北斗市の新キャラ「ずーしーほっきー」が誕生! 早速コワイ・キモイと話題


【北斗市】 北斗市は2013年11月27日、北斗市のご当地キャラクターを発表した。新キャラクターは「ずーしーほっきー」。5つのキャラクター候補から選ばれたのだが、その衝撃的な姿に「キモイ」「コワイ」などの声が続出している。

キャラクター候補は、北斗市の新幹線開通に伴い、公立はこだて未来大学学部3年による北斗市ご当地キャラクターのデザインプロジェクト「HOCTORY」で制作された。今年春以降、ご当地キャラクターの調査分析、フィールドワーク、小学校でのワークショップを経て、多数のキャラクター案を制作、その中から5つのキャラクター候補を提示し、11月1日から14日の約半月間で市民投票を実施した。

候補となった5体は以下の通り。

ほっちゃん:頭にトマト・耳やしっぽに桜・服装にネギをモチーフにしたかわいい女の子
ほく坊:トマトと北斗市カラーからイメージしたおっとりした男の子
ホッキーずーしー:ホッキ貝と米をモチーフにした意味不明のイキモノ
サクラカメカメ・サクラカメ:松前藩戸切地陣屋の桜をモチーフにしたピンク色のチアリーダー
やすお:頭はホッキ貝漁に使用されているヤスをモチーフにしたキャラ

北斗市によれば投票総数は8951票。最も少なかったのはサクラカメカメ・サクラカメで471票、4位はやすおで831票、3位はほっちゃんで2322票、2位はほく坊で2333票、そして1位に輝いたのはホッキーずーしーで2914票となった。得票率は32.6%であった。

誕生にあたり、ずーしーという語が重要であることや、類似名称があることが判明したことから、ホッキーずーしーからずーしーほっきーへ変更。設定は、何を考えているのかわからず、突然四つん這いになるイキモノ。

発表されると早速地元・北斗市や函館市では話題に。その第一印象はこわく、目や手足のおかしさが半端ない。キモイ、コワイ、夢に出てくる、ウーパールーパー、目がいっちゃってる、などの意見が多い。初見であることからその魅力はいまいちわからないが、見慣れてくれば多少はかわいく感じられるのかもしれない。

今後は着ぐるみを製作し2014年春ごろに登場、
2位~5位の残りの4体は、ずーしーほっきーを支えるキャラクターとして活用を検討しているとのこと。かわいらしいキャラクターがずーしーほっきーを一体どのように支えるのだろうか、見当もつかない。また、キモイ・コワイと評判の北斗市ご当地キャラクター「ずーしーほっきー」は着ぐるみになってもこわがられるのか……。来春が楽しみである。(画像:北斗市より)