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お肉屋が作るから旨い!豚肉たっぷり釧路新名物「よしやすぶたまん」

編集部
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お肉屋が作るから旨い!豚肉たっぷり釧路新名物「よしやすぶたまん」

今、釧路で話題沸騰中、「釧路新名物」との呼び声高い豚まんがある。それが「よしやすぶたまん」だ。お肉屋さんが作る豚まんはサイズが大きく、お肉を含むあんの部分の量も多く、あっさりしていて食べやすい。人気急上昇中のくしろ海藻ぶたまんは、いかにして生まれたのだろうか。「食肉工房よしやす」の前義幸さんに話を聞くと、ブランド豚肉や地元食材に対する熱い思いが感じられた。

※2016年春、「くしろ海藻ぶたまん」がリニューアルし「よしやすぶたまん」になったため、本稿では「よしやすぶたまん」と呼ぶ。

ちょっとした閃きから生まれた「よしやすぶたまん」

「よしやすぶたまん」を製造するのは、立ち上げて6年目になる「食肉工房よしやす」(釧路市)。釧路町の有限会社 兼芳新潟屋 前商店が経営する食肉販売店である。

お肉屋が作るから旨い!豚肉たっぷり釧路新名物「よしやすぶたまん」

同社代表の前義幸さんは、株式会社ホクチクファームが釧路町達古武で30年以上前から生産してきたブランド豚「くしろ海藻ポーク」に着目してきた。海藻の成分が入った飼料は、ビタミン、鉄分、ミネラルが豊富。この飼料を豚に食べさせると、釧路湿原がすぐそばという生育環境とが相まって、ひきしまっていながら柔らかい肉質、深いコクが味わえる価値の高い豚肉になる。

前さんによると、「よしやすぶたまん」を誕生させたのは2013年。忙しい時にふと思いついて、オリジナルのジンギスカンのタレを使って豚まんを作った。これが意外にもおいしいことに気づき、くしろ海藻ポークを広めたいとの思いもあって、商品化を決意。豚まんは予想以上の反響を呼び、小さなお肉屋さんの豚まんは、釧路で広く知られるところとなった。

プロの味付けだから旨い「よしやすぶたまん」

お肉屋が作るから旨い!豚肉たっぷり釧路新名物「よしやすぶたまん」

「よしやすぶたまん」は現在、ジンギスカン、ピリ辛牛、チャーシューと、三種類のラインナップ。肉屋ならではの製法で、ジンギスカンのタレを使って、熟練した肉のプロが味付けしている。くしろ海藻ポークのひき肉、リンゴ、玉ねぎ、生地の小麦以外は、添加物は何もいれない。あえてオーソドックスで昔懐かしい味わい、甘口であっさりして食べ飽きしない、むしろもうちょっと食べたくなる豚まんを目指したという。

ふわふわ感が特長の生地は、横山製粉(本社・札幌市)と共同開発。豚まん一つのサイズは比較的大きめで、レギュラーの場合160g、うち豚肉を含むあんの部分は半分の80gと、割合多めにした。これには、「くしろ海藻ポークを皆さんに味わってほしい」との、前社長や職人の想いが込められている。

同工房では、豚まんが予想以上の反響を呼んだことから、工場内の製造スペースを拡張し、機械を導入。あんを包んだ豚まんを約40分間醗酵させ、約15分間蒸して作り上げる。現在は、店頭および釧路市内のイトーヨーカドーにて販売している。

こうして肉屋が作るハイレベルな豚まんは、また食べたいと思わせるおいしさを秘めている。添加物を一切使わないので賞味期限は短いが、子供でも安心して食べられるとあって、地元では朝食代わりにも食べられているという。「釧路の土産にもぜひ」と前社長。

地域に根付くものを作り続けていきたい

前社長は、「北海道の人に喜ばれるご当地豚まんを作っていきたい」と今後に意欲を見せる。別海町のチーズを使ったもの、釧路市阿寒のエゾシカ肉を使ったもの、猿払村のホタテを使ったものなど、次の豚まんの開発も進行中だ。

「地元の人が地元にあるものを食べてほしい。今までありそうでなかったけど北海道らしいものをこれからも作り続けていきたい」と話している。


食肉工房よしやす
釧路市文苑4丁目27-5
TEL:0154-39-4129
営業時間:9:30~18:30、無休
公式サイト
※出演:和田知慧

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