天塩町は実はスイーツの町?アイデアプリンから溶けるロールまで5選

北海道北部、天塩川河口に位置する留萌管内天塩町は、道内有数のしじみの産地として知られてきました。一方で、近年はスイーツの町としても注目を集めています。しかも、アイデアスイーツから学生が考案したスイーツまで、見た目にも楽しいスイーツが幾つもあるのが特徴です。

そこで、今回は天塩町のおすすめスイーツを5つご紹介します!

1.マヨネーズにしか見えない!天塩町発 驚きのスイーツ「ChuChuプリン」

まず最初にご紹介するのは、見た目はマヨネーズなのに、中身はプリンという「てしおChuChuプリン」。上部の蓋を取って、直接容器に口を付けたら、容器を手で押しながら食べるのがポイント。

その見た目も話題性がありますが、味ももちろんおいしい! 豊富牛乳を使い、旭川の餌と水にこだわって育てられた鶏の全卵を使用。保存料も使っていないので安心ですね。2008年の発売以来人気のスイーツ。みんなもレッツ、チューチュー!

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2.天塩町の牧場が産んだ新食感スイーツ「トロケッテ・ウーノ」とは?

2013年に発売されジワジワ話題になっているのがこちら「トロケッテ・ウーノ」。町内の宇野牧場が酪農家しか味わえなかった牛乳豆腐をヒントに、もっと滑らかに、ストローで飲めるようにしたミルク飲料です。

ほのかに甘く、プリンのようなヨーグルトのようなとろみを感じるのが特徴。いちご味や抹茶味などは下層部にソースが入っていて、濃厚なミルクの味わいにマッチしています。パッケージデザインもかわいらしいですよね!

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3.天塩町に真っ黒いプリンがある!いったいどんな味なの?

続いてご紹介するのは、真っ黒いプリン、その名も「牛乳たっぷり!黒いプリン」です。2000年代半ばの誕生以来、製造販売するのは町内の「とらや菓子司」。

牛乳たっぷりと書いてあるのに黒いってどういうことだ!という声が聞こえてきそうですが、味はプリンそのもので、牛乳の味わいを強く感じますし、柔らかく滑らかです。黒い色の正体は食用の竹炭です。

ちなみに「とらや」では、ほかにも地元宇野牧場の牛乳を贅沢に使用したプリンを幾つも製造販売しています。天塩町はプリンの産地ですね!

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4.地元高校生が考案!口の中で溶けていく新食感スイーツ「めるとロール」

こちらも町内の「とらや菓子司」で販売しているスイーツです。「めるとロール」は地元の高校生が考案し2010年3月に発売したスイーツで、小麦粉を使わず、くず粉を使っているという特長があります。

やわらかいロールケーキは常温禁止、冷凍必須で、常温で少し溶かしてからいただきます。食べると口の中で溶けていく感覚があり、名前の通り「めると」が楽しめます。濃厚な味わい、後味はさっぱり!

5.天塩町のご当地ドリンク「マスカットサイダー」って何?どんな味?

最後に紹介するのは、スイーツというよりドリンクですが、天塩町で1974年から販売されている「アサヒマスカットサイダー」です。

マスカットも収穫できない天塩町で、なぜマスカットサイダーなの?という気になる理由は記事をご覧ください。天塩町では、居酒屋に行けば「マスカットハイ」があるくらい浸透しているご当地ドリンクなのです。ちなみに、製造するのは町内のアサヒ飲料株式会社で、あのアサヒ飲料とは別会社です。

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ほかにも天塩町には、和菓子として大野菓子舗の天塩名物「天塩川羊羹」があります。

今回紹介したスイーツは、牛乳を使ったものが多かったですね。天塩町近郊は酪農が盛んということもあり、乳製品を使ったプリンが続々登場していることがわかります。人口約3000人の町ですが、これだけ多彩なスイーツがあることに驚かされます。天塩町を通る際は、天塩町のスイーツも味わってみてください!

かつては「しじみパイ」「しじみせんべい」も話題に

かつて話題となったのは、特産品のしじみを使ったお菓子です。その一つは、町内の主婦が考案し、1998年に製品化したお菓子(というか料理)「ヘルシーしじみパイ(しじみおこわのパイ包み)」。

見た目は貝の形をしたパイですが、パイを食べ進めると中から出てくるのは、天塩産しじみ、留萌管内産のもち米とうるち米を使ったおこわ。パイ生地にもしじみのエキスが使われていて、とにかくしじみにこだわりぬいた手作りパイとして知られてきました。

また、大きな薄焼きせんべいの中から乾燥しじみの袋が出てくる三角形の「しじみせんべい」もあり、道の駅てしおで販売されていました。