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利尻島鴛泊港に新フェリーターミナル完成間近! タラップ乗降廃止へ

編集部
Written by 編集部

利尻島鴛泊港に新フェリーターミナル完成間近! タラップ乗降廃止へ 【利尻富士町・礼文町・稚内市】 最北の島々である利尻島・礼文島のフェリーターミナルで新築・増築の動きが加速している。2014年3月22日には利尻島・鴛泊港に新築中のフェリーターミナルがいよいよ供用開始。礼文島・香深港のフェリーターミナルは増築が予定されている。2008年には稚内港フェリーターミナルが新築されており、利礼航路では近代化が進んでいる。

利尻島鴛泊港には島内初のエスカレーターも

利尻島の海の玄関口である鴛泊港では、2012年6月に整備を開始。旧フェリーターミナルを取り壊し、新たなフェリーターミナルを建築している。理由としては、旧ターミナルビルが1982年建築で老朽化が激しく、バリアフリーに対応する必要があったため。悪天候時には屋外パッセージで乗船待ちをしたり、可動式タラップを利用しなければならなかったため、不便が生じていた。

▼現在は仮設ターミナルでタラップ乗降
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新しいターミナルビルは、白い壁を基調とした鉄筋コンクリート二階建て。延べ床面積は旧ビルの1096.68m2から2077.38m2へ約二倍となる。2階を待合ロビーとし、フェリーと直接つなぐことで、車椅子でも風雨に当たることなく乗降可能となる。そのために、フェリーの二等客室階層に乗降用の扉を新設し、ターミナルビル待合ロビーとを固定式の連絡橋(可動床、「ボーディング・ブリッジ」)で接続する。

ビル内にはエレベーターと、島内初となるエスカレーターが設置され、1階と乗降する2階とを結ぶ。1階に観光案内所、2階にはレストランとカフェが入居する予定で、ネット環境も完備。2階の大きな窓からは利尻富士も一望可能だ。

▼左:南側から見る新ビル。▼右:海上から見る新ビル
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建築が進む新ビルを横目に、鴛泊に住む島民からは「近代的すぎて利尻島に似つかわしくない」との声も聞かれたが、フェリー利用客は待ち遠しいといった感じであった。愛称「海の駅・おしどまり」が付けられた利尻島鴛泊港の新フェリーターミナルビルは、2014年3月22日供用開始予定。

礼文島香深港でもブリッジ整備

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一方で、1989年に竣工した礼文島の海の玄関口・香深港フェリーターミナルでは増築・耐震化を計画している。鴛泊港と同じく、天候に左右されずフェリーに乗降できるボーディング・ブリッジを新設する予定。こちらは2015年度供用開始が予定されている。

利尻・礼文にもバリアフリー化・近代化の波が押し寄せており、利用客にとっては利便性が増す一方で、両島では利尻島・沓形港を除いて、タラップ乗降が見られなくなる日が近いようだ。

▼2008年竣工の稚内フェリーターミナルは一応バリアフリー化したが、現時点ではブリッジ接続はしていない
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