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「玉ちゃんまん」が人気!清里町「TOKO-TOKO」がおしゃれカフェに!

斜里岳のふもと、清里町の「ファーマーズキッチンTOKO-TOKO」は、自家産タマネギを使った手作り肉まん「玉ちゃんまん」シリーズが人気のショップでした。その「TOKO-TOKO」が2017年11月から、ナチュラルテイストのおしゃれカフェになって、ランチメニューや軽食、ドリンク類を提供しています。

どの席もここち良い、カントリーシックな農家さんカフェ

「玉ちゃんまん」が人気!清里町「TOKO-TOKO」がおしゃれカフェに!

経営者は「やなぎやファーム」を営む柳谷克彦さん亜紀子さん夫妻。農家さんのカフェらしく、ランチプレートには自家産を中心に近隣産野菜がたっぷり使われています。もちろん6種の蒸しまんも従来通り、定番商品として販売中です。

「清里町はおいしい水に育まれた、おいしい農産物が実るまち。自然豊かな景勝地もあります。たくさんの人に清里町に立ち寄ってもらいたくて、このカフェを開店しました」と、店長の柳谷亜紀子さん。

▼店長の柳谷亜紀子さん(左)とスタッフのちあきさん
「玉ちゃんまん」が人気!清里町「TOKO-TOKO」がおしゃれカフェに!

店内は白い壁と木調がコントラストを描く、カントリーシックなイメージ。陽光がそそぐテーブルに、カラフルで色鮮やかなランチやドリンクが映えます。

▼ランチタイムは来店者で賑わう「TOKO-TOKOカフェ」
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▼気の温もりが心地よいテーブル席
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▼お1人様やカップルに人気のカウンター席
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定番から個性派まで、6種そろう「玉ちゃんまん」シリーズ

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従来からお店の看板商品だった「玉ちゃんまん」は、名前もフォルムもかわいい! 柳谷さんが愛情込めて栽培するタマネギを使っているからこの名前になりました。

「玉ちゃんまん」シリーズは全部で6種あり、1個150円。定番人気は自慢のタマネギとこだわり豚肉がコラボする「玉ちゃんまん」や、玉ちゃんまんにチーズを加えた「チーズ玉ちゃんまん」です。

自家産小豆の手作りあんがひと味違う「あんちゃん」は食後のスイーツにぴったりで、ちょっとスペシャルな味わいを楽しみたい時は、トマトとバジルが爽やかな「トマトリーナ」や、ジューシーな「チャーシューまん」、じっくり煮込んだキーマカリーの「カリーちゃん」などがおすすめです。

「玉ちゃんまん」がおいしい理由。それは自家産タマネギと「上しょこつ豚」

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どれもおいしくて迷ってしまう「玉ちゃんまん」シリーズ。ここで少し、おいしい理由をご紹介しましょう。

肉まん系「玉ちゃんまん」の基本素材はタマネギと豚ひき肉ですが、この2大選手がただ者ではないのです。自家産タマネギは甘く肉厚。そしてジューシーでコク豊かな豚ひき肉は、紋別市「オホーツクファーム喜多牧場」の「上しょこつ豚」です。

この「上しょこつ豚」がとにかく贅沢育ち。大規模牧場が養豚業にも取り組み、豚の飼料に余った牛乳を加えて飼育しているというから驚きます。おいしい豚肉になるわけです。

3種のメインから選べるランチは、カラフル野菜がうれしい

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ランチプレートは1,000円で、メインをハンバーグ・チキン・豚しょうが焼きの3種から選べます。どれもおすすめですが、気になるのはハンバーグ。使っている豚ひき肉は、「玉ちゃんまん」シリーズにも使用している、牛乳で育った「上しょこつ豚」。お口の中に濃厚なうま味がジュワ~っと広がります。オリジナルデミグラスソースとも好相性です。

そしてメインに負けない存在感で目を奪うのが、副菜のお野菜。フレッシュサラダのほか、フリッターや和え物、ソテーなど盛りだくさん。特にプチトマトの甘酢漬けは常連客に大人気の名わき役です。コンソメスープにもご期待ください。自家産タマネギが甘くとろけて感激します。

ランチプレートのほか、幻のタマネギ、北見黄と北海道産牛で作った「ビーフカレー」や、チキンとココナッツの「グリーンカレー」各900円、「本日のドリア」サラダ付き850円も好評です。

▼野菜の副菜盛りだくさんの「ハンバーグランチ」1,000円
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はふはふ食べたい名物軽食。パニーニにワッフル、蒸しぱん

「玉ちゃんまん」が人気!清里町「TOKO-TOKO」がおしゃれカフェに!

軽食メニューもバラエティ豊かです。ファンが多いのは、地元産小麦「春よ恋」でパンから手作りする「パニーニ(イタリアンホットサンド)」450円。自家製ドライトマトとバジルソースの「トマト×バジル」と、ベーコンとガーリックバターの風味がたまらない「ベーコン×チーズ」の2種があります。パリパリもっちりのパンと、こだわり具材のコンビネーションを楽しんでください。

そしてドリンクのお供として人気なのが4種の「蒸しぱん」各150円。定番の甘納豆と抹茶あんのほか、紅茶りんごカスタード、ココアガナッシュなど洋風のおいしさも新鮮です。

ほか「ワッフル」150円や「ソフトクリーム」250円もあり、いずれの商品もテイクアウトOK。ドライブ途中のおやつにどうぞ。

▼ドライトマトがおいしい「トマト×バジルのパニーニ」
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▼甘納豆の蒸しぱん(左)とココアガナッシュの蒸しぱん
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こだわりのドリンクも多彩。イチオシは清里産ハチミツのカフェラテ

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ドリンクも充実しています。コーヒーメニューはすべて網走市の自家焙煎コーヒー豆店、「はぜや珈琲」の「エチオピア」という豆を使用。ラテに合うため、マスターの柳谷克彦さんが気に入って選んでいます。

ラテ類のうち、1番人気は、清里産ハチミツを使った「ハニーカフェラテ(ホット・アイス)」480円。最初にハチミツがかかったふわふわのミルクフォームをすくって味わって、後から混ぜて飲むと2度おいしい。そして最後は底に沈んだハチミツと一緒に飲み干すと3度おいしい!

このほか珍しいドリンクでは、「レモンジンジャーティー」400円や「白桃せん茶」400円なども。ドリンク類もすべてテイクアウト可能なので、気軽に立ち寄ってみてください。

▼清里産ハチミツの甘い香りが魅力。「ホットハニーカフェラテ」
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▼味わいのグラデーションを感じる「アイスハニーカフェラテ」
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▼大人のおいしさ「レモンジンジャーティー」400円
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▼コクがあるのにスッキリ味の「ホットコーヒー」400円
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学んで、チャレンジして、縁を紡いで……。生まれたおいしさがある

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柳谷さん夫妻に、「TOKO-TOKO」を始めた理由や、商品を作ってきた道のりについて聞いてみました。

「生産者としてのやりがいを模索して、野菜の直売所を始めたのがスタートでした」。そう話し始めた店長の亜紀子さん。野菜販売だけでは納得ができず、もう一歩進んでみたくなった亜紀子さんは、東京農業大学オホーツクキャンパスの社会人講座で学ぶことに決めました。8年ほど前のことです。

この講座で商品開発を学んだことが転機となりました。考え方が変わったほか、縁もヒントも生まれたそうです。受講生仲間に「オホーツクファーム喜多牧場」の奥様がいなかったら、「上しょこつ豚肉」とコラボした「玉ちゃんまん」は誕生していなかったかもしれません。

その数年後、今度はマスターの克彦さんが同講座を受講するようになり、克彦さんは清里町特産の「ジャガイモ焼酎 清里(樽)」と地元産小麦粉を使ったパウンドケーキを開発しました。やなぎやファームはこの焼酎の原料ジャガイモの契約農家であることもあり、思い入れ深い開発となったようです。

生き方を探して学び、縁を紡ぐなかで生み出されたもの。それらが「TOKO-TOKO」のおいしさとなっています。

TOKO-TOKO cafe
所在地:斜里郡清里町羽衣町42番地
電話:0152-26-7095 
定休日:毎週月曜・火曜・水曜
休業期間:農作業のため5月と10月は完全休業(休業開始や再開の時期が多少変動する場合があるので事前確認を)
営業時間:11時~18時(ランチタイム11時~15時)
Facebookページ

筆者について

浜岡あけみ

浜岡あけみ

1985~96年まで札幌市の広告制作会社でコピーライターとして勤務した後、フリーランスに。現在、ひがし北海道を拠点として執筆中。