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授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」

編集部
Written by 編集部

授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」

【北見市】「さぁはじまりましたよ、まりもえお!北海道のぴちぴちの女子高生三人組がお送りする番組です!」。これが、2005年11月11日に誕生した、北見の女子高校生3人によるポッドキャスト番組「まりもえお!」の第一声だった。内容は北海道のこと、いまどきのことなど様々。ネット上での配信ゆえに全国・海外からリスナーが集まり、その面白いトークで人気を博した。

それから8年余りたった2014年2月、20代になった3人にとって記念すべき100回目となる配信を迎えた。個人グループでこれだけ長く続けているポッドキャスト番組は、道内では珍しい。北海道発の「まりもえお!」は、どのようにして生まれ、いかにして今まで続けてこられたのか。メンバーの一人で発案者である りえさんに話を聞いた。

ふと授業中に思い付いて始まった「まりもえお!」

▼写真:2006年1月、高校時代に使っていたマイク

授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」 同じ高校の放送部だった3人が2年生の時、ネットにポッドキャストがあると知り始まった。発案は、もともとラジオっ子だった りえさん。ポッドキャスト配信は、ふと授業中に思い付いたという。たまたま学校に機材も揃っているし、やってみない?と、放送部のほかの二人、まおさん、もえさんを誘い、その日の放課後に収録、夜に公開した。タイトル「まりもえお!」は、3人の名前「まお」「りえ」「もえ」をもじってつけた。こうして、長い長い「まりもえお!」の歴史がスタートしたのだった。

3人ともラジオが好きでラジオの土台を持っていたので、番組配信はスムーズに始まったという。番組内容は、当初から北海道モード全開で差別化をはかり、早くも2回目配信から北海道の方言を取り上げた。3人の配信はテンポの良い女子トークが特徴で、ボケ・ツッコミ・その他がバランス良い3人であることから、ネプチューンみたいとも言われてきた。そんな「まりもえお!」は、雑誌で「女子高生の会話を盗み聞きしている気分になれる」と紹介された過去も持つ。

番組は、配信開始から3ヶ月でリスナーがついてきて、見える形で成果が見え始めた。次第に、ポッドキャスト番組ランキング上昇を目指すようにもなった。番組自体は、卒業後メンバーの環境が変わったことなどを理由に2007年にいったん休止したが、3人のネット環境が整い、遠隔地にいても収録することが可能になったことから、2010年に再開を果たした。

3人の成長を見守るリスナーに支えられ

授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」 配信開始当初から全国の男性たちがよく聴いてくれて、今でも熱心に聴いてくれているリスナーもいる。昔は「バレンタインの話」など高校生らしいテーマが多かった。しかし今では、「ビアガーデン」の配信をすれば、「お酒を飲めるようになったんだね」と言われ、娘のように成長を見守ってくれているという。

「過去の配信をリピートして聴いてくれていたり、私達が忘れている配信について『この回が好きです』と言ってくれたりする。修学旅行などで北海道に行く人から『北海道の見どころは?』と聞かれたり、北海道に興味を持ってくれるきっかけになっているのは嬉しい。休止・再開しても、聴いてくれている人がいるのは奇跡だなと思って心強い。リスナーがいないとここまで続けてこられなかったと思うので、感謝している」と りえさんは話す。

100回を迎えた今、当時と気持ちは変わっていないが、いい意味で落ち着きが出てきたし、ここまでできたのはすごいといつも3人で話しているという。「自分たちがしゃべって楽しいのが大事。勢いも大事。これからも今のまま、マイペースで進めていければいい。とりあえず東京オリンピックまでは続けたいと思っています(笑)」。

いま振り返る、メンバーそれぞれの思い出とコメント

りえ:「まおの硫黄山発言に衝撃」
授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」 盛り上がった、いいね、と言われるのは、即興ドラマの回です。テーマをリスナーに送ってもらい、まおがサンタクロース、子がりえ、もえがナレーターを担当しラジオドラマを配信しました。この回は反響がよく、3人の中でも、リスナーの間でも、思い出深い回となっています。あと、「初デートどこに行く?」回で、まおがなぜか「硫黄山(弟子屈町)に行きたい」と言ったのは衝撃でしたね。

もえ:「海外のリスナーともっとやりとりをしたい」
授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」 思い出の回は記念すべきファンマガさんコラボ第一回「ガラナ」の回。通常回と比べ若干緊張して空回っているのが新鮮です(笑)。道産子ポッドキャスターながらいつも勉強になります。もうひとつ第42回。高校卒業後、長期休業しておきながら特に開始告知もせずフッと始まり、その後も不定期更新なところが「まりもえお!」らしいと思います。

田舎の女子高生が始めたラジオごっこが8年後、このような形で皆様のもとに届くとは思いもよらないことでした。これから先何年経とうと、北海道を離れようと、北海道が好き、番組を大切にしたい、という気持ちは変わらないだろうなと感じています。リスナーの皆様、お付き合いのあるポッドキャスター様、そしてまおとりえに感謝しながら、今後も私たちのペースで配信を続けていきたいです。これからは、特に海外の方は以前から聴いていただいているとわかっていながらなかなかコンタクトを取れなったので、今後はもっとやりとりできたらと考えています。私たちの声から日本を知り、北海道を知り、ファンになってもらえたら嬉しいです。

まお:「『まりもえお!』は人生のスパイス」
授業中に思い付き 始めて100回! 道産子女子3人組の番組「まりもえお!」 思い出の回は「クリスマス」回。あれは酷くて、それで記憶に残っています。 いつも、りえ、もえ、ポッドキャスターの皆さんにお世話になっております。あの冬の日、2人に拉致られなければこんなに楽しく素敵な出来事と出会うことはありませんでした。この3人の集まりはやっぱり楽しいです。人生のスパイスだと思っています。りえ、もえ、いつも編集ありがとう。切りにくいところもしっかり編集してくれて助かります(笑)。わたしたちの話を聞いてくださって、面白いと言っていただけることが、恐れ多くも続けていくエネルギーになっています。これからは、定期でなくとも、3人集まってあーだこーだ、話したいことで盛り上がっていければいいと思います、自然体で。皆様、これからもよろしくお願いします。


まりもえお!公式ブログはこちら

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