"> ">柔らかな十勝若牛を使用した贅沢グルメ「十勝清水牛玉ステーキ丼」が美味しい – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
味わう

柔らかな十勝若牛を使用した贅沢グルメ「十勝清水牛玉ステーキ丼」が美味しい

編集部
Written by 編集部

【清水町】 2013年7月6・7日に開催された「新・ご当地グルメグランプリ北海道2013in十勝芽室」で初めて総合優勝、部門別でも全部門一位に輝いたご当地グルメがある。それが清水町のご当地グルメ「十勝清水牛玉ステーキ丼」だ。柔らかい十勝若牛ステーキとふわふわの卵がコラボした新感覚の牛丼は、味噌の味付けとの組み合わせが絶妙で美味しいと人気が高まっている。

十勝清水牛玉ステーキ丼とは?

「十勝清水牛玉ステーキ丼」(牛玉丼)は、十勝管内西部の清水町に2010年7月17日に誕生した、いわゆる「牛丼」だ。提供店でオーダーすると、あつあつの白いご飯の上に、スクランブルエッグ、そして牛肉をサイコロ状にカットしたものが何個も乗せられて出てくる。牛肉ステーキはとても柔らかい食感で食べやすく、口の中に広がる肉汁がたまらない。ふわふわの卵、しっかりと味付けされた味噌の風味を感じながら次から次へとご飯を口へ運び、あっという間に完食してしまう。美味しいステーキを食べると贅沢を味わった気分になってしまうのだが、なんとこれを1000円以下で提供しているというから驚きだ。

十勝清水牛玉ステーキ丼の魅力は、(1)十勝若牛(2)鶏卵(3)特製味噌、の三つでまとめられる。

まずはメインとなる牛肉。清水町は肉用牛の生産量では道内第二位という肉牛の町でもある。中でも清水ブランドともいえる「十勝若牛」は、町内5戸の酪農家が生産。しかも通常のホルスタインの牛肉とは異なる点がある。名称の通り、若い段階で肉にするのだ。一般的には20か月程度で肉になるが、十勝若牛は約14カ月と早い。こうして、低脂肪かつ低カロリーで、癖が少なく食べやすい柔らかい肉が出荷される。牛玉ステーキ丼では、十勝若牛の肉を使うのはもちろん、ロースの部位を使用するという明確なルールが設けられている。箸で食べられるようにサイコロ状にカットすることも盛り込まれた。

さらに清水町は鶏卵の生産量も道内三位という。牛玉ステーキ丼では、オムレツ風にするか、きんし風にするか、ふわふわにするかで最終選考が行われ、結果ふわふわとすることで落ち着いた。味付けは味噌だが、地元の食材を自由に合わせることができるとした。

また、牛肉の味付けのために特製味噌が開発された。同じ十勝で絶大な支持を得ている帯広市の豚丼は砂糖醤油がベースの甘ダレが多い。それならば……と、牛玉丼には味噌を使うこととなった。特製味噌は白味噌ベースで、30回以上の試作品を経て半年かけて開発したという。なお、これは十勝清水牛玉ステーキ丼地域活性化協議会が指定しているもので、レシピは極秘とされる。

新・ご当地グルメグランプリでは常に上位に

柔らかな十勝若牛を使用した贅沢グルメ「十勝清水牛玉ステーキ丼」が美味しい これら十勝清水の特産品が合わさって、十勝清水牛玉ステーキ丼は誕生した。12もの厳格なルールに基づいて作ってはじめて牛玉ステーキ丼を名乗れるわけだが、ルールの中にはステーキ肉や鶏卵の調理方法や特製味噌使用のほか、北海道米を使用することや、協議会指定の白い卵型どんぶりを使用するということまで定められている。価格は汁ものなど付け合わせを含めて破格の1000円以下であり、女性向きのレディース版牛玉ステーキ丼は800円以下と決まっている。

※写真は提供店舗の一つ「おいし~い店 古母里」の牛玉ステーキ丼。ミディアムレアの十勝若牛にサラダや味噌汁、豆腐などがつく。日勝峠へのルート上にありアクセス良好。

2010年のデビュー後、十勝清水牛玉ステーキ丼は町内の9店舗で提供を開始、初年は合計25000食を販売した。2011年には新・ご当地グルメグランプリ北海道に初参戦、いきなり準グランプリに輝いた。しかし翌年も準グランプリに甘んじた。そこには三年連続グランプリの「別海ジャンボホタテバーガー」が立ちはだかっていたからだ。そして2013年、「別海ジャンボホタテバーガー」が殿堂入り・グランプリ参戦ができなくなったこともあり、牛玉ステーキ丼はようやく念願のグランプリを手にした、という経緯を持つ。いまや北海道屈指のご当地グルメの一つとなったことは間違いない。

現在では、提供店舗は町内12店舗まで拡大している。販売数量限定で提供している店舗も少なくないので、場合によっては食べられないということもあるかもしれない。でも、一度食べてみたらまた食べてみたくなること間違いなし。道央と十勝を結ぶ交通の要所に位置しよく通る清水町だからこそ、是非一度立ち寄って味わっていただきたい。

筆者について

編集部

編集部

北海道ファンマガジン編集部。編集部スタッフが取材執筆した記事や、名前を出さないライターの記事、寄稿記事の掲載の際にもこのアカウントが使われます。