"> ">重度の凍傷を負った登山家・栗城さんを励ますメッセージが全国から続々と – 北海道ファンマガジン [ファンマガ]
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重度の凍傷を負った登山家・栗城さんを励ますメッセージが全国から続々と

北海道・今金町出身の若き登山家・栗城史多さんがエベレスト山頂アタック中に重度の凍傷を負い下山してから1カ月余り。全国の栗城ファンからは、いまだ厳しい状況に置かれている栗城さんに対し、facebookを中心に応援メッセージが続々届けられている。(画像は栗城公式facebookページにアップされた栗城さんの状況)

彼の目標は、世界最高峰のエベレスト(チョモランマ)登頂である。特に厳しい秋の登頂にチャレンジしており、2009年に北稜北壁メスナールート、2010年に南東稜ノーマルルート、2011年に南東稜ノーマルルートと、三度挑んだが、いずれも途中下山している。2012年春には、世界第14位の高さを誇るシシャパンマ登山にて、下山中に20m滑落、クレバスに落下、重傷を負ったが奇跡的に生還している。その後、指のリハビリやトレーニングを経て、四度目となる秋のエベレスト登頂を目指し、同年8月に日本を旅立った。

「今回のエベレストが最後のチャレンジになるかもしれません。それだけ今回は全てを捧げて登っていこうと思います」と出発前にfacebookページに綴っているように、2012年秋季エベレスト西稜単独無酸素登頂挑戦には特別な思いがあった。

今回のアタックでは最後の更新となった2012年10月17日の現地映像


栗城さんは10月2日にベースキャンプ(5300m)からエベレスト登山を開始、18日に登頂の予定であった。しかし、気温マイナス20度、風速30mほどの厳しい環境下に置かれ、登頂寸前で下山を決断した。彼の負った凍傷は深刻で、両手足の指と鼻の治療のため、ヘリコプターでカトマンズの病院に搬送された。

その凍傷による外見から自身のことを「コアラ」と呼んだり「必ず復活する」と書いたり、元気であることをファンに伝えているが、重度の凍傷を負ってしまった指の数本は切断することになるという。インドで高気圧酸素治療などの長期治療を受け、両手足が使えない状況下でも、自分の現状を写真付きで発信し続けている。


このような苦しい状況を経験することとなった2012年。登山家・栗城史多さんの回復を願うファンから熱い応援メッセージがfacebookページやtwitter、公式ブログに届けられている。室蘭市出身の北端恵さんは、全国の栗城ファンから応援動画を募集、編集しYoutubeにアップロードした。『栗城さんは応援者同士の繋がりも嬉しく思ってくれていて、一人からのメッセージよりたくさんの人からのメッセージの方が嬉しいと思い作った』(一部編集)と話している。Team Kurikiに支えられている栗城史多さんの挑戦はこれで終わることはないだろう。

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