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余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

理想のバーというものを想像してみてください。お酒の種類が豊富で、ちょっとした料理もおいしくて、もちろん雰囲気が良くて、無口だけど実は博識なマスターがいて。

2018年7月に余市にオープンしたカフェ&バー「天照 amaterasu」(以下アマテラス)は、そんな理想に近いかもしれません。ただし、無口なマスターはいません。個性的で情熱的な店主ならいます。余市まで、会いに行ってみませんか?

気になる店名の由来は?

▼温かそうなアマテラスの店内
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

「『日本の神様カード』というのを試しに引いてみたら、2回連続で伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が出たんです。カードの意味は、まさに自分のやりたいこととピッタリでした。イザナギは、アマテラス、ツクヨミ、スサノオという3人の子どもをもうけます。だからこれから店を持っていくにあたって、僕もその3人の名前を順番に店名にしていこう、と。それでまず最初のこのバーが、アマテラスとなったわけです」

店名の由来を聞いたところ、店主の今西努さんから、こんな面白い答えが返ってきました。

▼運命を導いた「日本の神様カード」(真ん中がアマテラス、右がイザナギ)
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

今西さんは、札幌でハンモックに乗れると評判になった「ハンモックベースカフェ」をやっていましたが、2018年3月に閉店。そのわずか4カ月後に、今度は余市でアマテラスをオープンしました。

「空き家だったここを自分の手でリノベーションしました。業者にお願いしたのは、電気と水道のみ。自分の手で自分に合った店をつくってこそ、自分の店と言えるんじゃないかなって思います」(今西さん)

▼不思議と落ち着くエキゾチックな店内
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

個性的なのに、なぜか居心地がいい。この店そのものが、店主を表現しているということでしょうか。雰囲気が良くて、お酒もいろいろ揃っているし、店主の話も面白い。では、料理はどうでしょう。

「おすすめはハンバーガー。どこよりも旨いと自負しています。うちで食べたら、他ではもうハンバーガーを食べられなくなりますよ」(今西さん)

またそんなビッグマウスを、と思っていたら、出てきたのがこちら。

▼ハンバーガー(税込950円、写真はプラス100円でチーズトッピング)
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

なんとも見目麗しい、絵に描いたようなハンバーガーです。一口食べてみると、これが本当においしい! バンズの弾力、肉の旨味、野菜の瑞々しさ、すべてのバランスが抜群で、店主が自信を持ってすすめてくれたのも納得です。ビッグマウスだなんて、大変失礼いたしました。

余市に行ったら、まずはアマテラスへ

店主は、余市を訪れる機会があれば、まずはアマテラスに来てほしいと言います。余市の良さを伝える、情報発信の場でありたいというわけです。

▼まずは来店して、会話を楽しんで
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

「余市には昔ながらのアナログなつながりがあり、個性的な人が多く、皆さん町の取り組みにも熱心に参加します。それに田舎だからこそ1から作り上げていく魅力もあると思うんです。余市だから、この場所だから、やりたいことがたくさんあるんです」(今西さん)

▼店内には、こんな居心地の良さそうなスペースも
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

アマテラスがあるのは、国道5号線沿い。通称「羊蹄国道」と呼ばれる通り沿いです。この通りがもっとにぎやかになって、人が寄りたくなるようなスポットになることが、今西さんの願いです。アマテラスは、いわばその第一歩。これからツクヨミ、スサノオと展開していく予定だそう。

▼ソフトクリーム(税込450円)
余市町でエキゾチックなひと時を。カフェ&バー「天照 amaterasu」

さて、最後にもうひとつ、おすすめのメニューを教えてもらいました。マスカルポーネのソフトクリームです。倉島乳業の低温殺菌牛乳を使った、贅沢な味わい。さらに良質のマスカルポーネチーズを加えて、濃厚でリッチな食べ応えに仕上げています。これもまた絶品。

ハンバーガーやソフトクリームを目当てにアマテラスを訪れた人も、店主の情熱に触れて、余市贔屓になるかもしれません。

天照 amaterasu
所在地:北海道余市郡余市町黒川町3丁目8番地
電話:0135-48-5930
営業時間:12時~24時くらい(変動あり)
定休日:不定休
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写真:克(laufen)

筆者について

石簾マサ

石簾マサ

すべてのしがらみを捨て札幌で永住するぞ……と移住してきた50代のおっさんライター。札幌楽し~い。移住者が見た札幌の楽しさ・良さを伝えていければ……と思っております。