時間:11時~15時、17時30分~22時
定休日:不定休
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筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。【編集部専属ライター】