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蘭越町民らが電子書籍38冊を一斉出版! 著者は13歳から85歳まで

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蘭越町民らが電子書籍38冊を一斉出版! 著者は13歳から85歳まで 【蘭越町】 町民や町にゆかりのある人たちが書いた電子書籍38冊が2014年3月1日に出版される。同日夕刻には町民センターで出版記念会も開催。インターネット上で無料配信されるほか、町内の図書館にも製本された書籍が置かれ閲覧可能。電子書籍を使った全国的にも珍しい取り組みについて、らんこし作家デビュー・プロジェクトの琵琶博之さんに話を聞いた。

小説から写真集まで―様々な角度から町の魅力発信に

同プロジェクトは2013年11月6日に実行委員会を立ち上げスタートした。背景には、電子書籍サイトで本の出版が格安でできたり無料配信できる時代となったことがある。「住民の頭の中を形にまとめて情報発信できないかと常に考えていた」と琵琶さんは話す。出版により町民の自己実現や、住民同士の交流にもつながるのではないかとの思いが、実現へ動かした。

蘭越町民らが電子書籍38冊を一斉出版! 著者は13歳から85歳まで 同年12月に参加希望者を集めた説明会を実施、原稿締切が今年2月までと短期間であったが、結果的に38作品が集まった。内容は、小説、写真集、イラスト、俳句、自分史、ノンフィクション、活動紹介など多岐にわたる。中には、蘭越町に住民手作りのワイナリーができるまでを追ったもの、町で活動するキャラクター・シャケ武士のイラスト集、13歳が撮影した蘭越のまち写真集、町のイケメンファーマーズ図鑑などがあり、蘭越を知ることのできる内容も。概ね20ページ程度の本が多いが、250ページにも及ぶ長編もあるという。

著者の年代も、下は中学1年生から、上は85歳までと幅広い。蘭越町民が参加した著作は25作品で、それ以外は、町出身者が3作品、町外が10作品。町外在住者・団体の著作でも、町内の土地を管理し自然保護活動をしていたり、議員インターン生で町の活性化に貢献していたり、作中に登場する人物が蘭越町出身の設定にしているなど、何らかの町との関わりを持っている。「町内限定にせず町に関連する人たちを巻き込むことで、様々な角度から蘭越町の魅力発信につながる」(琵琶さん)。

町民らが作った力作の数々は、2014年3月1日に電子書籍サイトで無料配信される。また、同日の出版記念会では蘭越町長に完成した本が進呈され、町の花一会図書館に寄贈される。住民有志でやっていることもあり、今後継続する予定はないが、公開後1ヶ月間の閲覧数は4月上旬に公表する予定。

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